MotoGP2021年シーズンの第3戦、ポルトガルGPの予選がアルガルヴェ・サーキットで行なわれた。ポールポジションを獲得したのはヤマハのファビオ・クアルタラロだった。
スズキのジョアン・ミルや、復帰戦を戦うマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)らが参加したQ1ではサプライズがあった。9ヵ月ぶりのMotoGPバイクでの走行となっているマルク・マルケスが、ミルの後追いで記録したタイムではあるが、1分39秒253をマークしてトップに立ってみせたのだ。
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Q2進出のかかる上位2枠をめぐり、ミルとマルク・マルケスは最後までアタック。タイムこそ更新はしなかったが、マルケスは復帰初の予選Q1を堂々のトップタイムで通過するという、さすがの走りを披露した。ミルも2番手タイムでQ2へと駒を進めている。
なおマルク・マルケスの弟であるアレックス・マルケス(LCRホンダ)は3番手タイムで、わずかにQ2進出には届かなかった。
Q2に進んだマルク・マルケスだが、彼は右腕の状態を気にする様子を見せており、残り時間5分を切るまではピットで待機。最後のワンアタックにかけることを選んだ。
コース上では次々にアタックが行なわれ、タイムが続々と更新されていくが、Q2前半はファビオ・クアルタラロがトップでの折り返しとなった。
後半のアタックでは、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)がレコードタイムを更新する1分38秒494という驚きのタイムをマーク。一気に首位に躍り出た。しかしこのアタックは、不運にもミゲル・オリベイラ(KTM)が転倒した後のイエローフラッグ掲出時にマークしたタイムだったために抹消。幻のポールポジションとなり、バニャイヤは最終的に11番手となった。
バニャイヤのタイムが抹消された結果、クアルタラロが繰り上がりで首位になり、今季初ポールポジションを獲得した。2番手はスズキのアレックス・リンス。3番手にはプラマックのヨハン・ザルコが続いた。
マルク・マルケスはセッション終盤のアタックにかける展開となったが、1分39秒121をマーク。その後再びアタックを試みたが、これはうまくいかなかった。とはいえ6番グリッドを確保し、復帰初戦ながらセカンドロウにつけた。
またLCRホンダの中上貴晶は初日の転倒で鎖骨を痛めてしまったことが影響し、予選を欠場。ノータイムとなった。18日の決勝レースへの参加可否は当日朝に判断を下す予定とチームは説明している。
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