MotoGP第18戦タイGPの決勝で、マルク・マルケス(グレシーニ)は優勝を争いながらも転倒でそのチャンスを失った。彼は速さがありつつも、今回は忍耐が足りなかったとも振り返った。
マルケスはタイGP初日を好調にスタートさせると、2日目も速さを発揮。ただ予選では転倒があり、5番グリッドに留まった。
■今季9勝目マークのバニャイヤ「ウエットでの勝利が大きな自信になった」逆転タイトル獲得に向けモチベーション十分
決勝レースはこの週末初めてのウエットコンディションで争われることになったが、ここでマルケスは4位に終わったスプリントとは異なり優勝を争う速さを見せた。
レース中盤にかけてマルケスは先頭のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)へ接近。オーバーテイクを狙った。
ただマルケスが2度目のオーバーテイクを仕掛けたあと、15周目にターン8の縁石に乗り上げたことで転倒。これで優勝争いのチャンスを失ってしまった。マルケスはレースを振り返り、勝てる速さはあったと話した。
「今日、僕らは最速だった。でも今考えると、レースのあの時点では忍耐力が十分ではなかったかもしれないね」
マルケスはそう語る。
「バニャイヤを綺麗に抜くことができなくて、とても難しい状況だったのは事実だ。速さはあったから、クリーンなオーバーテイクを狙っていたし、チャンスはまだあると自分に言い聞かせていた」
「それが無理なら、一度タイヤを冷やしてまたアタックしようとしていたんだ」
「2度目のアタックでは僕のほうが速かったし、諦めずに彼についていこうとしていた。でもコーナーで少しだけ広く走ってしまった結果、追いつけなかった。人間だからミスはあるものだし、今回はそれが僕の番だった」
「重要なのはスピードがあることを示せたことだ。そのまま終われなかったのは残念だけどね」
なおタイGPではそのコースレイアウトから、ドゥカティの最新型と2023年型マシンとの間で他のコース以上にライドハイトデバイスによる差が浮き彫りになっている。
しかしGP23に乗るマルケスはこうしたことで、負けたことを正当化しようとはしなかった。
「今日、僕のバイクでも勝つことはできた。マレーシアとバレンシアでも同じ考え方で続けるつもりだし、それから改善されたドゥカティのマシンに乗ることになる」
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