角目レトロな新「小型商用バン」初公開！ 旧車風“角目2灯”デザインが超カッコイイ！ 「タウンエース」をクラシック化した「トランスエース」とは

■わずか3点でイメチェン！ 角目デザインがカッコイイ！

　2024年1月12日から3日間に渡って開幕したカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」ではさまざまなカスタムカーが出展されました。
　
　なかでも大阪府羽曳野市のカスタムショップ、ESBが手掛ける「CLS-FOX “TRANSACE”（トランスエース）」は出展車両のコンテストのうち「ドレスアップ・コンパクトカー部門」で優秀賞を獲得するなど、注目の存在です。

　近年カスタマイズの手法として人気を集めているフェイスチェンジボディキット。

　これは高年式の車両をベースに、フロントマスクなどをクラシカルなデザインのものに変更することで、信頼性が高く快適という高年式車の特徴を活かしつつ、旧車のテイストを楽しむことができるものとなっています。

　今回開催された東京オートサロン2024でも多くのキットを装着した車両が展示されていましたが、中でも注目を集めていたのがCLS FOXシリーズに新たに追加となったトヨタ「タウンエース／ライトエース」用のアイテムです。

　タウンエース／ライトエースは、取り回しのしやすい5ナンバーサイズのボディと750kgと余裕の積載能力を持つことで、ビジネスシーンではもちろん、手軽なキャンピングカーのベースとしても人気の1台です。

　しかし基本的には実用的なビジネス向けモデルであるため、お世辞にも愛着の持てるルックスとは言い難いものとなっているのもまた事実といえます。

　そんな質素なタウンエース／ライトエースをベースに、往年のメルセデス・ベンツのベーシックバン「トランスポーター」風のルックスに変身させてくれるボディキットがこのアイテムというワケです。

　しかし、ここまでイメージを一新していながら変更部分はわずか3点というのが特筆すべきポイントです。

　ボディキットでは、フロントバンパー（8万8000円）、フロントグリルセット（5万5000円）、テールレンズカバー（2万2000円）で構成されており、非常にリーズナブル。

　別途塗装も必要となりますが、車体側への大掛かりな加工などは不要であるため、腕に覚えがある人であればDIY装着も不可能ではありません。

　また、フロントバンパーのみの交換やトラック用にフロントバンパー＆グリルセットのみの装着というような選択肢も選ぶことができるため、気軽にスタイルを一新することができるのも特徴です。

　今回ESBブースで展示された車両には、ボディキットのほか、車検対応の40ミリリフトアップが可能なリフトアップスペーサー、タウンエース／ライトエース専用サイズ（14インチ6.0J+48）となるTC01ホイール、195／R14サイズのオフロードタイヤなどが装着されており、ビジネスバンらしさは一掃されていました。

　なお、タウンエースは2020年9月にマイナーチェンジが実施され、ヘッドライトがLED化されるなどの改良がなされていますが、ヘッドライトの形状自体は変わっていないため、このキットは年式問わずに装着が可能。

　もちろんOEM供給元のダイハツ「グランマックス」や供給先のマツダ「ボンゴ」などにも年式グレード問わず装着が可能とのことですので、これから車両を購入しようとしている人はもちろん、すでに愛用している人もリフレッシュを兼ねて装着してみるのもアリかもしれませんね。

Comments

[tak********]

悪質なエアバック作動試験不正で型式認定が取り消しになるタウンエースが
どうかしましたか？ｗ

[藍流頓瀬奈]

カーメディアはこうやって記事出してるけど、出展カスタムショップは頭抱えてる頃…ベース車両が形式認定取り消しって重大事態。売りようが無いんだもん。