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2022年「早いうち」登場の新モデル11選 序盤からミニバン&スポーツモデルがアツい

掲載 更新 12
2022年「早いうち」登場の新モデル11選 序盤からミニバン&スポーツモデルがアツい

「早いうち」登場のモデルは?

あっという前に2021年が終わり、気が付けば2022年。

【画像】早いうち新車【どんなモデルが出る?】 全211枚

今回は、年明けから春、そして初夏に向けて登場する予定の注目ニューカマーをチックしてみよう。

「2021年春」の発売に向けて、1月7日にデザインをはじめとする情報を公開するとアナウンスしているのがホンダ「ステップワゴン」の新型だ。

フルモデルチェンジで6代目となる新型ステップワゴンは、1周まわって初代や2代目を彷彿とさせるスクエアなデザインになる見込み。

バリエーションは従来までの「標準タイプ」と上級エアロ仕様「スパーダ」の2本立てから一転、スパーダに加え、標準タイプに代わって「エア」という新しいタイプの登場が公式ウェブサイトで予告されている。

エンジンは引き続きハイブリッドの「e:HEV」とガソリン車になるだろう。

この12月まで生産していたステップワゴンは「わくわくゲート」など独自のアイデアが光っていたものの、ライバルとなるトヨタ「ノア」、「ヴォクシー」や日産「セレナ」に対して販売面では劣勢だった。

そんな状況からフルモデルチェンジでどこまで形勢を立て直せるかが注目どころだ。

1月7日にスタイルなどが公開されたのち、1月15日と16日に開催されるイベント「東京オートサロン」では実車を展示することになっている。

今年はミニバン界がアツい

偶然にも、ステップワゴンの直接ライバルであるトヨタ「ノア」と「ヴォクシー」も年明けのモデルチェンジが予定されている。

すでにトヨタの公式ウェブサイトでは「COMING SOON…」として両車の顔つきのイメージ写真を公開している。

ノアはあのスマートな草食系だった頃の面影を感じさせないほどに挑発的に、ヴォクシーはヘッドライトの位置をバンパーまで下げるなどひときわ過激になった表情に凄味を感じる。

パワートレインは1.8Lエンジン+モーターのハイブリッドと2.0Lガソリンの構成が継承されるが、前者はシステムが大幅進化して燃費性能が大幅向上、後者は最新のダイナミックフォースシリーズのエンジンとなり動力性能がレベルアップ。

見た目は過激に、室内は上質に、そして燃費&動力性能アップと新型が全方位の進化を果たすことになるだろう。

東京オートサロン開催直前のタイミングで正式発表がおこなわれ、東京オートサロンにはノーマルとともにドレスアップした新型ノアとヴォクシーが並ぶことになるはずだ。

ターボのZが帰ってくる

そして東京オートサロンといえば、スポーツカー好きが注目するあの新型モデル市販型の実車が公開されるはずだ。

日産「フェアレディZ」である。

注目はなんといっても400psをオーバーするターボエンジンの搭載。「ターボのZ」がひさしぶりに帰ってくるのだ。

現行Zは排気量3.7Lの自然吸気エンジンだが、新型は排気量3.0LのV6ターボとなり、最高出力は現行の336psから約2割も上がるのだから期待しないわけにはいかない。

そしてもう1つの大きなトピックが、そのターボエンジンにMTを組み合わせること。

実は新型Zに搭載されるVR30DDTT型エンジンは「スカイライン400R」にすでに搭載されているので目新しいものではない。

しかし、スカイライン400RではトランスミッションがATに限定にされるのに対して、新型Zは6速MTも用意されるのがホットトピック。

VR30DDTTは単にパワフルなだけでなく、レスポンスやサウンド、そして高回転のパンチ力といった官能性でドライバーを虜にする魅力に満ち溢れた艶っぽいユニット。それをMTで味わえるとは、なんという幸せ。

そしておそらく、日産にとってモーターを組み合わせないコンベンショナルな高性能エンジンを搭載したスポーツカーはこの新型Zで最後となるだろう。

そういう意味でも、注目するなというほうが無理だ。

待望のMTモデルが登場?

「東京オートサロン」そして「スポーツカー」といえば、ホンダ「シビック・タイプR」の新型も東京オートサロンに展示されることがホンダから発表されている。

ただしスッピンではなく偽装ラッピングを施した状態とのことだが、こちらも夏前には正式発表になりそうだ。

なお、ホンダは「NSX」の最終モデルとなる「NSXタイプS」の生産も2022年から始める。

東京オートサロンではその実車(まだ試作車しか存在しない)が展示される可能性も高いだろう。

そしてさらに2台、夏までに登場がうわさされているスポーツカーがある。

スバル「WRX STI」とトヨタ「スープラ」のMTモデルだ。

前者は先日発売された「WRX S4」の高性能版で、日本仕様のWRX S4には設定のないMTを組み合わせることになるだろう。

またスープラもMTモデルも、市場からの期待が高い1台。

いずれも新型フェアレディZと同様に、「モーターを組み合わせないピュアエンジン車として最後の世代」となる可能性が高いからスポーツカー好きは「購入する覚悟」の準備に取り掛かりたいところだ。

こうして並べてみると、2022年はスポーツカーにとって当たり年となることは間違いない。

いずれも将来の中古車価格高騰は免れないだろう(だから新車価格が高額でも買って損はない?)。

SUV界は新パワートレインに注目

2022年前半はSUVにも大きな動きがありそう。

注目は年明けすぐの「レクサスLX」正式発表に加え、夏前には待望の日産「エクストレイル」がフルモデルチェンジ、そして話題のFRプラットフォーム第1弾としてマツダ「CX-60」が発表されそう。

エクストレイルは1.5Lの3気筒ターボエンジンを組み合わせた次世代「eパワー」を搭載するのも注目だ。

また、注目のパワートレインといえばついにマツダ「MX-30」のハイブリッド仕様に組み合わせる発電用としてロータリーエンジンが復活するのも楽しみなところ。

2022年は、古典的価値観のスポーツカーの当たり年となりそうな一方で、今後の主役を担うことになるかもしれない新しいパワートレインが登場する。

それも2022年にデビューする新車の大きな話題となるのは間違いないだろう。

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みんなのコメント

12件
  • 混雑してる合流地点で交互に入っている中、頑なに他車への進路を妨害する自己中は大体ヴォクシー説。
    トイレが近いのかドンキホーテにでも急いで向かってるのかな?笑
  • エクストレイルは今更モデルチェンジしたとこで現行型の発売時みたいには売れないだろうね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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