来季のF1復帰を目指しているエステバン・オコンは、自身の将来が近いうちに決まることを期待している。
ローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムがフォースインディアを買収したことにより、オコンはレーシングポイントのシートを失った。チームはオーナーの息子であるランス・ストロールを起用し、セルジオ・ペレスとの契約を継続した。
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2019年シーズンのF1レースシートを得られなかったオコンは、メルセデスのリザーブドライバーを務めている。
メルセデスF1チームの代表であるトト・ウルフは、メルセデスの育成ドライバーであるオコンが、2020年にシートを獲得することを期待していると明かしていた。
オコンがどこかのチームでF1に参戦できるように、ウルフとマネジメント陣が取り組んでいる以上、”リラックスして待っている”ことしかできないと、ウルフは語った。
「僕だけじゃなくて、僕たちの目標はできるだけ早くマシンに戻ることだ」と、motorsport.comと語った。
「現時点で、トトを含む僕のマネジメント全員が、僕を来季F1に復帰させようと努力している。すでに議論は始まっていると思うんだ」
「できるだけ早急にプランを発表したいし、それが実現すれば素晴らしいと思う。それがベストだ。僕の将来が、すぐに整理されることを願っている」
「僕は自分の周りにいてくれる人々が、良い仕事をしてくれると信頼しているし、僕にできるのはそれだけだ」
ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーへと電撃移籍するまで、メルセデスはオコンをルノーに貸し出すことを検討していた。
つまりオコンの復帰は、メルセデス製パワーユニットを搭載するチームに限られないということだ。
ワークスチームのメルセデスは、来季もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのコンビを続投するという選択肢を持っている。
メルセデスのカスタマーチームであるレーシングポイントに加入するなら、ペレスとストロールと再びシート争いを繰り広げることになる。ウイリアムズには、オコンと同じくメルセデス育成の新星、ジョージ・ラッセルが在籍。ロバート・クビサの後ろには、現在F2ランキングトップにつけるニコラス・ラティフィが控えているという状況だ。
現在、オコンはメルセデスでシミュレーター作業を担当しているが、より強くなってF1グリッドに戻ることだけを目標にしているという。
「僕はシミュレーターで良い仕事をしていると思う。そこから良い情報をもたらし、チームが適切なパフォーマンスを発揮するのを助けているんだ」
「だから上手くいっている。この素晴らしいチームの一員となり、いつもたくさんのことを学んでいる。彼らが持っている知識は貴重だ」
「ハイブリッド時代が始まって以来、彼らは勝ってきたし、とても多くの知識を持っているんだ。そしてその一員となった僕がF1に復帰した時には、より準備が整っているだろうし、ドライバーとしてより完成されているだろう」
「このチームと一緒にいるということは、素晴らしいチャンスなんだ」
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