現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ポルシェ次期型「911」がいよいよハイブリッド化!? 60年の歴史で初の“電動911”がまもなく登場予定 SNSでの反響とは?

ここから本文です

ポルシェ次期型「911」がいよいよハイブリッド化!? 60年の歴史で初の“電動911”がまもなく登場予定 SNSでの反響とは?

掲載 6
ポルシェ次期型「911」がいよいよハイブリッド化!? 60年の歴史で初の“電動911”がまもなく登場予定  SNSでの反響とは?

改良新型911はどのような進化か、初のハイブリッドバージョンの真相は

 初代ポルシェ「911(901型)」は、1963年に誕生し、水平対向6気筒エンジン、後輪駆動のRRレイアウトは初代モデルから一貫したコンセプトで愛好家から高い支持を得ています。

最高速度315キロ!「ウルス」を軽くブッちぎるSUV「RS Q8-R」が誕生!!

 また、RRレイアウトを採用したことによる、低いボンネットに組み合わされる2眼式丸目ヘッドライトやルーフに向かってなだらかに低くなっていくシルエットも911ならではといえるでしょう。

 基本構成を大きく変えずに1974年に登場した930型では初のターボエンジンモデルの誕生、1997年に登場した996型では初の水冷エンジン搭載など、進化を遂げていきます。

 さらに911はスポーツカーのベンチマークとして君臨するために、レーシングカーに近いパフォーマンスを発揮する「GT2」や「GT3」も誕生させました。

 ほかにも911は、2004年に誕生した997型から2ペダルのデュアルクラッチトランスミッションである「PDK」を採用します。

 PDKはダイレクトにパワーが伝達できるだけでなく、超高速の変速が可能になり、現行モデルではギアチェンジにわずか0.1秒しかかかりません。

 そして現行モデルである「922型」は、CO2削減に対する環境基準や燃費効率向上を目的に、ベース車両はすべて3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンとなりました。

 最高出力は標準モデルの「カレラ」は38馬力(ハイパフォーマンスバージョンのGTSは480馬力)まで高められ、8速PDKを操ることで最高速度は293km/h(GTSは311km/h)に達します。

 またボディラインのベースは初代モデルから継承していますが、全幅は1852mmまで拡大されたぶんのほとんどはリアフェンダーの張り出しで、より洗練されたものとなりました。

 このように進化が止まらないポルシェ911ですが、2024年内に次期型の登場が予定されています。

 今回の次期型ポルシェは、フルモデルチェンジではなく992の第2世代である「992.2型」が濃厚となっています。

改良新型「992.2」の登場は2024年夏?

 992.2型の主な変更点は、フロントバンパーの形状変更があげられます。

 エアインテークが大型化されただけでなく、走行シーンに応じて開口量が電動で調整される仕組みとなりました。

 ほかにも、最大600m先の道路を照らすHDマトリックスLEDヘッドライトが装備される予定です。

 また、インテリアは同社EV「タイカン」のような、運転席からセンターコンソール、助手席側までデジタルディスプレイ化されたものが採用される見通しです。

 そして、911では初である、ハイブリッドが導入されるとされています。

 採用モデルは「GTS」で、ハイブリッドと組み合わされることによって70馬力オーバーに達する見込みです。

 ただし、同社「パナメーラ」で採用されているプラグインハイブリッドは重量がかさむため、シンプルな構成になる可能性が高いです。

このような電動化が進む次期型911の発表にSNSでもさまざまな声で賑わっています。
 
 「フロントにモーターを積んだ4駆ならバランス良さそう」や「電動化によって、ポルシェがより速くなると考えると明るいニュースです」など肯定的な意見が多く見受けられました。 

 ほかにも「重くなりそうだけど、ポルシェの事だから顧客をガッカリさせるような事はまず無いと思います」や「リチウムイオン電池の搭載で回生ブレーキも使えるようになるので、それはそれで面白そう」などハイテクスポーツカーに期待声も寄せられていました。

 一方で「911もハイブリッド、これも時代か」や「速そうだけど面白味に欠けそう」など電動化が進むスポーツカーに対して嘆きのような声も見受けられました。

 さらに「リチウムイオン電池を詰んでしまった時点で、10年後の価値はほとんど無くなる」や「重量増で魅力なし」など否定的な意見も数多くありました。

 また「NA最後のGT3は今後、中古車が超プレ値になるんだろうなぁ」や「電動車を広く売って純エンジン車を高値で売るというのを911の中でもやっていくのかもしれない」などガソリンエンジンモデルの高騰を危惧する声も見受けられました。

