F1フランスGPでホンダが投入した“スペック3”パワーユニット(PU)には、内燃機関(ICE)とターボチャージャーにアップグレードが施された。ホンダのPU開発を担うHRD sakuraの面々は、自社の航空エンジン部門と2年間仕事を共にしている。それらの共同開発は、昨年後半に投入したMGU-Hの信頼性向上に大きな成果をあげた。
PU開発の指揮を執る浅木泰昭は、ホンダ首脳陣の集まるミーティングの中で、タービンの共同開発が有益であると提案していた。
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ホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治はmotorsport.comに対し、次のように話した。
「航空エンジン自体は(PUと)全く異なっています」
「しかしターボチャージャーとMGU-Hは航空機のタービンと似ています」
「高速回転を利用しているし、空力デザインも必要とします。そこには共通の技術があると思っています」
ホンダの航空ターボファンエンジンであるHF120から受けた影響の中に、ターボチャージャーとMGU-H内部のブレードのデザインの変更も含まれていると考えられている。
ホンダのF1マネージングディレクターを務める山本雅史はこう語った。
「F1の世界だけで働いているので、当然この世界に焦点を置いています」
「ただ、我々は異なる分野の人々からアドバイスをもらい、様々な視点を持つことができています。今回はタービンの空力に関するものでした。新たな視点は我々に改善の本質を教えてくれます」
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