バイコレスは、2021年のFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦するLMH(ル・マン・ハイパーカー)のマシン画像を公開した。
2014年からCLM P1/01でLMP1クラスに参戦してきたバイコレスは昨年、LMH規定が導入されるWEC最高峰クラスへ、マシンを一新して参戦継続する意向を明らかにした。
■プジョー、LMH車両の開発を決定。2022年に耐久レース最高峰に復帰へ
バイコレスは現在、ドイツのグレーディングにある拠点で自社開発作業を進めている。そして今回、”PMCプロジェクトLMH”と呼ばれるマシンを公開。WECに参戦するレーシングカーだけでなく、トラックデイ(サーキット走行)仕様と市販車仕様の画像も併せて公開した。
このマシンはまだ名称が決まっていないが2021年のWECに参戦し、トヨタとグリッケンハウスのLMHマシンや、アルピーヌのLMP1マシンと戦うことになる。
バイコレスは何台体制でWECに参戦するか明らかにしていないが、3月にセブリングでスタートする2021年シーズンの開幕から参戦する準備ができていると予想される。また、バイコレスの市販ハイパーカーは2021年の第1四半期に発売される予定だという。
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