※ ※ ※

 次期911のハイブリッド化は2024年夏ごろに実施予定となっています。

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

“MT”搭載のレクサス新型「和製スーパーカー」!? 伝説のモデル「LFA」の後継車! 美しすぎる新型「エレクトリファイドスポーツ」とは
“MT”搭載のレクサス新型「和製スーパーカー」!? 伝説のモデル「LFA」の後継車! 美しすぎる新型「エレクトリファイドスポーツ」とは
くるまのニュース
ついに登場 メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」世界初公開! 初の電気駆動Gクラス「G580」は“その場で旋回”できる機能を搭載!?
ついに登場 メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」世界初公開! 初の電気駆動Gクラス「G580」は“その場で旋回”できる機能を搭載!?
VAGUE
「えっ?」メルセデス・ベンツの最新「Gクラス」は4モーターで“戦車みたいな旋回”を実現!? 実車との初対面で実感!「G580EQ」はすべてが驚異的
「えっ?」メルセデス・ベンツの最新「Gクラス」は4モーターで“戦車みたいな旋回”を実現!? 実車との初対面で実感!「G580EQ」はすべてが驚異的
VAGUE
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
VAGUE
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
AUTOCAR JAPAN
“メルセデス・ベンツの大定番”はどう進化? 新型「Eクラスステーションワゴン」公道での印象は? “人気低迷中のワゴン”でも人気が衰えない秘密とは
“メルセデス・ベンツの大定番”はどう進化? 新型「Eクラスステーションワゴン」公道での印象は? “人気低迷中のワゴン”でも人気が衰えない秘密とは
VAGUE
ポルシェ新型「カイエンGTS」登場! 従来より40馬力アップ 500馬力エンジン搭載のSUVは最高時速275km
ポルシェ新型「カイエンGTS」登場! 従来より40馬力アップ 500馬力エンジン搭載のSUVは最高時速275km
VAGUE
まもなく世界初公開!? BMW新型「X3」が最終テストを終了 人気のミドルSUV 4代目はどう進化する?
まもなく世界初公開!? BMW新型「X3」が最終テストを終了 人気のミドルSUV 4代目はどう進化する?
VAGUE
トヨタ新型「カムリ」発売!  米国で22年連続ベストセラーの最上級FFセダンは最新の“トヨタ顔”を採用し北米市場で登場
トヨタ新型「カムリ」発売! 米国で22年連続ベストセラーの最上級FFセダンは最新の“トヨタ顔”を採用し北米市場で登場
VAGUE
好きなのは「丸目」? それとも「角目」!? ついに発売されたトヨタ新型「ランクル250」のSNSでの評判とは?
好きなのは「丸目」? それとも「角目」!? ついに発売されたトヨタ新型「ランクル250」のSNSでの評判とは?
VAGUE
4モーターで587馬力! Gクラス初のEV「G580」世界初公開 メルセデス・ベンツ "最強" オフローダー誕生
4モーターで587馬力! Gクラス初のEV「G580」世界初公開 メルセデス・ベンツ "最強" オフローダー誕生
AUTOCAR JAPAN
セレブ御用達!? メルセデス・ベンツ「Gクラス」のオープンカーを発見 希少な“4人乗りショートボディ”とは
セレブ御用達!? メルセデス・ベンツ「Gクラス」のオープンカーを発見 希少な“4人乗りショートボディ”とは
VAGUE
これが新時代の「2人乗りスポーツカー」 MG新型サイバースター、約1075万円で欧州発売
これが新時代の「2人乗りスポーツカー」 MG新型サイバースター、約1075万円で欧州発売
AUTOCAR JAPAN
新型「メルセデスAMG GTクーペ」にAMG史上最速モデル「GT63 SEパフォーマンス」世界初公開 最高時速は320km!
新型「メルセデスAMG GTクーペ」にAMG史上最速モデル「GT63 SEパフォーマンス」世界初公開 最高時速は320km!
VAGUE
メルセデス・ベンツGクラスのEVバージョンがついに登場、4モーターであらゆる道を踏破
メルセデス・ベンツGクラスのEVバージョンがついに登場、4モーターであらゆる道を踏破
Webモーターマガジン
6年目にしてPHEVへ! ランボルギーニ「ウルスSE」は「ペルフォルマンテ」と「S」のいいとこ取り!?「北京国際モーターショー」でワールドプレミア
6年目にしてPHEVへ! ランボルギーニ「ウルスSE」は「ペルフォルマンテ」と「S」のいいとこ取り!?「北京国際モーターショー」でワールドプレミア
Auto Messe Web
”ヒーローは遅れてやってくる” V8搭載 新型ポルシェ「カイエンGTS」/「カイエンGTSクーペ」
”ヒーローは遅れてやってくる” V8搭載 新型ポルシェ「カイエンGTS」/「カイエンGTSクーペ」
AUTOCAR JAPAN
マツダ新型「最大・最上級セダン」世界初公開へ!? “流麗”ボディがカッコイイ! 噂の新型「マツダ6」どんなクルマになる!? 中国で近日発表か
マツダ新型「最大・最上級セダン」世界初公開へ!? “流麗”ボディがカッコイイ! 噂の新型「マツダ6」どんなクルマになる!? 中国で近日発表か
くるまのニュース

みんなのコメント

6件
  • 992
    922型の38馬力とか記事を公にする前に誰かチェックせんのか?
    情けない
  • mk5********
    開発当初は完全EVでやるはずじゃ無かったのか?ここに来てハイブリッドとはねぇ
    利権がらみの連中に踊らされてたがEVは主役にはなり得ない事は解りきっていた。
    政治家が綺麗事ぬかして進めた結果 メーカーも大変だなぁと思います
    馬鹿にハサミを持たせたらいけない典型的な例
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1620.04118.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

261.213900.0万円

中古車を検索
911の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1620.04118.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

261.213900.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村