■あの「NA」が700万円!? その秘密はボンネットに!
ファンの間では「NA」と呼ばれ親しまれるマツダの「ユーノス・ロードスター」は、1989年に発売されたライトウェイトスポーツカーです。
そんなユーノス・ロードスターですが、特別な仕様が海外の中古車市場に現れたようです。
【画像】これは貴重すぎる…! 20台限定のV8ロードスター! 実車を見る!(12枚)
マツダは広島県に本拠地を構える自動車メーカーで、2020年に創業から100周年を迎えていて、その長い歴史でさまざまな自動車を開発・販売してきました。
ユーノス・ロードスターは、そんなマツダが製造・販売していたオープンタイプのライトウェイトスポーツカーで、海外では、「MX-5 Miata(ミアータ)」の名称で販売されています。
開発の発端は、マツダが北米に開設していたMAZDA RESEARCH of AMERICA(MRA)のスタッフが「かつて人気のあった、MGのようなライトウェイトカーを蘇らせられないか」と話したことが発端とされています。
MGとは、主に小型スポーツカーを生産していたイギリスのメーカーで、代表車種として挙げられる「MG-B」のような小型で安価な量産スポーツカーは、1960年代の北米市場を中心に、あらゆる階層の顧客から熱烈に支持されていました。
そんなライトウェイトスポーツカーを作るために、MRAの有志の手によってプロジェクトが発足し、イギリスにある会社(I.A.D社)で試作車が製作され、現在に至ります。
そういった経緯で制作されたユーノス・ロードスターは全長3970mm×全幅1675mm×全高1235mmと小柄なボディに、1597ccの直列4気筒エンジンを搭載し、1989年に5月にアメリカで、同年9月に日本で発売されました。
小型で安価でありながら、「人馬一体」を追求した操る楽しさに、オープンカーならではの爽快感、リトラクタブル・ヘッドライトが特徴的な、「ときめき」をコンセプトにしたデザインも加わり、世界的なブームに発展。
NA・NB・NCと続き、現在では4代目のND系となり、「世界でもっとも多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックの認定を受けているロードスターの、はじめのモデルということもあり、世界的に人気なクルマです。
そんなユーノス・ロードスターが、現在700万円以上の値段で海外市場に出品されています。
今回、アメリカのモーガンタウンから出品されたユーノス・ロードスターは、ボディカラーは特別色となる「サンバーストイエロー」、幌の部分は「デタッチャブル・ハードトップ」が取り付けられた個体です。
走行距離はなんと6368kmと少なく、ずっとガレージに保管されていたため錆もなく、手入れの行き届いた、大切に保管されていた個体であることがわかります。
そして驚くことになんとこの個体は、V8エンジンを搭載しています。
この個体は、カリフォルニア州の会社であるモンスターモータースポーツ (現在は存在していません) によってカスタムされた「メガモンスター・ミアータ」で、なんとわずか20台しか制作されなかった個体のひとつです。
1992年式のユーノス・ロードスターをベースに、5リッターのフォードV8エンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載。
さらにKenne Bell製ツインスクリュースーパーチャージャーも装備し、約400馬力のパワーを誇っています。
そのほかにも、V8エンジンのハイパワーに耐えられるよう、足回りや冷却装置などいくつかのカスタムが施されています。
外装はよく見ると飛び石傷がいくつかあり、右フロントフェンダーには経年劣化による塗装ヒビが入っているようです。
足回りも多少の錆はあるようですが、浸食的な錆はなく、30年前のクルマとしては良い状態であるといえます。
現在、この個体には4万8500ドル(約700万円)の値段がつけられています。
当時新車で約170万円で販売していたことを考えると非常に高額になっていますが、現在はもう存在しないカスタムショップによって生産された20台のうちの1台です。
V8エンジンを搭載したカスタムカーということを考えれば、その希少価値からも、決して高すぎることはないかもしれません。
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みんなのコメント
軽さからするとコブラみたいな雰囲気なのか?
いつも思うけどアメリカ人ってV8載せるの好きだよねー