2023年2月3日~6日まで千葉県幕張メッセで開催の「ジャパンキャンピングカー2023」において、大手キャンピングカービルダーのホワイトハウスが、最新作となる新型ステップワゴンのキャンパー「DECK ONE」を初披露した。ノア&ヴォクシーに続く最新作はどんな仕上がりなのか、徹底チェック!
文・写真/ベストカーWeb編集部
新型ステップワゴンの車中泊用キャンパー初披露! ホワイトハウスのポップアップルーフとフラットベッドがヤバい!
■抜群にインテリアが広いステップワゴンは車中泊キャンパーにピッタリ!
ホワイトハウスが製作したステップワゴンのキャンパー
インテリアの広さに関しては、ライバルを圧倒する新型ステップワゴン。そのステップワゴンの室内をどうモデファイしたのか、さっそく見ていこう。
まずは、独自開発のフロント回転対座シートでリビングスペースに早変わり。セカンドシートは純正の場合、ベッドモードにしても完全にフラットにならないがそのわずかな段差をなくした独自開発の簡易フラットクッションを装着。
運転席、助手席シートは回転対座シートに。セカンドシートは純正シートからベンチシートに入れ替えてフラットベッドが出来上がり!
写真を見ればわかるとおり、セカンド、サードシートが完全なフラットに空間になるので、車中泊する場合に最高の空間になる(WEEKENDER、JOYに標準装備)。
電子レンジやシンク、ポータブル冷蔵庫を装備
乗車定員は2-3-3の8名で、就寝定員は大人4名。サードシートを取り外して家具をつけたキャンパーのJOYは、家具をつけたキャンパーでシンクやポータブル冷蔵庫、電子レンジが装備され、ギャレーは伸ばせば外でも使える。このギャレーの上にコンロを置いて料理をすることができるので、非常に使いやすい。
手前のギャレーは伸ばして外で使える
■2ピース構造のポップアップルーフ
大人2人がゆったりと就寝できるポップアップリーフ
ホワイトハウスといえばポップアップルーフ! ポップアップルーフは基礎にあたる安全強化台と実際に持ち上げる軽量化ルーフトップを組み合わせており、圧倒的な強度と安全性に加え、耐久性と耐水性を兼ね備えている。
ベッドボードの就寝は2名で、有効ベッドサイズは1800mm、1060mm、マットサイズは2350mm×1060mm。
ちなみに2ピース構造は、走行時にルーフトップが直接車両に触れることはないため、静粛性にも優れているという。
ラインナップはAIR 8人乗りベースで、標準ルーフとポップアップルーフ仕様車の2種類ある。グレードは「HOT Package」、「WEEKENDER」、「JOY」が用意され、ポップアップルーフ仕様車のみポップアップルーフと室内照明などが装備される「POP」というグレードが設定されている。
ホワイトハウスオリジナルのフロント回転対座シートとサイドテーブル
「HOT Package」はアイドリングストップで車内を快適に暖めるエアヒーターをはじめ、サブバッテリー、CTEK走行充電システム、DC室内ソケット、室内LED照明、全窓プライバシーカーテン(遮光、保温)が標準装備。
「WEEKENDER」はこれに加えて、フロント回転対座シート、セカンドベンチシート(フラットベッド、3人用)、簡易フラットクッション・サードシートが標準装備。
「JOY」は「WEEKENDER」の装備に加えて室内ギャレー(シンク&フォーセット)、電子レンジ&冷蔵庫18L&給排水タンク10L、1500Wのインバーターを標準装備。
価格は標準ルーフの「HOT Package(ガソリン、2WD)」が359万2600円、ハイブリッドが397万6500円、「WEEKENDER(ガソリン、2WD)」が423万600円、ハイブリッドが461万4500円、「JOY(ガソリン、2WD)」が484万6600円、ハイブリッドが523万500円。
ポップアップルーフは、「POP(ガソリン、2WD)」が386万7600円、「HOT Package(ガソリン、2WD)」が441万7600円、ハイブリッドが465万9600円、「WEEKENDER(ガソリン、2WD)」が500万600円、ハイブリッドが538万4500円、「JOY(ガソリン、2WD)」が566万600円、ハイブリッドが604万4500円。
このなかでやはりおススメはポップアップルーフの「WEEKENDER(500万600~538万4500円」。普段使いから週末は車中泊へと、構えることなく使うことができるし、なんといっても乗用ワゴンなので安全装備や乗り心地がそのままという点もいい。
各グレード、様々な装備が選べるので欲しい人はお店の人と相談しながらじっくりと検討するといいだろう。
■2022年7月に発表されたヴォクシーのキャンパー
2022年7月に発表されたヴォクシーキャンパー
最後に出展していたフリードとヴォクシーのキャンパーも合わせて紹介しておこう。ヴォクシーのキャンパーは2022年7月に発表したもので、すでに見た方も多いのでないだろうか。
ノア&ヴォクシーのキャンパー、「DAYS」はポップアップルーフや回転シート、クッションマットを載せるだけでフラットベッドに出来上がる仕様となっている。
価格は標準ルーフが「HOT Package(2WD、ガソリン)」の324万2000~「JOY(ハイブリッド)」の509万6000円。ポップアップルーフは「POP(ガソリン、2WD)」の351万7000~「JOY(ハイブリッド)」の591万円。
こちらも車内は段差のないフルフラットになるインテリアがウリ。ギャレーも外で使えるように伸びる
■車中泊キャンパーもちょうどいいフリードが安定して売れているという
フリードキャンパー。コンパクトなサイズと普段使いにもできる気軽さがウケているにだろう
会場でホワイトハウスさんの説明員の方にお話しをお聞きしたのだが、話の中に出てきたのはフリードキャンパー「FREE STYLE」。
「フリードキャンパーは安定した人気ですね。軽キャンパーからステップしたお客さんや、ハイエースなどのバンコンなどからダウンサイジングする方が多くいらっしゃいます。乗用ミニバンというのもありますし、やはりちょうどいいコンパクトなサイズ感が人気の理由ではないでしょうか」とのこと。
セカンドシート座面脱着機能を装備すると段差のないフルフラットになる。走行時はフラットクッションマットを折りたたんで収納することができる
フロント回転シートは車内がリビングスペースに早変わり。セカンドシート座面脱着機能を装備すれば、室内長1880mmのフラットなベッドにもなる。またポップアップは、大人2人がゆったりと横になれるベッドスペースになるので、お子さんがいる4人家族にはピッタリ。
価格はGホンダセンシングがベースで「POP」が318万6700円~363万7700円、「HOT Package」が295万1300円~340万2300円、「POP HOT Package」が378万7300~423万8300円。各グレード、標準装備品が異なり、様々なオプションが用意されているので詳細はホワイトハウスのホームページを参照してほしい。
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みんなのコメント
普通に紹介すれば良いだけでしょ。
その流れで道の駅キャンプ族増えて現在の問題につながってる。車内でこっそりやってる人は文句のつけようないけど、道の駅や公共の場所でキッチン広げるのはやめてほしいなあ。