現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 激速なのにエレガント! 2代目AMG GT クーペはサーキットもワインディングも日常性能も全部手に入れた贅沢三昧なクルマだった

ここから本文です

激速なのにエレガント! 2代目AMG GT クーペはサーキットもワインディングも日常性能も全部手に入れた贅沢三昧なクルマだった

掲載 3
激速なのにエレガント! 2代目AMG GT クーペはサーキットもワインディングも日常性能も全部手に入れた贅沢三昧なクルマだった

 この記事をまとめると

■フルモデルチェンジしたメルセデスAMG GT クーペの発表会が開催された

世界に名を轟かせるAMGのスタート地点を知ってるか? いま見ても秀作な「C36 AMG」とは

■新型はメルセデスAMG GT クーペらしいワイド&ローでロングノーズ&ショートデッキなスタイリングを継承

■4リッターV8ツインターボエンジンは最高出力585馬力、0-100km/h加速3.2秒の俊足

 新型メルセデスAMG GT クーペを日本初公開

 いまやメルセデス・ベンツのサブブランドとして、すべてのハイパフォーマンスモデルを担う存在となっているメルセデスAMG。そして、メルセデスAMGが、初めてゼロから作り上げたモデルが、2009年にリリースされたメルセデス・ベンツSLS AMGであり、その後継モデルとして現在もラインアップされているのが、メルセデスAMG GT クーペだ。

 そんなメルセデスAMG GT クーペは、すでにドイツでは第2世代へのフルモデルチェンジを発表済み。そしてこのたび、2024年4月2日に東京・六本木にある「メルセデスme」にて日本導入発表会が開催された。

 初のモデルチェンジを受けたメルセデスAMG GT クーペは、従来モデルに比べて極めてダイナミックな走行性能と優れた快適性を実現しているという。

 第2世代へと進化したメルセデスAMG GT クーペのトピックスのひとつがエクステリアデザインだ。メルセデスAMG GT クーペといえば、ワイド&ロー、そしてロングノーズ&ショートデッキのスタイリングが特徴的であるが、それは新型でも健在。メルセデス・ベンツのデザイン基本思想「Sensual Purity」とメルセデスAMGのDNAを高次元で融合させている。

 フロントまわりで目立つのは、縦桟が特徴のパナメリカーナグリルであり、その下には空力性能に優れたフロントエプソン、両脇にはエアインテークが配され、ワイドでダイナミックなフォルムを強調する。また、ヘッドライトには3つのLEDのドットが特徴的なデイタイミングランニングライトを備えたデジタルライトを採用し、先進的で独創的な表情を形作る。

 サイドはロングホイールベース、ショートオーバーハング、大きく傾斜したフロントウインドウ、ロングボンネット、後方にオフセットされたキャビンといったメルセデスAMG GT クーペの独特なプロポーションを完全継承。

 一方、リヤエンドでは、スリムかつ水平に伸びるLEDリヤコンビネーションランプのデザインが、ワイド&ローなスタイルを強調する。また、リヤハッチ後端には電動格納式リトラクタブルリヤスポイラーを装備。展開時には空力性能を高めるだけでなく、スタイリングにスポーツカーらしいアクセントを加えてくれる。

 なお、オプションのAMGカーボンパッケージを装着することで、フロントスプリッターやドアミラー、リヤディフューザーなどがカーボンファイバーとなり、さらにエキゾーストエンドとエンブレム類がブラッククローム化され、エクステリアにさらに精悍なイメージを付与してくれるという。

 2+2シートとトランクスルー機能でさらに優れたGTカーとなった

 インテリアでは、アナログとデジタルを融合させた「ハイパーアナログ」デザインを採用。航空機からインスパイアされたという左右対称のダッシュボードにはタービンノズル型エアアウトレットが配され、その中央に11.9インチ縦型メディアディスプレイが鎮座するスポーティなもの。

 シートはAMG専用スポーツシートが標準となるが、さらにスポーティなヘッドレスト一体型のAMGパフォーマンスシートもオプション設定する。また、通常は2シーター仕様が標準となるGT クーペであるが、オプションで可倒式リヤシートを用意。2+2仕様であれば4名乗車も可能(身長150cmまで)だ。

 なお、リヤシートを倒した状態でラゲッジルームは最大675リットル(標準の2シーター仕様は321リットル)を確保しており、これまで以上に利用シーンが広がる

 そのほか、第2世代「MBUX」の搭載やAMGパフォーマンスステアリングの採用など、最新のメルセデスAMGの文法に則ったアップデートが施されている。

 気になるパワートレインは4リッターV8ツインターボエンジンのM177で、最高出力585馬力・最大トルク800Nm。M177エンジンはすでにSクラスやGクラスなどの63モデルに採用されているものであるが、GT クーペへの搭載にあたり、数多くの改良が施されている。トランスミッションには湿式多板クラッチによる軽量で低慣性でレスポンスに優れるAMGスピードシフトMCT9速を採用。0-100km/h加速は3.2秒の俊足を誇る。

 第2世代メルセデスAMG GT クーペの発表会で登壇したメルセデス・ベンツ日本合同会社の上野金太郎社長は「新型GT クーペは先代モデルに比べて性能はさらに向上し、2+2シートとトランクスルー機能を備えることで利便性も高められました。サーキットを走る性能を落とすことなく、とくにワインディングで走ることの楽しさを追求したのが新型メルセデスAMG GT クーペなのです」と語った。

 新型メルセデスAMG GT クーペは、「63 4MATIC+」のモノグレード展開で価格は2750万円。2024年4月2日より予約注文を受け付け、納車は4月下旬頃より順次開始される予定だ。

 メルセデスAMG GT クーペが第2章でどのような活躍を見せてくれるか、非常に興味深い。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “カクカク”デザイン×「超画期的なユニット」搭載! ファンキーだけど「まじめな発想」で披露された「新時代モデル」とは
全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “カクカク”デザイン×「超画期的なユニット」搭載! ファンキーだけど「まじめな発想」で披露された「新時代モデル」とは
くるまのニュース
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
くるまのニュース
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
ベストカーWeb
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
ベストカーWeb
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
ベストカーWeb
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web

みんなのコメント

3件
  • zoo********
    細長いテールランプデザインが残念。
    グラマラスかつセクシーなボディラインに心打たれましたが、なんとも残念。
    今のトレンドを追求しすぎに思えます。
  • jkg********
    先代GTRのレーシングカーからキャラ変したのかな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1207.51254.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

248.0568.0万円

中古車を検索
クーペの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1207.51254.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

248.0568.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村