中国人初のF1ドライバーとして、2022年にアルファロメオからF1デビューを果たした周冠宇は、3年目となる2024年シーズンに向けて、チームとの契約締結は「間近だ」と語る。
アルファロメオのチーム代表を務めるアレッサンドロ・アルンニ・ブラビは、来季も現在のラインアップを継続したいと考えている旨を明かしていた。しかし周の来季の契約はまだ確定しておらず、そのシートを狙う“ライバル”も複数人いる。
■なかなか決まらないF1の次期タイヤサプライヤー……ピレリか? ブリヂストンか? そこには複雑かつ様々な理由が
アルファロメオはザウバーを母体としたチームであり、アルファロメオがネーミングライツを買い上げる形でザウバーをスポンサードし、チーム名となっている。しかしこの契約は今季限りで終了し、ザウバーは2026年からのアウディとの提携に向け、体制を整えていく予定だ。
アウディのF1で初のワークスチームとなるだけあって、そのシートには各方面から熱視線が送られており、今や注目度の高いチームのひとつであると言える。
そのシートを狙っている最有力は、ザウバー育成所属のテオ・プルシェールだ。彼は今季FIA F2に参戦しており、最終ラウンドを残してランキング首位に立っている。また、昨年のF2チャンピオンで今季はアストンマーチンのリザーブドライバーを務め、スポンサーのバックアップも厚いフェリペ・ドルゴビッチも、来季ドライバーの候補に挙げられている。
周には、チームが新契約に合意する上でインセンティブとなる大きな資金的余裕はないとの憶測もあるが、彼は新しい契約の締結は間近だと考えている。
「(契約締結は)思っていたよりもちょっと遅れている。ただ、それは僕とチームが最終的なディティールを詰めているからだと思う」と周は言う。
「なぜサインしないのか? それに対する答えはまだない。でも、僕らはそれに関してさらなる話し合いをしているし、締結に近づいている」
また周は、資金不足という噂について次のように反論している。
「僕には個人的なスポンサーもいるし、その噂は知らない。資金面で足りていないとは思えないよ」
「全部チーム次第だったF1での最初の契約とは違うんだ。2回目の契約はもっと細かくなる」
「本気で心配することはない。コース上で見せているモノがパドックに留まるのに値しないとは感じていない」
そして周は、2026年からアウディワークスとなるザウバーに留まるのとが第一目標だとしている。
「今は(残留が)最優先だ。空いているシートは多くない。僕は今のままでいたいんだ」
2024年に向けては、今季のF1ルーキーであるローガン・サージェントの去就が未発表となっており、ウイリアムズの1席が空く可能性がある。
またアルファタウリも2024年のドライバーを決定しておらず、角田裕毅、リアム・ローソン、ダニエル・リカルドのいずれかがドライバー市場に放出されることとなる。
確定済みの2024年F1グリッド:
レッドブル:マックス・フェルスタッペン(2028)、セルジオ・ペレス(2024)
メルセデス:ルイス・ハミルトン(2025)、ジョージ・ラッセル(2025)
フェラーリ:シャルル・ルクレール(2024)、カルロス・サインツJr.(2024)
アストンマーチン:フェルナンド・アロンソ(2024)、ランス・ストロール(実質確定)
マクラーレン:ランド・ノリス(2025)、オスカー・ピアストリ(2024)
アルピーヌ:エステバン・オコン(2024)、ピエール・ガスリー(2024)
ウイリアムズ:アレクサンダー・アルボン(2024)、未確定
ハース:ニコ・ヒュルケンベルグ(2024)、ケビン・マグヌッセン(2024)
アルファロメオ/ザウバー:バルテリ・ボッタス(2024)、未確定
アルファタウリ:未確定、未確定
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みんなのコメント
イタリアが一帯一路政策から離脱するからね。