ジェンソン・バトンに代わり、SMPレーシングに加入したストフェル・バンドーン。母国ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われる6時間レースが、彼にとって世界耐久選手権(WEC)のデビュー戦となる。
3日(金曜日)に行われた予選、SMPレーシングの11号車はヴィタリー・ペトロフとバンドーンの元F1ドライバーコンビでアタックし、5番グリッドから決勝に臨むことになった。
■WECスパ:気まぐれ”スパウェザー”の予選、トヨタ7号車がポールポジション
バンドーンは、母国で表彰台フィニッシュを視野に入れている。ただ悪天候が予想される決勝では、ル・マン24時間レースの準備のためにも無事に完走することが重要だと、motorsport.comに語った。
「これまでのところ、学習を続けている」
「僕にとって最も重要なのは、可能な限り多くの周回を重ねることだ。予選前までに走行できたのはおそらく10~15周といったところだ」
「それでも、大きな前進があった。僕はマシンをすぐに快適に感じられたし、いくらか良いペースを示すことができた。それが大切だ」
「決勝の天候は、これまでと同じくとても難しいものになるだろう。何が起こるのかを予測できない。トラブルは避けなくてはいけない」
「僕にできるのは、トラフィックへの対処法の経験を確実に積み、全てをうまく管理することだけだ」
LMP1クラスのプライベーター同士、激しく争うライバルであるレベリオンとのパワーバランスについて、バンドーンは次のように付け加えた。
「我々とレベリオンは非常に僅差なので、間違いなくバトルは続くだろう」
「僕たちにとって最大の目標は、レースを完走することだ。僕にとってはトラフィックへの対処の仕方を学ぶのも目標のひとつだけど、優先順位のトップはゴールすることだ」
予選では、SMPレーシングの17号車が3番手を獲得。レベリオンの3号車が4番手となり、SMPレーシング2台の間に割って入った形となっている。
その後ろ、6番手となったレベリオン1号車のアンドレ・ロッテラーは、SMPが大きな前進を果たしたこと、そしてレベリオンが使用しているハイダウンフォース仕様のエアロパッケージが、サーキットに適していないと述べた。
「僕たちは、ル・マン仕様の(ローダウンフォース)エアロパッケージを持ち込みテストをしたけれど、ダウンフォースが十分ではなかったので、ハイダウンフォースに戻した。でも、スパを走るにはダウンフォースがありすぎるんだ」
「僕たちは、予選がウエットになることに賭けていた。間違いなくもっとポテンシャルはあるはずだけど、このパッケージでは、SMPほどの速さがあるわけじゃない。レースでどうなるか見てみよう。雨が降れば、それが助けになる」
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