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ロータス エミーラ、AMG製4気筒版「ファーストエディション」をイギリス本国で発表。公道走行できる最強の2Lターボ

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ロータス エミーラ、AMG製4気筒版「ファーストエディション」をイギリス本国で発表。公道走行できる最強の2Lターボ

2022年3月16日(英国現地時間)、ロータス カーズはエミーラ ファーストエディション(4気筒モデル)を発表した。なお、この4気筒モデルのファーストエディションに関しては、現在のところ日本での価格やオーダー/デリバリーの時期は未定となっている。

ロータス最後の内燃エンジン搭載車、その4気筒モデルが登場
ロータスは電気自動車(EV)専門のメーカーになる。これは来たる2022年3月22日に「タイプ132」のコードネームで呼ばれる新たな電気自動車の発表をもって公表されるだろう。そして、これを目前に控えた2022年3月16日に今回の発表が行われた。

【写真蔵】ロータス最後の内燃エンジン搭載車「エミーラ」日本初お披露目!

周知のように、エミーラはロータス最後の内燃エンジン搭載車となる。V6エンジンを搭載したエミーラ V6 ファーストエディションは日本でもお披露目されたが、日本割り当て分はすでに完売している。

そして英国本国では、いよいよ4気筒版の「ファーストエディション」が発表された。搭載されるエンジンは、メルセデスAMG製「M139」のスペシャルバージョンだ。2L直4 直噴ターボエンジンはリッターあたり208bhpを発生し、公道を走行できる世界で最も強力な2L 4気筒エンジンといわれている。

このパワーユニットには、エミーラにミッドシップ搭載するためのハードウエアや、ロータスらしい特徴付けのためのソフトウエア変更を施されている。ツインスクロールターボはローラーベアリングを備え、エキゾーストシステムはロータスが設計した独自のものを採用。トランスミッションは、ロータス車では初となるパドルシフト付きの8速DCTを標準装備している。

エンジンベイのカバーはロータスオリジナルで、CピラーにはV6版と同様の「ファーストエディション」バッジが付けられる。そしてV6 ファーストエディションと同様に標準装備は充実しており、さらにオーナーが自分のスタイルにカスタマイズできる無料および有料のオプションが用意されている。

20インチの超軽量Vスポーク鍛造アロイホイールは、プレミアムツートーン仕上げのためにダイヤモンドカットを施されており、シルバーまたはグロスブラック仕様は無料オプションだ。ブレーキは2ピースのディスクに、キャリパーは赤/黒/黄色/銀のいずれかが選べ、タイヤ空気圧監視システムも含まれる。ボディカラーは、セネカブルー/マグマレッド/ヘテルイエロー/ダークバーダント/シャドーグレー/ニンバスグレーの6色が設定されている。

エクステリアでは、すべてのランプにLEDを採用し、チタン製エキゾーストフィニッシャー、可倒式ヒーテッドドアミラー、リアパーキングセンサーなどを装備。また、フロントバンパーエアブレード&スプリッター、サイドシル、リアディフューザーがグロスブラックで仕上げられたローワーブラックパックも標準装備されている。

さらに3つのオプションパックを標準装備
インテリアのカラーは、赤/黒/グレー/タンのナッパレザー、赤/黄色/グレーのステッチが施された黒のアルカンターラの、計7パターンから選べる。サテンクロームのトリムフィニッシャー、白い室内照明、ロータスのロゴが入ったシルキックプレートも備わる。

シートはヒーター内蔵で、12ウエイの電動アジャストが可能。しかも運転席はドアミラーとリンクした2人分のメモリー機構付きだ。エアコン、クルーズコントロール、キーレススタート、ボイスコントロール、ドライブモードの切替え機能も標準装備される。

10チャンネル/340Wのプレミアムオーディオシステムは英国のKEF社と共同開発されたもので、スマートフォンとはブルートゥースやUSB/12Vソケットなどでリンクが可能だ。あらゆる機能は、センターダッシュの10.25インチ タッチスクリーンでアクセスでき、ドライバーにはマルチファンクション ステアリングホイールの前にある12.3インチのTFTメータークラスターを介してフィードバックされる。

ファーストエディションには、さらに3つのオプションパックが標準装備される。

●ロータス ドライバーズパック
サスペンションはツアーまたはスポーツを、タイヤはGY イーグルF1スーパースポーツまたはミシュラン パイロットスポーツ カップ2を選択できる。またトラックモードESPも装着される。
●デザインパック
プライバシーガラス、スポーツペダル、黒のアルカンターラ ヘッドライナー、エミーラのロゴ入りフロアマットが追加される。
●コンビニエンスパック
フロントパーキングセンサー、リアリバースカメラ、エアロブレード付きの雨天感知ワイパー、自動防眩ミラー、リアラゲッジストレージネットが追加される。

4気筒版のエミーラ ファーストエディションの車両価格は、英国では7万1995ポンド(約1116万円)、ドイツでは8万7995ユーロ(約1144万円)、米国では8万5900ドル(約1014万円)となっている。英国では2022年4月8日からWebサイトで注文が開始され、2022年末に向けてデリバリーを開始する。

以前に公表されているが、4気筒版エミーラのエントリーグレードは、5万9995ポンド(約930万円)から設定される。詳細なスペックは2022年後半に発表され、2023年春には販売されるだろう。V6版エミーラのエントリーグレードは2023年1月に発売され、英国では6万4995ポンド(約1007万円)、ドイツでは8万1995ユーロ(約1066万円)、米国では8万2900ドル(約978万円)からとなる。こちらも詳細なスペックやオプション価格などは、2022年夏に明らかになるだろう。

さらにロータスでは、新たなペイントブースを追加することで、2023年の初めにはエミーラ(直4、V6とも)のエントリーグレードに鮮やかな7色の新色を追加するという。いずれにしても、詳細は2022年の夏には明らかにされる予定だ。

なお、サマリーでも記したとおり、日本仕様のエミーラ ファーストエディション(4気筒モデル)に関しては、価格や受注/デリバリーの時期などは未定とされている。(表示価格は編集部換算値)

[ アルバム : ロータス エミーラ ファーストエディション(直4モデル) はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

5件
  • まだ日本での価格は発表されていませんが、ベースモデルなども色々発表されてきました。楽しみです。
    書き込みを見るとAMGは壊れやすい‥と書いている方もいらっしゃるようですが、メルセデスを2台乗り継いでいた時には特に問題はなかったです。ただ、今回はロータスとAMGが共同開発ということなので仕様が初めての事になります。そこがどうなるかな?とは思います。
  • なんだか中途半端
    ロータスだかわからんし
    エリーゼ派はコレじゃない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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