市販車最速? 速すぎてドラッグレース「出禁」
ダッジは、由緒ある6.2L V8スーパーチャージャーに最後の別れを告げるため、チャレンジャーのニューモデル「チャレンジャーSRTデーモン170」を発表した。
【画像】6.2L V8が吼えるマッスルカー【ダッジ・チャレンジャーSRTデーモン170を従来モデルと写真で比較】 全46枚
ヘミエンジンに一連のアップグレードを施し、E85燃料(エタノール85%、無鉛ガソリン15%)で走行した場合の出力を1025psと130kg-mに高めている。従来のE10燃料では900psと112kg-mに低下する。
スーパーチャージャーも改良され、インテークは大型化し、プーリーは3.02インチに小型化、ブースト圧は40%アップの21.3psi(1.47bar)となっている。また、「パワーチラー」システムにより、エアコンをスーパーチャージャーに迂回させ、最適な温度を維持することができる。
チャレンジャーSRTデーモン170は、ドラッグレースで0-400m(1/4マイル)をわずか8.91秒で駆け抜け、243km/h(151.17mph)を記録するほどの実力を備えている。メーカー純正の量産マッスルカーとして初めて0-400mで8.0秒台を達成したことになり、NHRA(全米ホットロッド協会)からロールケージとパラシュートなしで走るドラッグレース出場を禁止された。
また、ダッジは0-97km/h加速において市販車最速となる1.66秒を記録したと主張している。参考までに、これまでの記録保持車であるアスパーク・アウルは1.7秒、リマック・ネヴェーラは1.95秒、ブガッティ・シロン・スーパースポーツは2.4秒(0-100km/h加速)である。
ダッジのティム・クニスキスCEOは「ヘミ・マッスル・カーの時代の終焉を記念して、すべてのガバメントを外し、ファクトリー・クレイジーなパフォーマンスの新しいベンチマークに到達しました」と述べている。
「しかし、このような速さは巨大なエンジンだけによるものではありません。315mm幅のミッキートンプソン製ラジアルタイヤと新しいサスペンションモード『ドラッグ』が、そのパワーを路面に伝えるのに貢献しています」
リアエンドもアップグレードされ、2018年のチャレンジャーSRTデーモンより53%強化された新しいアクスルや、強度を30%高めた新しいプロップシャフトが採用されている。
エクステリアの変更点は少ない。フロントのホイールアーチエクステンションを削除して7kgの軽量化を図ったほか、ラックス・エンタープライズ製のカーボンファイバーホイールをオプション設定した。
その他、「170」のバッジや、ボンネットおよび車体上面のサテンブラック仕上げ(オプション)が用意される。
インテリアでは、運転席のみの設定も可能だ。「Demon」のバッジを装着し、車両識別番号(VIN)の詳細が記載される。
チャレンジャーSRTデーモン170は、3300台の限定生産で、すべて北米向けに販売される予定だ。3000台が米国、300台はカナダ向けとなる。
価格は9万6666ドル(約1280万円)で、これは聖書に登場する「獣」の数字にちなんだものだ。
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