メルセデスは、今シーズンのF1マシンである『W14』について、期待していたパフォーマンスを実現できないと判断し、コンセプト変更を検討している。チーム代表のトト・ウルフは、レッドブルのデザインをコピーする可能性すら否定していない。
メルセデスはW14のコンセプトに見切りをつけ、すでにシミュレーションや風洞実験で、コンセプト変更を目指した開発が進められているようだ。現時点では有望な結果を得ているといい、シーズン序盤にマシンをアップデートすることを目指しているとメルセデスは示唆している。
■まだだ、まだ今季F1マシンは終わっていない! メルセデス、コンセプト大幅変更へ舵切るも「今後数戦での改善に期待」とラッセル
アップデートはサイドポンツーンを中心に行なわれると見られるが、コンセプト変更によってセットアップウインドウや車高など、より多くの要素に深く影響を及ぼすことになるだろう。
メルセデスはこのコンセプト変更により、昨年から圧倒的なパフォーマンスを見せているレッドブルのモノをコピーする可能性があると考えられる。これはすでに、多くのチームが採っているのと同様の選択肢だ。
かつては、独自のデザインコンセプトを開拓することが最速への一番の近道だと考えていたメルセデスだが、ウルフは今は最高の結果をもたらすルートをシンプルに進むことが重要だと示唆する。そして、それがレッドブルのデザインをコピーすることを意味するのなら、チームはそれを実行するとウルフは明言。マシンが速くなるのなら、”クレジット”としてライバルのステッカーを貼ることすらも厭わないと言い放った。
「現段階では、我々にクルマがどうあるべきかという”教義”はないと思う」
「可能な限り速いレースカーでなければならないというだけだ」
「レッドブルのようなクルマでも、スペースXのようなクルマでも、気にしない。それがレッドブル(のようなクルマ)になるのなら、どこかに小さな牛のステッカーでも貼っておくよ。速くなるのなら、恥はない」
ウルフは2022年シーズンの早い段階で独自コンセプトを捨て、レッドブルをコピーした結果躍進を果たしたアストンマーチンが、コンセプト変更のポテンシャルを証明していると語った。
「アストンマーチンがやったことは、6~7ヵ月でラップタイムを大幅に向上させ、上位で戦えるようになることを証明している。それはいいことだ」
「あのようなステップを踏むことができるのであれば、シーズンを無駄にしてはいけないということが我々全員によく分かった」
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みんなのコメント
しかし残念ながら最良では無かったようですね。