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29歳、フェラーリを買う──Vol.124 トラブル完治までの道のりは長い!

掲載 更新 35
29歳、フェラーリを買う──Vol.124 トラブル完治までの道のりは長い!

『GQ JAPAN』の編集者・イナガキ(29歳)が、ひょんなことから中古のフェラーリを購入した! 勢いで買ってしまったフェラーリのある生活とは? 今回は、アラーム・トラブルに関する続報。

誤作動が再発しません……

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セキュリティアラームの誤作動が再発したため、フェラーリ横浜サービス・センター(神奈川県横浜市)に持ち込んだ。

【前話】Vol.124 トラブル完治までの道のりは長い!

先日、首都高速道路の辰巳パーキングエリアに立ち寄ったところ、クルマから降りてから3秒後に「ピーピーピー!」と、盗難防止用のセキュリティアラームが鳴った。

しばらく誤作動はおさまっていたので、自然治癒したのかも……と、思っていたが、どうやら違っていたようだ。

このまま誤作動が続いたら困るなぁ~と、不安だったが、以降、再発しなかった
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とはいえ、いつまた再発するかわからないので、フェラーリ横浜サービス・センターに持ち込んだのだ。が、肝心なときに症状はあらわれない。

「先日の誤作動以来、症状の再発はありません」
「なるほど……少し、状況を確認いたしますね」

症状がその場ですぐにあらわれないトラブルの場合、原因究明に時間がかることが多い。
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ちなみに、ボクが予想していた原因は、“セキュリティアラーム用システムの電池切れ”、だ。

似た症状が出ている360モデナについてウェブで調べたところ、セキュリティアラーム用システム(セキュリティボックスと言うらしい)は電池で駆動しているそうで、残量が少なくなると、突然、ボクの360モデナとおなじように「ピーピーピー!」と、鳴ってしまうらしい。
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「おなじ症状じゃん!」と、思ったが、高橋工場長に訊くと「以前(2020年)、ドアロックのトラブルを修理したとき、電池は交換しているので、原因は違うと思われます」とのこと。

ちなみに、リモコンキーの電池残量も問題ないそうで、こちらが悪さをしているとも考えにくいそうだ。
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傾斜センサーは問題なし?

原因を探すために、テクニシャンがリモコンキーで施錠と開錠を繰り返すものの、まったく症状があらわれない。

2枚のドアやフロントフード、リアのテールゲートを確認したが、すぐには原因が特定出来なさそうだ。
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ちなみに、セキュリティ・システムには「傾斜センサー」も付いている。盗難時、クルマがジャッキアップされたり傾きを感知したりしたときに警報を発するために、だ。

もしかすると、傾斜センサーが誤作動を起こしているのでは? とも思ったが、それも違うらしい。

なぜなら傾斜センサーは、エンジン・オフ後、すぐにではなく数分してから作動するからだ。「エンジン・オフ後に傾斜角を測定するため、時間がかかるのです」と、高橋工場長。となると、降車後3秒では傾斜センサーがまだ作動しないので、傾斜センサーゆえの誤作動は考えにくい。
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「そういえば、少し長い距離(40km前後)を走ったあと、誤作動が起きました」
「なるほど。もしかすると、エンジンの“熱”の影響かもしれません」

1時間弱、各所をチェックしてもらったが原因は特定出来なかった。高橋工場長からは「このままお預かりして、より細部を確認いたします」と提案されたが、別の取材でわが愛車を使うため後日ののちに持ち込むことにした。

セキュリティアラーム誤作動の完治までの道のりは長くなりそうだ。

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文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)

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