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ホンダが「最大15.9万円」の値上げへ 「原材料費&物流費の高騰」理由に高くなる「4車種」は一体どれだ!?

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ホンダが「最大15.9万円」の値上げへ 「原材料費&物流費の高騰」理由に高くなる「4車種」は一体どれだ!?

■人気の4車種が「値上げ」実施へ

 ホンダは2024年6月3日、「ステップワゴン」「ZR-V」「N-WGN」「N-ONE」の主要4車種で、同年7月4日に価格改定を実施すると発表しました。
 
 改定の理由についてホンダは、「原材料価格や物流費の世界的な高騰に伴うもの」としています。

【画像】えっ...! これが「値上げ一覧表」です(50枚以上)

●ホンダ「ステップワゴン」

 ステップワゴンは1996年5月から発売されているミニバンで、現行モデルとなる6代目は2022年5月にデビューしました。

 直線基調なエクステリアが特徴だった初代や2代目に通じるスタイリングへと原点回帰し、シンプルでクリーンなデザインへと生まれ変わりました。

 ボディサイズは全長4800-4830mm×全幅1750mm×全高1840-1855mmと、歴代モデル初の全車3ナンバーとなったものの、初代から続くコンセプトを踏襲しています。

 空間効率の高い箱型のデザインにより、四角く広々とした室内を確保できるほか、内装デザインなどにも配慮を加え車両の感覚をつかみやすくするなど、運転がしやすいようにも配慮されています。

「AIR」の現行価格(消費税込、以下同)は305万3600円(7人乗り/FF)から345万9500円(8人乗り/e:HEV)までとなっており、改定後は316万9100円から3,575,000円と11万5500円の値上げとなります。

 また、エアロパーツを装備した「SPADA」の現行価格は331万2100円(FF)から391万2700円(e:HEV PREMIUM LINE)までとなっており、改定後は346万6100円から406万6700円と15万4000円の値上げとなります。

 その他、福祉車両である「車いす仕様」や「サイドリフトアップシート車」も価格改定され、FFは12万5000円、4WDは10万5000円の値上げとなります。

■【改定】ほかの3車種はどう値上げされる?

●ホンダ「ZR-V」

 ZR-Vは、現行「シビック(11代目)」をベースとしたSUVで、同社のコンパクトSUV「ヴェゼル」よりもひと回り大きいモデルとして、2023年4月に発売されました。

 エクステリアは、バーチカル縦グリルと横長でシャープなヘッドライトを採用するなど、スタイリッシュで高級感のあるデザインが特徴です。

 一方インテリアは、左右に伸びやかに広がるインストルメントパネルを備えるほか、運転席と助手席の間には中空タイプのコンソール(ハイデッキセンターコンソール)を配置し、パーソナル感のある前席を生み出しています。

 さらに、インテリアにガラスパールを用いた「パール調プライムスムース」を採用し、光を取り込んだときに輝きによる色の変化が車内を彩り、高級感ある内装の仕立てとなっています。

 現行価格は304万9200円(X/FF)から434万7200円(e:HEV Z 特別仕様車 BLACK STYLE/4WD)までとなっており、改定後は320万8700円から450万6700円と、15万9500円の値上げとなります。

■【改定】あの人気の軽自動車も…

●ホンダ「N-WGN」

 N-WGNは、ホンダの軽自動車ラインナップ「Nシリーズ」の1つで、現行モデルとなる2代目は2019年7月18日にデビュー。

 軽用車の新しいベーシックを目指し、居住性、安全性、燃費性能、デザイン、走りのすべてを高い次元で備えたハイトワゴンクラスの軽乗用車として開発されました。

 エクステリアは標準ボディと、専用のフロントマスクやエアロパーツを装着する「カスタム」から選択可能です。

 また2022年9月に実施されたマイナーチェンジでは、安全運転支援システム「Honda SENSING」の新機能となる「急アクセル抑制機能」をホンダ車として初採用したりなど、ポップなデザインのみならず最新の安全装備も兼ね備えています。

 標準ボディの現行価格は131万7800円(G/FF)から172万2600円(L 助手席回転シート車/4WD)までとなっており、改定後は134万4200円から175万4500円と、Gが2万6400円、Lが2万8600円、特別仕様車STYLE+ BITTERと助手席回転シート車は3万1900円の値上げとなります。

 またカスタムの現行価格は168万4100円(FF)から191万7300円(ターボ)までとなっており、改定後は173万6900円から197万100円と5万2800円の値上げとなります。

■【改定】残り1車種はどう値上げされる?

●ホンダ「N-ONE」

 N-ONEはホンダ初の量産軽乗用車として1967年にデビューした「N360」をオマージュしたクルマで、ホンダの軽自動車ラインナップ「Nシリーズ」の1つです。

 現行モデルとなる2代目は、2020年11月にデビューしました。

 エクステリアは丸目のヘッドライトを始め、レトロかつモダンな雰囲気を演出。

 インテリアは水平基調なデザインのインパネに、充電用USBジャックや各種収納も使いやすい位置にレイアウトされ、実用性も配慮されています。

 グレードは、自然吸気エンジンの「オリジナル」と「プレミアム」、そしてターボエンジンの「プレミアムツアラー」と「RS」の全4グレード展開。

 オリジナルの現行価格は166万2100円(FF)から187万5500円(特別仕様車STYLE+ URBAN/4WD)までとなっており、改定後は173万4700円から194万8100円と7万2600円の値上げとなります。

 プレミアムの現行価格は184万2500円(FF)から208万5600円(Tourer/4WD)までとなっており、改定後は193万0500円から217万3600円と8万8000円の値上げとなります。

 RSの現行価格は206万2500円となっており、改定後は216万400円と9万7900円の値上げとなります。

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みんなのコメント

31件
  • xwx********
    庶民に買えるクルマがどんどん無くなっていく。
  • a23********
    ミドルクラスが買えなくなっていく。貧しい国ニッポン。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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