2022年11月9日(独・現地じかん)、アウディはBEV(電気自動車)プレミアムSUV「eトロン」を改良するとともに、車名を「Q8 eトロン」へと変え、新たな一歩を踏み出した。半端ではない顔力もさることながら、さらなるロングレンジ化にも注目したい。
2モーターと3モーター全6モデルをラインナップ
電動化路線を牽引するアウディの象徴ともいうべきBEV(電気自動車)プレミアムSUV「eトロン」が、改良を機に「Q8 eトロン」と名を改め新たなフェーズへと進化した。ボディタイプは、これまで通りの標準ボディとスポーツバックの2種類を選択できる。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
改良のポイントは、ドライブトレーンの効率化アップによる走行レンジの拡大、内外装デザインの一新、そしてカーボンニュートラルを視野に置いた、アウディ初の試みとなる安全部品へのリサイクル素材の採用だ。
まずドライブトレーンから話を進めよう。2つのボディタイプともに3つのドライブトレーンが用意される。2モーターの「Q8 50eトロン」/Q8 50eトロン スポーツバック」と「Q8 55eトロン」/Q8 55eトロン スポーツバック」、そしてトップグレードの3モーター「SQ8 eトロン」/SQ8 eトロン スポーツバック」だ。駆動はすべて4WD。
パフォーマンスは、「Q8 50eトロン」/Q8 50eトロン スポーツバック」が、モーター最高出力250kW/最大トルク664Nmを発生し、航続距離(WLTP)が標準ボディで491km、スポーツバックで505km。「Q8 55eトロン」/Q8 55eトロン スポーツバック」が、モーター最高出力300kW/最大トルク664Nmを発生し、航続距離(WLTP)が標準ボディで582km、スポーツバックで600km。「SQ8 eトロン」/「SQ8 eトロン スポーツバック」は、最高出力370kW/最大トルク973Nmを発生し、航続距離(WLTP)が標準ボディで494km、スポーツバックで513km。
磨き抜かれた空力性能。ラグジュアリー感も向上
エクステリアデザインは、エアロダイナミックに大きなこだわりを見せている。スポイラーの装着場所や形状、ホイール形状などの見直しの結果、Cd値が従来モデルに比べ標準ボディが0.28から0.27、スポーツバックが0.26から0.24へと改善している。
インテリアデザインは、アウディのフラッグシップモデルにふさわしいラグジュアリーなものとされた。パノラマガラスサンルーフが室内を開放感あふれるものとし、落ち着いた色合いのウッド調パネルが乗員に落ちつきを与えてくれる。
コネクティッド系では、MMIタッチレスポンスが採用され、10.1インチと8.8インチのディスプレイとヴォイスコントロールによるナビをはじめとする各種機能への操作が可能だ。アウディは、この仕様を「バーチャルコックピット」と形容している。
最後は、カーボンニュートラルへの新たな試みだ。リサイクル素材を使用する手法はこれまでも取られていたが、シートベルトのバックルカバーといった安全部品へも採用されることとなった。アウディの地球環境への強い思いと、それを支える技術力の賜物といえるだろう。
「Q8 eトロン」の発売は、現在のところドイツをはじめとするヨーロッパと北米マーケットに限られ、日本についてのアナウンスはされていない。オーダーは、2022年11月半ばより開始され、ドイツおよびヨーロッパでは2023年2月末、北米では2023年4月末からのデリバリーが予定されている。ドイツでの車両価格は7万4400ユーロ(約1094万円)からとなる。
[ アルバム : アウディ「Q8 eトロン」 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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■2022年4月 輸入車販売ランキング 1~20位(乗用車)
順位=ブランド:3ナンバー/5ナンバー/合計(2022年4月)、台
(日本自動車輸入組合の資料をもとに作成、※印は国内メーカーの海外生産車)
1=メルセデス・ベンツ:5,317/-/5,317(6,251)
2=BMW:3,532/-/3,532(4,128)
3=VW:2,797/3/2,800(2,759)
4=ニッサン※:1,765/451/2,216(4,025)
5=BMWミニ:1,918/-/1,918(2,333)
6=ボルボ:1,843/-/1,843(1,805)
7=プジョー:1,242/-/1,242(1,197)
8=アウディ:1,103//-/1,103(2,642)
アウディ世界販売20%減、日本も2年ぶりに減少 2022年
https://response.jp/article/2022/08/06/360496.html