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【TMS2019】CX-8が利便性や快適性をアップデート。さっそく実車をマツダブースでキャッチした!

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【TMS2019】CX-8が利便性や快適性をアップデート。さっそく実車をマツダブースでキャッチした!

マツダは2019年10月23日、3列シートのクロスオーバーSUV「CX-8」の一部改良を実施、同日より全国のマツダ販売店で受注を開始し、11月28日に発売する。価格は294万8000(FF・2.5Lガソリン車)~489万600円(4WD・2.2Lディーゼル車)。

今回改良した車両は東京モーターショー2019のマツダブースに展示されており、いち早く実車を確認できる絶好の機会となっているから、気になる人は要チェックだ。

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多人数乗車がもっと快適に

さて、「CX-8」の今回の改良では、魂動デザインを採用した上質かつ洗練されたエクステリアデザインはそのままに、多人数乗車でのドライブでの利便性や快適性を向上させている。装備面で注目したいのは2列目と3列目の快適装備の充実が図られたこと。具体的にはLパッケージの2列目ベンチシートにワンタッチウオークインスイッチが備わった。このスイッチは2列目座面横とシートバック背面に設けられており、3列目への乗車時、降車時ともにスイッチを押せばシートバックが自動で前方に倒れ、シートが前方にスライドするから乗り降りがしやすくなるというものだ。また、同じくLパッケージにはナッパレザー素材のウオークスルータイプのキャプテンシートが追加されている。

ウオークスルータイプのキャプテンシート車(25S除く)に、2列目用カップホルダー&充電用USB端子、一部グレードには同様に3列シート用USB端子が採用された。

このほか、WVGAセンターディスプレイのサイズが7インチから8インチに大型化。また、電動スライドガラスサンルーフが上位グレードに標準装備されたこともトピックだ。

細かな改良点として、ルーフ部に塗布型制振材を採用。雨粒がルーフをたたくことで発生する騒音を低減していることも見逃せない。

サブトランクボックスの奥行きを拡大して従来比で19リットル多い84リットルと容量アップを図った(ボーズサウンドシステム搭載車は8リットル多い56リットル)。丸く畳めるサンシェードなどのアウトドアグッズが平置きできるサイズとなり、機内持ち込みサイズのスーツケースなら3列目を使用した状態でも4個積載可能になった。

 

全モデルでFFと4WDを選択可能になった

パワートレーンの拡充も図られた。2.5リットルガソリン車に4WDを、2.5リットルガソリンターボ車にFFを追加設定することで、すべてのエンジンモデルでFFと4WDが選択可能になった。

4WD車には新開発の「オフロードトラクションコントロール」を新たに採用。悪路で想定外のスタック時にも4WDとトラクションコントロールシステム(TCS)の強調制御により接地輪への駆動力伝達を最大化して、悪路からのスムーズな脱出を実現。より安心感の増した走りを提供する。

 

グレード追加と特別仕様車設定と盛りだくさん

今回の改良と同時に新グレード「XD プロアクティブ Sパッケージ」が追加された。ブラックのレザーシート(6人乗り/7人乗り)や運転席&助手席シートヒーター&シートベンチレーション機能、フレームレスの自動防眩ルームミラー、7インチマルチスピードメーター(TFTカラー)を装備する。

また、特別仕様車「エクスクルーシブモード」も設定。専用装備として、2列目キャプテンシートに電動スライドドア&リクライニング機構や、ベンチレーション機能、前述の電動ウオークイン機能、アームレスト付きコンソールが備わる。運転席や助手席だけでなく2列目の同乗者もくつろげる仕様となっている。

以上のように、利便性や快適性を高めるため細やかなアップデートを図ったCX-8は、商品性を向上させたことで、さらなるユーザーの拡大を狙う。

 

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