動画 フェラーリ初のプラグイン・ハイブリッド 開発車両か

488GTBベース　V8ハイブリッドの存在

フェラーリ初の量産ハイブリッド・モデルの登場を1年半後に控え、とうとう開発車両が姿を現した。撮影場所は、もちろんフィオラーノ・サーキットである。

ムービーに収められた車両は、488GTBをベースにしたもの。セルジオ・マルキオンネが先日、V8ハイブリッド・パワートレインを積むテスト車両の存在を認めたが、そのうちの1台と考えられる。

次のページの動画には、音もなく動き出すフェラーリが映っている。EV走行可能なプラグイン・ハイブリッド・パワープラントを搭載しているようだ。



15秒動画　フェラーリ初PHEVのテスト車両


マルキオンネの考えでは、電動パワートレインを搭載するのならば、ラ フェラーリの回生エネルギー・システムのような「アドオン」的な機能よりも、「正統派のハイブリッドこそ実用的」であるという。なぜなら電動化の本筋は、パフォーマンス・アップよりも効率性向上であるからだ。



ハイブリッドを積むのがいったいどのモデルになるのかは、現在のところ定かではない。しかしタイミングを考えれば、来年に登場すると噂されている注目のフェラーリ製SUVの可能性は少なからずある。

動画がうまく表示されない方は、記事下の『動画　フェラーリ初のプラグイン・ハイブリッド』からご確認いただける。