2021年以来2度目の開催となったF1カタールGPは、多くのドライバーが体調不良を訴える異常なレースとなった。
砂漠気候にあるカタールは気温が高いこともあり、レースは日中ではなく夜間に開催されているが、決勝スタート時の気温は30℃超え。しかもルサイル・インターナショナル・サーキットはストレートがホームストレートの一本しかなく、高速コーナーが連続する体力的にも厳しいレイアウトとなっており、それらがドライバーの肉体を苦しめた。
■最も過酷だった訳じゃないけど……フェルスタッペン、体調不良続出のF1カタールGPで強者の余裕も“強制3ストップ”は「バカげている」
ウイリアムズのローガン・サージェントは、レース終盤に体調不良を訴えてリタイア。熱中症の症状に見舞われていたことが明らかとなっている。その他にも、彼のチームメイトであるアレクサンダー・アルボンや、アストンマーチンのランス・ストロールも体調に異変をきたしており、レース後はなかなかコックピットから出られない様子であった。
2001年にF1デビューを果たし、以来300を優に超えるグランプリを戦ってきたフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)も、今回の暑さには堪えたようだ。しかも彼はレース序盤にシートが燃えるように熱いと訴え、チームに「水か何かをかけてほしい」と無線で訴える一幕もあった。
同じく中東サウジアラビアで開催されるダカールラリーにも参加したことがあるアロンソ。その時の過酷さと比較するように言われると、彼はこう語った。
「以前、8月にここカタールでナッサー(アル-アティヤ)とテストをしたことがあるけど、今日と似たような感じだった。この時期のカタールはいつも超過酷だ」
「僕たちの場合、ランスも僕も右手側のシートの熱さに少し苦労した。最初の15周でやけどしたので、無線でピットストップの時に水か何かをかけて欲しいと頼んだけど、それはダメだったみたいだ。だから本当にキツかったね」
F1キャリアの中で、熱帯のマレーシアや砂漠気候のバーレーンなど、猛暑のレースも経験してきたアロンソだが、今回のレースの過酷さはその中でもトップ3に入るものだと語った。
「確かに最もキツいレースのひとつだったと思う。マレーシアのセパンで昼間にレースをしていた時は、本当に過酷だったのを覚えている。2009年のバーレーンは確か41℃くらいで、すごく暑かった。今回のも間違いなくトップ3に入るだろうね」
「正直驚いたよ。フリー走行はそんなに酷くなかった。おそらくあの時は風が強かったか何かで、今日はそれがなかったんだろう。解決策があるかどうかを考える必要があるし、こういう厳しいコンディションにおいては、スタートを遅らせることにも合意できる」
カタールGPを4番グリッドからスタートしたアロンソは、マクラーレン勢やシャルル・ルクレール(フェラーリ)の先行を許したものの、過酷なレースを戦い切り6位でフィニッシュした。ここ数戦では最も良いリザルトだったことから、一定の満足感は得たようだ。
「いずれにしてもポイントを獲得できたので良かった。今週末はここ数戦よりも競争力があると感じた。モンツァでは9位、シンガポールはノーポイント、日本では8位だったから、今週は少し良くなった」
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