現在位置: carview! > ニュース > カー用品 > ホンダ・ステップワゴン(2012年4月~2015年4月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー&試乗記

ここから本文です

ホンダ・ステップワゴン(2012年4月~2015年4月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー&試乗記

掲載 更新
ホンダ・ステップワゴン(2012年4月~2015年4月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー&試乗記

燃費性能UP!個性も明確にしたBIGマイチェン!!

HONDA/STEP WGN
ホンダ/ステップワゴン(RK1~7 後期) 2012年4月発表

ステアリングがキッチリ切れる細幅タイヤ【205/35-19】が登場! ミニバン、コンパクトカーへ

ステップワゴンが大幅なマイナーチェンジを敢行した。スパーダに象徴される好感度の高いルックスや、クラストップレベルのキャビン&ラゲッジの広さ、低重心の走りといったこれまでの魅力はそのままに、さらなる進化を遂げた。

標準車が目指したのは上質さの向上。スパーダは標準車とのさらなる差別化。また全車共通としてエクステリアデザインの進化、燃費のレベルアップ、使い勝手の向上といった3項目が挙げられる。

まずエクステリアは、標準車、スパーダともに空力特性が大幅に高められたフロントエアロバンパー、新意匠のフロントグリルを採用。ともに従来よりワイド感が強調されたデザインだ。

さらにスパーダは明るさ、白さがアップしたLEDアクセサリーライトやLEDポジションランプ、プロジェクターランプからなる専用のヘッドライトなどが与えられ、立派になった標準車の、そのまた上を行く存在感を醸し出している。

リアビューは、どちらもライセンスガーニッシュがワイドになり、標準車ではLEDハイマウントストップランプを採用。スパーダはビーム発光のLEDテール&ストップライトのリアコンビランプとなる。またスパーダのホイールはダーク塗装の16インチが標準だ。

インテリアは、標準車が“落ち着きのある空間”、スパーダは“プレミアム感の演出”が主な狙い。標準車はインパネ下部のカラーをライトグレーからダークグレーに変更し、センターパネルやステアリングガーニッシュなどに明度を高めたシルバー加飾を採用。

エアコンアウトレットノブにはメッキを配すなど質感が高められた。スパーダはさらに手が込んだ仕様となっており、クール系シルバーのセンターパネル、高輝度シルバーのステアリングガーニッシュやインナーノブなどが奢られている。

加飾エリアが増えたのと同時に色調バランスの妙によって、スパーダならではのプレミアムテイストを表現している。

忘れてはならないのが、今回設定された新グレード、スパーダ・Zクールスピリットだ。エクステリアのメッキ部分はすべてダーククロムメッキとし、グロスブラックとアルミ切削の17インチホイールが標準。

インテリアはシルバーステッチが入るグランスムースコンビシート、本革巻きステアリング&シフトノブとなる。クルーズコントロールなど、装備類も充実度が高められた仕様となっている。

使い勝手の面では、1列目シート間に設けられたワンタッチ収納のセンターテーブル、2列目中央のカップホルダーを備えたアームレスト、コンビニフックの追加などが挙げられる。

また、2列目、3列目の中央席は3点式シートベルトが装備され、安全性向上に対する進化も見逃せない。

なお、従来どおり2列目シートは6:4分割タンブルシートが標準だが、オプションだったチップアップシートに代わり、新たに7人乗りキャプテンシートが設定されている。

テールゲートスポイラー、クリアアウターレンズリアコンビランプなどで差別化。写真の「ZCOOL SPIRIT」には17インチアルミを標準装備。

クール系シルバーのセンターパネルのほか、高輝度シルバーのステアリングガーニッシュやインナーノブなどが奢られたスパーダのコクピット。



専用シートなどを装備しクールなイメージを強調した「Z COOL SPIRIT」。写真は7 人乗りの2 列目キャプテンシート仕様だ。


エクステリアデザインが進化した新型ステップワゴン。空力特性が向上したフロントエアロバンパー、新デザインのフロントグリルを採用する。写真は「G Eセレクション」。


“たおしてくるっと回してしまうだけ!”と、サードシートは簡単にフロア下に収納可能。大きな空間が生まれる。

「G Eセレクション」にはベンチタイプの2列目タンブルシートを採用。8人乗りのみとなる。

ワンアクションでサッと折りたたみ可能なセカンドシートにより、サードシートへのエントリーにも配慮。

豊富なアイテムを揃えるModulo

新型用に内外装のパーツを豊富にラインアップするModulo。写真は存在感をアップするステップワゴン用エクステリアアイテム装着車。もちろん、より刺激的にイメチェンするスパーダ用もある。インテリアにはスポーティテイストのアイテムをはじめ、ムーディなイルミも用意されている。また、ドレスアップだけでなく実用性の高いオプションにも注目だ。


