スバルは2023年3月2日、今春発表予定とアナウンスしている新型インプレッサの先行予約を全国のスバル販売店で開始した。パワートレーンとグレード展開なども新たに判明したので紹介しよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/スバル
新型インプレッサの先行受注がついにスタート! パワートレーンは2種類3グレード展開で今春正式発表へ!!
■パワートレーンは2Lガソリンと2Lマイルドハイブリッドの2本
初公開となった新型インプレッサのノーマル仕様のエクステリア。写真は最上級グレードとなるe-BOXER搭載の「ST-H」
今回で歴代6代目となる新型インプレッサは5ドアハッチバックモデルのみとなり、セダンのG4はラインナップからなくなっているのは既報どおり。2023年1月の東京オートサロンで公開されたのはSTI製パーツ装着車だったため、ノーマル仕様の外観が公開されたのは今回が初めて。
新型インプレッサは3グレード構成となっており、2L水平対向DOHCを積むベーシックな「ST」、2Lマイルドハイブリッドのe-BOXERを搭載する「ST-G」と装備充実グレードの「ST-H」を設定している。駆動方式は各グレード、FFとAWDを用意する。
ボディサイズはSTが全長4475×全幅1780×全高1450mm、ST-GとST-Hは全高が1515mmとなる。ホイールベースは2670mm。車重はSTが1380~1430kg、ST-Gが1530~1570kg、ST-Hが1540~1590kgとなる。
最小回転半径は5.3mで、最低地上高はSTが130mm、ST-GとST-Hは135mmとなっている。事実上の兄弟車であるSUVのクロストレックの最低地上高が200mmなのでその低さは一目瞭然だ。
■イメージカラーのサンブレイズ・パールは有料色
今回の新型インプレッサのイメージカラーとなるサンブレイズ・パールは有料色の設定となる。このほかに全9色での展開
パワートレーンはいずれもFB20型2L水平対向DOHCでSTが最高出力154ps/最大トルク19.7kgm、2Lマイルドハイブリッドのe-BOXERとなるST-GとST-Hが最高出力145ps/最大トルク19.2kgmに13.6ps/6.6kgmのモーターがプラスされる。
ボディカラーは、クリスタル・ホワイトパール(有料色)、アイスシルバー・メタリック、マグネタイトグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、ピュアレッド、サファイアブルー・パール、オアシスブルー(有料色)、ホライゾンブルー・パール、新色サンブレイズ・パール(有料色)の全9色展開。
タイヤサイズはSTが205/50R17、ST-GとST-Hは215/50R17。アルミホイールはグレードごとに差別化されており、SGがシルバー塗装、ST-Gがダークメタリック塗装、ST-Hがダークメタリック塗装に切削光輝仕様となる。
今春の正式発表前であるため、スペックの数値などはすべてプロトタイプのものとなるが、クロストレック同様に3眼の新型アイサイトをはじめ、電動2ピニオンパワーステアリング、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)+フルインナーフレーム構造の採用など新技術を採用している。その進化度に期待大だ!
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