なぜ我々はこんなにも便利な新時代を送れているのでしょうか? それは、いろんなものがインターネットをはじめとしたオンラインにコネクテッドされているからです。いまや、バイクだってオンラインに繋がり始めている…。そこで、ヤマハが今年はじめたのがGPSロガーを使ったライディングスキルの可視化システム“YRFS”なのです。
加速・減速・旋回技術を見える化、これがYRFS
YFRSは、ヤマハのライディングアカデミー「YRA」で採用される予定です。
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アカデミーで使われるバイクのハンドルバーにはGPSロガーが取り付けられており、走行位置、速度、方位角を測定、前後・横加速をデータを元に算出し、ユーザーに可視化できる形でライディングスキルをフィードバックするというもの。
走行時の説明を受けていざスタート。コースはオーバルとひょうたん型のどちらか片方を選び、2周×2セットを走ります。今回はYRFSのメディア体験会ということもあり、1セット目はビギナーを想定した走り、2セット目は普段通りの丁寧な走りという条件でした。
テストライドは、ヤマハ発動機販売の藤森若葉さんにお願いしました。
走行後すぐにGPSロガーのデータを取り込み解析してもらいます。この日はメディア体験会だったためその場で解析してもらいましたが、通常のアカデミーの場合は、およそ2週間後に解析結果が手元に届きます。
自分の走りの悪いところが見つかる、納得の結果
こちらが先ほどの走行データ。上段の「加速/減速」では赤がブレーキ、青がアクセルを表し、色が濃くなるにつれて強くなります。1回目よりも2回目の方が赤が濃く、アクセルがしっかり開けられていることがわかりますよね。
中段の「コーナリング」はバイクのバンク角度を表し、色が濃いほどバンク角が深くなります。こちらも2回目の方がバイクが寝ていますね。
下段の「コーナリング姿勢」ではコーナーのクリッピングポイントの写真をコンピューターが自動で抽出し、掲載。頭の位置や視線がどこを向いているかを客観的に見ることができます。実際のアカデミー受講者に送られる際は、上記のデータを元にしたインストラクターコメントが右下に入ります。
「計測結果を見てみると、加速・減速・バンク角の値の強さが色の濃淡で表されているので、数値よりも情報として入ってきやすいです。ブレーキが足りない、タイミングが遅い、立ち上がりが早すぎる…などがわかり、改めて自分のライディングのクセに気づけます」と藤森さん。
このYRAは免許を取り立てのビギナーやブランクが空いたリターンライダーをメインターゲットとしており、アカデミーを受講することでスキルアップをし、自信をつけ、安全に楽しくバイクに乗ってもらうことを目標にしています。
「アカデミー受講者の方も、最初は不安そうに走っていますが、終わる頃には別人のように上達しています。ライディングが不安な方、自信が無いという方はぜひ1度受講してみてください。このYRFSを導入することで、アカデミー受講者の方が、手元に残る形で自身の成長を実感することができるようになります」とインストラクターの南雲さん。
ビギナーやリターンライダーだけでなく、ツーリングで周りのペースに合わせられない、自己流のライディングに不安がある、という方もぜひYRAを体験してみてください。自分の運転に自信がもてるようになればあなたのバイクライフはもっと楽しくなりますよ。
YRFSを導入したYRA 大人のバイクレッスンの日程はこちら
5月15日(土):福岡市立ヨットハーバー
6月12日(土):京都府交通安全協会 自動車練習場
6月13日(日):ネスタリゾート神戸
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