現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産 三菱が軽自動車EVを2022年初頭に発売を発表

ここから本文です

日産 三菱が軽自動車EVを2022年初頭に発売を発表

掲載 更新 66
日産 三菱が軽自動車EVを2022年初頭に発売を発表

日産と三菱自動車は2021年8月27日、2社の共同プロジェクトとして合弁会社「NMKV」で企画・開発を進めている新型の軽自動車クラスの電気自動車(EV)を、2022年度初頭に発売すると発表しました。

日産が2019年東京モーターショーで公表した軽自動車EVプロトタイプ「IMk」この新開発の軽自動車EVは、従来の軽自動車の概念を打ち破るEVならではの力強い加速、滑らかな走り、そして高い静粛性を兼ね備えているモデルとされています。

BMW「M135i xDriveストリートレーサー」40台限定発売

さらに、すでに登場しているプロパイロット/マイパイロットなど先進運転支援技術をはじめ、コネクテッド技術など様々な先進技術も搭載される予定です。

搭載するバッテリーの総電力量は20kWhとされ、日常で使用できる航続距離を確保するとともに、EVバッテリーに蓄えた電気を自宅へ給電(V2H)することで家庭の電力として使用することも可能。もしもの時には「走る蓄電池」となり、非常用電源として充分な能力を発揮することができます。

「IMk」のインテリアボディサイズは、もちろん軽自動車規格で全長3395mm、全幅1475mm、全高1655mmで、取り回しも優れています。なお、価格は300万円前後で、EV補助金を想定した実質購入価格は約200万円からとなる見込みとなっています。

今回発表された軽自動車EVは、2019年10月の東京モーターショーの日産ブースでプロトタイプ「IMk」として公開されています。「IMk」は、新開発のEV専用プラットフォームを採用し、モーターなどパワートレーンも専用に開発されています。

パッケージはハイトワゴンで、デザインは都市の景観にも、日本の伝統的な街並みにも自然に溶け込むようデザインを訴求しています。インテリアもモダンなリビング=部屋をイメージした心地よい室内空間としています。

「IMk」はEVという先進技術とモダン&クリーンなデザインを融合させ、これまでの軽自動車の既成概念を打破するクルマを目指しているわけです。

なお、この時点でのボディサイズは全長3434mm、全幅1512mm、全高1644mmと公表されていますが、今回発表されたサイズは実際の量産モデルのサイズとなっていると考えられます。

いずれにしても政府目標である2050年のカーボンユートラルの実現に向け、自動車は電動化が不可欠とされていますが、日本独自規格の軽自動車の電気自動車化はコスト面から、きわめてハードルが高いとされていましたが日産・三菱は先陣を切って軽自動車のEV化を宣言したことになります。

日産 関連記事
日産自動車 公式サイト

三菱 関連記事
三菱自動車 公式サイト

こんな記事も読まれています

高速道路で見かける「謎の△マーク」どんな意味? 知ったら超便利! もう“進路選択”に迷わなくなる「三角形のヒミツ」とは
高速道路で見かける「謎の△マーク」どんな意味? 知ったら超便利! もう“進路選択”に迷わなくなる「三角形のヒミツ」とは
くるまのニュース
老舗サイドカーショップ「エムクラフト」最新カスタムの船は四角い箱!? その使用用途とは?
老舗サイドカーショップ「エムクラフト」最新カスタムの船は四角い箱!? その使用用途とは?
バイクのニュース
[カーオーディオ・素朴な疑問]ツイーターは「カスタムインストール」した方が音が良い?
[カーオーディオ・素朴な疑問]ツイーターは「カスタムインストール」した方が音が良い?
レスポンス
ポルシェ タイカン/タイカン クロスツーリスモ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
ポルシェ タイカン/タイカン クロスツーリスモ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
そんな理由だったんだ! 大黒PAが夜間に封鎖されるワケ
そんな理由だったんだ! 大黒PAが夜間に封鎖されるワケ
月刊自家用車WEB
【最新モデル試乗】今後のボルボの主軸。俊敏加速のカジュアルBEV、EX30のトータル性能
【最新モデル試乗】今後のボルボの主軸。俊敏加速のカジュアルBEV、EX30のトータル性能
カー・アンド・ドライバー
「トラックドライバー = かわいそう」という欺瞞! 荷主&メディアの餌食にされるのは、いつも現場労働者である
「トラックドライバー = かわいそう」という欺瞞! 荷主&メディアの餌食にされるのは、いつも現場労働者である
Merkmal
カワサキ「Z900RS SE」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
カワサキ「Z900RS SE」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
ライズよりちょいデカで200万円!? しかもEVってマジかよ!! BYDのコンパクトSUVがお見事すぎる!! 内装もヤバいのよ
ライズよりちょいデカで200万円!? しかもEVってマジかよ!! BYDのコンパクトSUVがお見事すぎる!! 内装もヤバいのよ
ベストカーWeb
[300馬力超]爆速の軽自動車が誕生!! マツダの軽「シャンテ」にロータリー搭載が最高だった
[300馬力超]爆速の軽自動車が誕生!! マツダの軽「シャンテ」にロータリー搭載が最高だった
ベストカーWeb
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
AUTOSPORT web
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
AUTOSPORT web
イケイケなフィアット「パンダ」も大雨には勝てず…イタリアの最新道路事情を私的にレポートします【みどり独乙通信】
イケイケなフィアット「パンダ」も大雨には勝てず…イタリアの最新道路事情を私的にレポートします【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
佐藤凛太郎インタビュー:「父と同じ道を進みたい」琢磨の息子がPONOS RACINGからFIA-F4デビュー
佐藤凛太郎インタビュー:「父と同じ道を進みたい」琢磨の息子がPONOS RACINGからFIA-F4デビュー
AUTOSPORT web
小さな「万能SUV」がマイチェン 熟成のフォルクスワーゲンTクロスへ試乗 95psでも魅力的
小さな「万能SUV」がマイチェン 熟成のフォルクスワーゲンTクロスへ試乗 95psでも魅力的
AUTOCAR JAPAN
なぜホンダ「N-BOX」が日本一売れているクルマなのか? Z世代が試乗してわかった軽の枠を超えた快適性と便利さとは
なぜホンダ「N-BOX」が日本一売れているクルマなのか? Z世代が試乗してわかった軽の枠を超えた快適性と便利さとは
Auto Messe Web
アロンソのペナルティに関する再審査請求をスチュワードが却下。アストンマーティンF1の新証拠には重要性が認められず
アロンソのペナルティに関する再審査請求をスチュワードが却下。アストンマーティンF1の新証拠には重要性が認められず
AUTOSPORT web
6.5リッターV12搭載のフェラーリ新型モデル『12チリンドリ』登場。スパイダーも同時デビュー
6.5リッターV12搭載のフェラーリ新型モデル『12チリンドリ』登場。スパイダーも同時デビュー
AUTOSPORT web

みんなのコメント

66件
  • 軽自動車全体の値段が上がってきてるから補助金込みで200万だったらそんなに高く感じなくなってきたな
  • 二人乗りで使うなら十分なサイズだし、車重が軽くなる分走行距離も長くなるはずだから、セカンドカーで購入したいなあ。どうせなら2ドアで後ろのシートがフラットになるタイプがあるといいなあ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村