自動車メーカーとして初めてAmazon アレクサを採用
アウトモビリ・ランボルギーニは、ラスベガスで開催中の電子機器見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー 2020(CES 2020)」において、自動車メーカーとして初めて「Amazon アレクサ(Alexa)」を車内システムに統合したことを発表した。この試みは、アウトモビリ・ランボルギーニとAmazonの戦略的コラボレーションの最初のステップとなる。
ランボルギーニ「Amazon アレクサ」をウラカン EVOに搭載。CES2020において発表
2020年モデルのウラカン EVOからアレクサのシステムが搭載され、Amazonのクラウドシステムをベースとした音声サービスをスタートする。つまり、車内で「アレクサ、私のウラカン EVOに暖房を入れて!」と発声することで、エアコンが作動するというわけだ。アレクサを搭載した最初のウラカン EVOは、1月10日までCES 2020の会場に展示される。
音声入力の採用により、ドライビングに集中
ランボルギーニは、ウラカン EVOにおいて、スーパースポーツとしては初となるデジタルサービスを備えたコネクテッド・インフォテインメント・システムを導入。さらに、今回の発表により、Amazonが展開するアレクサを導入した最初の自動車メーカーとなった。
ドライバーは、エアーコンディショナーや室内の照明、オーディオ、シートヒーターなどの機能を音声で簡単に操作できるため、これまで以上にドライビングに集中できるようになる。アレクサのシステムは、ウラカン EVOに搭載される「LDVI ダイナミックセットアップ」に完全に統合されており、ニュースや天気など様々な最新情報を得ることも可能だ。
また、自宅で使用しているアレクサとのリンクにより、車両から直接ガレージの入場ゲートを開閉したり、家の冷暖房や照明まで、すべてをコントロールすることができる。
Lamborghini Huracan EVO RWD
ランボルギーニ ウラカン EVO RWD
2020年中に全てのウラカン EVOシリーズで利用可能に
アウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEOのステファノ・ドメニカリは、今回のAmazon アレクサの導入に喜びを隠さない。
「ウラカン EVOは優れたドライバーズカーですが、コネクティビティ性能の進化により、カスタマーはこれまでになく運転に集中することができるでしょう。ランボルギーニは未来を切り開く存在です。車内の様々な制御とAmazonアレクサを統合するのは、自動車メーカーとしては初の試みなのです」
Amazonのアレクサ・オート担当副社長のネッド・キューリックもランボルギーニとの協力関係の重要性を強調した。
「私たちが目指しているのは、自然で直感的にアレクサを使用できる運転環境です。そして今回、ランボルギーニは車載搭載インフォメントシステムに、アレクサを直接統合することを受け入れてくれました。システムの統合により、ランボルギーニのオーナーは、インテリジェントな音声サービスの利便性を得つつ、同時にランボルギーニのドライビングに集中することができます」
ランボルギーニは、2020年早々にウラカン EVOの後輪駆動仕様 (RWD)を発表。RWDを含め、ウラカン EVOの全モデルにおいて、2020年中にもAmazon アレクサの利用が可能になる予定だ。
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