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メルセデス・ベンツ ビジョンEQXX、1月3日公開予定 次世代EVコンセプトカー

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メルセデス・ベンツ ビジョンEQXX、1月3日公開予定 次世代EVコンセプトカー

目標航続距離は1000km以上

メルセデス・ベンツのCOO(最高執行責任者)であるマーカス・シェーファーは、画期的なコンセプトカー「ビジョンEQXX」が1月3日に初公開されることを発表した。

<span>【画像】メルセデス・ベンツのEQシリーズ【5車種を写真でじっくり見る】 全117枚</span>

EQXXは、「最も効率的なクルマを作るというメルセデスの野心の象徴」と表現されており、未来的で高度に合理化されたデザインスタディとして公開される予定だ。

現実世界での航続距離は1000km以上、消費電力は1kWhあたり9.6km以上にすることを目標にしている。以前、メルセデスは、「コンパクトクラス」のEQXXが、これまでに生産されたどのEVよりも「最長の航続距離」と「最高の効率性」を持つことを示唆していた。

昨年、この試作車について、1回の充電で北京から上海までの1200kmを走行できるという主旨の発表があった。メルセデスによると、単にバッテリーを大きくするだけでこの航続距離を実現するわけではないという。EQXXに搭載されるバッテリーユニットは、「将来のコンパクトモデル」にも採用されるようだ。

また、EQXXの開発チームには、「メルセデス・ベンツのF1ハイパフォーマンス・パワートレイン部門(HPP)のエキスパート」が参加しており、トップレベルのパフォーマンスを発揮するものと期待される。

シェーファーCOOは次のように述べている。

「今日、わたし達メルセデス・ベンツ、そして自動車業界全体は、電動モビリティの観点からクルマを完全に再構築しなければなりません。これまでのクルマは、130年にわたる継続的な開発の成果です。これまで達成してきたことは素晴らしいものですが、電気自動車の進歩はもっと早く、ずっと早く進めなければなりません」

さらに、EQXXは「単なるショーカーではない」とし、展示される技術や機能が市販車に導入される可能性を示唆した。例えば、バッテリーのセル密度はEQSに比べて20%向上しているほか、かつて記録した空気抵抗係数0.20Cdをさらに改善することが見込まれる。

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