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ランボルギーニ創業60周年の軌跡。内燃機関から電動化モデルへ

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ランボルギーニ創業60周年の軌跡。内燃機関から電動化モデルへ

2023年で創業から60周年を迎えるランボルギーニ。その華やかな歴史を踏まえ、未来に向けて電動化路線へと大きく舵をきった。

ミウラ、カウンタックLP400で脚光を浴びる
2023年で60周年を迎えるランボルギーニ。その第一号車となるのが、創業の年である1963年にワンオフでリリースされた「350GTV」だ。「350GTV」は、その後オープントップの「350GTS」やカロッツエリアの手になる「400モンツア」、「400GTS」へと変遷をとげ、1968年登場の「エスパーダ」に影響を与えている。

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ランボルギーニがスーパーカー メーカーとして本格的に活動を始めるにあたって、下地となった「ミウラ」の登場は1965年だ。当時2タイプが用意されたが、なかでも名カーデザイナーであるジウジアーロが手がけたP400が名車として記憶される。

そして、1971年のジュネーブ モーターショーで鮮烈なデビューを飾ったプロトタイプの「カウンタックLP500」。シザーズドアが話題を呼んだが、その後プロダクションカー「カウンタックLP400」として1973年にリリースされ、日本はもちろん世界を巻き込んだスーパーカーブームの立役者となった。

次にランボルギーののサクセスマシンとなったのが1987年登場の「ガヤルド」。「LP400」以降のランボルギーニの低迷を一気に挽回する役目を果たした。

2030年を見すえた「Direzione Cor Tauri」戦略を2021年発表
2012年にジュネーブ モーターショーでワールドプレミアされたフラッグシップモデル「アヴェンタドール」も忘れてはいけない。ランボルギーニ伝統のV12気筒(6.5L)エンジンを搭載し、その最高出力は780psを誇る。

世界的なSUVブームに対応したのが、2012年の北京モーターショーでデビューした「ウルス」だ。今では何のことがでもないが、ランボルギーニがSUVを作ったことへの世の中の反響は大きなものがあった。

2019年には、ランボルギーニ初の電動化モデル「シアン」(プロトタイプ)が登場し、衆目を集めた。脱炭素を踏まえたクルマの電動化の波は、ランボルギーニに大きな刺激を与えたのだ。

その流れは、2021年にランボルギーニが発表した2030年までを見すえた「Direzione Cor Tauri」戦略へとつながる。「Direzione Cor Tauri」とは、イタリア語で「コル・タウリ(牡牛座)」に向かって」という意味で、持続可能な開発のため、将来のモデルおよび生産の脱炭素化を目指すというものだ。

この戦略に沿って、2021年にカウンタック50周年電動化モデル「カウンタックLPI800−4」(プロトタイプ)が、そして節目の年である2023年にはあらたなランボルギーにのフラッグシップとなる電動化市販モデル「レヴエルト」がデビューを飾った。

ランボルギーニの「Direzione Cor Tauri」戦略は着実に一歩を重ねているようだ。

[ アルバム : ランボルギーニ創業60周年の軌跡 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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