GT3勢の好調が目立った公式テスト
4月15日~16日に岡山国際サーキットで開幕を迎える2023年のスーパーGT。今シーズンの勢力図を予想する上のポイントとなる公式テストが、3月11日~12日に岡山国際サーキットで、3月25日~26日に富士スピードウェイで行われた。
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まず3月11日の岡山国際サーキットの初日セッションでは、好天に恵まれ路面もドライコンディション。2回の走行のうち総合でトップタイムをマークしたのは#88 JLOCランボルギーニGT3で、それに#6 DOBOT アウディR8 LMSと#96 K-tunes RC F GT3が続く展開。翌3月12日は、同じく晴天ながら気温&路面温度も上昇しており、前日のタイムこそかなわなかったが#96 K-tunes RC F GT3トップで、#20 SHADE RACING GR86 GTが2位、#88 JLOCランボルギーニGT3が3位に入り、他にも#87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3が初日4位、翌日は5位に入るなどランボルギーニ勢の好調が目立った。
一方3月25日~26日に富士スピードウェイで行われた2回目の公式テストは、両日ともウェットコンディションであったが、初日は今年2シーズン目の参戦となる#7 Studie BMW M4がトップタイムをマーク、#6 DOBOT アウディR8 LMSが2位、#18 UPGARAGE NSX GT3が3位となった。そして翌26日のトップは#52 SAITAMATOYOPET GB GR Supra GTで、2位に#62 SUBARU BRZ R&D SPORT、3位に#18 UPGARAGE NSX GT3が入っている。
この2回の公式テストで注目したいのは#18 UPGARAGE NSX GT3だ。ドライコンディションの岡山では初日7位で2日目が4位、ウェットの富士では、初日&2日目で3位に入っているなど、サーキットの特性とともにドライ&ウェットでも安定して上位のタイムを叩き出しているのは、戦闘力が高いことの証であろう。
とはいえ岡山での公式テストでは、トップから1秒以内に17~18台がひしめき合うなど、今シーズンも混戦が予想される。
いよいよ今週末、岡山国際サーキットで開幕を迎える今シーズンのスーパーGT300クラスの初陣を飾るのは果たしてどのマシンなのか? 注目したい。
スーパーGT公式HP https://supergt.net/
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