エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行なわれているF1メキシコシティGP。その初日で、角田裕毅はFP1、FP2共に3番手タイム。リアム・ローソンもトップ10に食い込むなど、RBは好調な滑り出しとなっている。チームとしてもこの1日を、順調なセッションであったと捉えているようだ。
前戦アメリカGPではまずまずのパフォーマンスを発揮しながらも、ハースの好調ぶりに押されるような週末となったRB。コンストラクターズランキングでもハースに追い抜かれて7番手に下がってしまったため、チームとしては残り5戦でなんとかポイントを積みかさねたいところだ。
■角田裕毅、F1メキシコシティGP初日は両セッション3番手で「フィーリングは良い」狙うは予選Q3進出&中団グループ最上位
連戦で行なわれているメキシコGPでは、FP1とFP2で角田が3番手タイムをマーク。FP1ではまだ各車のタイムにばらつきがあり、中団グループのドライバーも多くトップ10入りしている状況な上、FP2もピレリのタイヤテストとして実施されたセッションのため、どちらも参考記録止まりと言えるが、それでも角田本人にとってもフィーリングが良いことは確かなようだ。
チームとしても、順調に初日を終えられたことには満足している様子。レーシングディレクターのアラン・パルメインは次のようにコメントした。
「我々にとってとてもスムーズで、順調な1日になった。こういう1日は良いものだ」
「FP2は他のチームと共にピレリのタイヤテストを行なったため、明らかに通常と異なるスケジュールではあった。FP1はレースで使うタイヤのバランスを確認でき、燃料を多く積んだ状態での走行もいつもより少し長く行なった。そしてFP2はピレリのプログラムに従った形だ」
「ユウキのマシンにはフロアに若干のアップデートがあり、オースティンで持ち込んだ新仕様のフロアに微調整がなされている。リアムはこのバージョンをブラジル(次戦サンパウロGP)で手にする予定だ」
「全てが順調であり、マシンもうまく機能しているので、我々は夜通しレース戦略を練り始めることになる。そしてFP3でどんなパフォーマンスが見られるかも楽しみだ」
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