8月13~14日、2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”の最終ラウンドとなるソウルE-Prixが韓国ソウルで開催され、第15戦はミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)、第16戦はエドアルド・モルタラ(ロキット・ベンチュリ・レーシング)が優勝を飾った。
そしてドライバーズタイトルはリードを守りきったストフェル・バンドーン(メルセデスEQフォーミュラEチーム)、チームタイトルは今シーズン限りでの参戦終了を発表しているメルセデスEQフォーミュラEチームが獲得している。
自身初のフォーミュラE王者に輝いたバンドーン「この瞬間を楽しみ、来年また強くなって戻ってくる」
ついにシーズン最終ラウンドを迎えたフォーミュラEシーズン8。戦いの舞台はフォーミュラE初開催となる韓国ソウル。まず初戦となる第15戦はウエットコンディションのなかで幕を上げた。
そのスタートではポールポジションを獲得したオリバー・ローランド(マヒンドラ・レーシング)のダッシュが遅れ、2番グリッドのルーカス・ディ・グラッシ(ロキット・ベンチュリ・レーシング)、3番グリッドのミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)がローランドをかわし、オープニングラップはエバンスが先頭に立つ。
1周目の最終コーナーでは、セバスチャン・ブエミ(ニッサンe.ダムス)、オリバー・アスキュー(アバランチ・アンドレッティ・フォーミュラE)、アンドレ・ロッテラー(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)、ダン・ティクタム(NIO 333フォーミュラEチーム)、オリバー・ターベイ(NIO 333フォーミュラEチーム)、ニック・キャシディ(エンビジョン・レーシング)、ノーマン・ナト(ジャガーTCSレーシング)、ニック・デ・ブリース(メルセデスEQフォーミュラEチーム)の複数台が巻き込まれる多重クラッシュが発生。これでレースは45分間の赤旗中断となる。
多重クラッシュではデ・ブリースのマシンがブエミのマシン下に入り込むシーンも見られたが、アクシデントに巻き込まれたドライバーは全員無事が確認されている。
レース再開後は比較的平穏な展開となり、エバンスは2番手のローランドにおよそ3秒差をつけて快走をみせる。そしてレース残り3分というところでアレクサンダー・シムズ(マヒンドラ・レーシング)がウォールにクラッシュしてしまいセーフティカーが導入されると、レースはそのままセーフティカーでのフィニッシュが決定。エバンスが優勝、ローランドが2位、ディ・グラッシが3位でチェッカーフラッグを受けている。
翌日の第16戦は土曜日の雨から一転してドライコンディションで争われ、ポールポジションのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチーター)がスタートで好ダッシュをみせて首位をキープしていく。
しかし、3周目には2番手につけるモルタラがダ・コスタをパスしてトップに立つと、ジェイク・デニス(アバランチ・アンドレッティ・フォーミュラE)も続いてダ・コスタをかわし2番手にポジションを上げる。これでダ・コスタは3番手に後退、その後方にはタイトル争いをリードするバンドーンが虎視眈々と上位勢を狙う。
残り22分にはコース上にストップしてしまったマキシミリアン・ギュンター(ニッサンe.ダムス)のマシンを回収するためにセーフティカーが導入される。その再スタートで3番手のダ・コスタが2番手のデニスを狙うも接触してしまい、ハーフスピンを喫しウォールにヒットしたダ・コスタは最後尾まで順位を落とす。
レースはフィニッシュを迎え、優勝はトップを快走したモルタラとなり、2番手でチェッカーを受けたデニスにはダ・コスタとの接触で5秒加算のタイムペナルティが科されることが決定し、3番手でフィニッシュしたバンドーンが2位に繰り上がりフォーミュラEシーズン8のドライバーズチャンピオンに輝いた。
自身初のフォーミュラEタイトルに「ワールドチャンピオンだ! すごいよ!」とバンドーンはレース後に無線で話し、続いて「今までで最高の気分だよ。マシンも素晴らしかったし、チームは素晴らしい仕事をした。僕らが成し遂げたことは特別なことなんだ」とチームに感謝の言葉を述べた。
そしてチームタイトルも計319ポイントを獲得したメルセデスEQフォーミュラEチームに決定し、今季限りでのフォーミュラE参戦終了を発表しているチームが有終の美を飾って『Gen2』規定最終年となるシーズン8はフィナーレを迎えた。
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