※記事の内容、価格、スペック等は2012年4月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

こんな記事も読まれています

悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
THE EV TIMES
ホンダ『N-BOX JOY』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が登場
ホンダ『N-BOX JOY』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が登場
レスポンス
「えっ…ホント!?」マイ自転車に取り付ければ“電動アシスト化”! フル充電で約50kg走行する「P.Wheel」って何?
「えっ…ホント!?」マイ自転車に取り付ければ“電動アシスト化”! フル充電で約50kg走行する「P.Wheel」って何?
VAGUE
究極の新型「爆速ラグジュアリーSUV」実車公開! 史上最もパワフルな「新型ディフェンダーオクタ」が置かれたイベントとは
究極の新型「爆速ラグジュアリーSUV」実車公開! 史上最もパワフルな「新型ディフェンダーオクタ」が置かれたイベントとは
くるまのニュース
茨城県唯一の本格的石垣城砦「笠間城」に昂る!
茨城県唯一の本格的石垣城砦「笠間城」に昂る!
バイクのニュース
全長3.4m切り! ダイハツ「車中泊“特化型”軽バン」がスゴい! 超デカい2段ベッド×ちょうどいい感じの「シンプル仕様」! カスタムセレクト「コンパクトAS」どんなモデル?
全長3.4m切り! ダイハツ「車中泊“特化型”軽バン」がスゴい! 超デカい2段ベッド×ちょうどいい感じの「シンプル仕様」! カスタムセレクト「コンパクトAS」どんなモデル?
くるまのニュース
【ハーレー】カタルーニャサーキットでレース仕様ロードグライドのテスト走行を実施
【ハーレー】カタルーニャサーキットでレース仕様ロードグライドのテスト走行を実施
バイクブロス
えぇぇぇ!? 三菱製[軽スポーツ]が今めちゃくちゃ[アツい]って知ってた??
えぇぇぇ!? 三菱製[軽スポーツ]が今めちゃくちゃ[アツい]って知ってた??
ベストカーWeb
ダサカッコいいトヨタ「ハイラックス」はレトロ風味に味付け! ナンバープレート「1985」は自身の誕生年のほかにもうひとつ意味がありました
ダサカッコいいトヨタ「ハイラックス」はレトロ風味に味付け! ナンバープレート「1985」は自身の誕生年のほかにもうひとつ意味がありました
Auto Messe Web
緊急避難なら駐車違反が罰せられないなら「腹痛で路駐してトイレに駆け込んだ」ってあり? 違反が免除されるケースとは
緊急避難なら駐車違反が罰せられないなら「腹痛で路駐してトイレに駆け込んだ」ってあり? 違反が免除されるケースとは
WEB CARTOP
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了!? 貴重な「めちゃ安いMTハッチ」今後どうなる! 最後を飾る「特別なスイスポ」12月登場も「次期型」のウワサは?
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了!? 貴重な「めちゃ安いMTハッチ」今後どうなる! 最後を飾る「特別なスイスポ」12月登場も「次期型」のウワサは?
くるまのニュース
一体なぜ? 自賠責保険への加入が必須の理由とは
一体なぜ? 自賠責保険への加入が必須の理由とは
バイクのニュース
これはリアビューカメラ? ジャガー、次世代EVコンセプトの新たな画像を公開
これはリアビューカメラ? ジャガー、次世代EVコンセプトの新たな画像を公開
AUTOCAR JAPAN
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
motorsport.com 日本版
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
くるまのニュース
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
くるまのニュース
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
バイクのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

346.6406.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.8534.9万円

中古車を検索
ステップワゴンスパーダの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

346.6406.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.8534.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村