開幕が迫る2024年のル・マン24時間レース。事前のテストデーも終了したが、そこで速さを見せたのはポルシェ勢であった。昨年フェラーリに敗れたリベンジを目指すトヨタも、基本的にはポルシェが勝つレースになってしまうのではと示唆した。
テストデーはレース1週間前に計6時間のセッションとして実施され、最速は3分26秒907をマークしたポルシェ6号車だった。2番手も同じくポルシェの4号車でタイムは3分27秒142。トヨタ8号車はブレンドン・ハートレーが3分27秒615を記録して3番手に入ったが、4番手にもポルシェの5号車が続いた。
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トヨタのテクニカルディレクターであるデビッド・フローリーは、ポルシェのファクトリーチームであるペンスキー・モータースポーツが高いパフォーマンスを発揮したことを受け、これでポルシェが優勝を逃せば、それは単に彼らが力を出し切れなかったということだろうとコメントした。
「私としては明確だ。もしポルシェが勝てなかったら、それは彼らが相当酷い仕事をしたということだろう」
「我々が見る限り、彼らはあらゆる面で優位に立っている」
「(水曜日に始まる練習走行で)もっとそこが明らかになるだろうが、ポルシェは間違いなく強そうだ」
ここまでのWEC(世界耐久選手権)での戦いぶりや性能調整などを鑑みて、テストデーにおけるポルシェのパフォーマンスは驚きだったかと問われたフローリーは、こう答えた。
「驚きはない」
またフローリーは、フェラーリやキャデラックがテストデーで本来の速さを発揮したかどうかについても疑問を示した。またBMWのポテンシャルも高いと予測しており、「ポルシェの後ろでは良い戦いが繰り広げられるはずだ」と述べた。
一方のポルシェは、今年のル・マンの優勝候補筆頭であるという声に対しては慎重だ。ポルシェ・モータースポーツでLMDhプログラムを統括するウルス・クラトレは、次のように語る。
「我々は集団の中にいる。優勝候補かどうかについては分からない」
「多くのマシンと接近しており、これは競技にとっても良いことだ。私はレースをとても楽しみにしている」
またクラトレは、他のメーカーがテストデーで自分たちのポテンシャルをフルに発揮したかどうかはわからないと付け加えた。
「分かっているのは、我々が自分たちのプログラムをこなし、その結果がこれだったということ。(レースで)大きく先行するといったことを夢見ているわけではない」
2024年のル・マン24時間レースは、現地時間6月12日(水)14時に練習走行が行なわれ、予選1回目は同日19時に行なわれる。
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みんなのコメント
もしかしたら、何かが起こる可能性もゼロではありませんよ。
むしろ、大荒れの天候状況になったりなど、番狂せを起こさせる状況になればいいのにとも思う。