SUVが人気なのは分かっているが、クルマ好きとしてはあえてハズシたクルマに乗りたい。そんな時オススメなのがステーションワゴン。日本じゃほぼ絶滅危惧種だが、ヨーロッパでは相変わらず各社が力を入れるカテゴリーだ。セダン並みの低重心でスタイリッシュ、さらに荷物も積めるとなればいうことはない。そこで今オススメしたいステーションワゴンを3台選んでみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ、ボルボ、ベストカーWeb編集部
SUVにだって負けん!! オワコンとかいうな! 今あえて乗りたい傑作ステーションワゴン3選!!!
【画像ギャラリー】ステーションワゴンってクーペみたいでカッコよくない? そのお姿をここでチェック!(10枚)
■クラウン エステートはいまだに欲しい1台!
11代目となる170系クラウンにラインナップされたエステート
現行トヨタクラウンについては「エステート」の登場が待ち遠しいが、ここは過去のクラウンエステートで攻めてみたい。11代目の170系クラウンにラインナップされたエステートだ。
1999年に登場したこのクラウンエステートは、ワゴンモデルとして新規開発されたもの。先代モデルのようなピラーレスハードトップを廃止したためボディ剛性が高まり、よくできた乗用車としての走りが十分楽しめる。
なかでもオススメなのが8代目以来の復活となる「アスリート」を名乗るモデル。ドライバー主体の硬めの足回りで、インテリアの色使いなども硬派な仕上げだった。
できれば当時のソアラと同じ2.5Lツインターボを積み、280ps/378Nmを誇ったアスリートVを手に入れたい。とはいえ今から中古車を買うとなると荒く使われた個体も多いので、3L自然吸気のアスリートVでもよしとしよう。
実際クラウンエステートは今でもファンが多く、上物は200万円以上のプライスで取引されている。日本が誇るステーションワゴンの頂点に乗るなら、これ以上のクルマはないだろう。
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■注文が終わらないうちにレガシィ アウトバックを!
レガシィ アウトバック。新車を買うなら今が最後!
アウトドア志向のクルマ好きには、レガシィ アウトバックしかないだろう。ツーリングワゴン自体はすでに生産を終えたが、アウトバックも2025年3月31日をもって注文が終了するため、新車を手に入れるのは今しかない。
アウトバックの魅力はなんといっても万能の走破性。舗装路から悪路まで、どこを走っても乗員に不安を抱かせない「全能感」は、このクルマならではだ。近年のスバル車はインテリアの出来も秀逸で実用車的な「妥協感」を感じさせない点も満足度が高い。
ファミリーユースとしては、高い安全性も大きな魅力。3眼式の最新アイサイトは交差点の右折時や細い道からの発進時なども周囲を見張り、運転を助けてくれるし、そもそも高強度&高剛性のスバルグローバルプラットフォームを採用した基本骨格は衝突に強く、スバルの安全へのこだわりをひしひしと感じる。エアバッグは乗員保護の8つに加え、歩行者保護エアバッグも装備する。
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■輸入車好きなら中古のボルボ V60がお買い得!
ボルボV60
ヨーロッパ製のステーションワゴンはひとつのステータスだが、いかんせん新車は高い。となると中古車狙いだが、お買い得なのがボルボのV60だ。2代目V60は2018年のデビューだが以来フルモデルチェンジをしていないため、お手頃価格で現行モデルの感覚が味わえるのだ。
ネットで中古車を検索してみると、初期のガソリンモデルなら200万円ちょっとでみつかる。グレードはベーシックなモメンタムが大半だが、必要装備が一通りそろっているので不満はない。ちなみ2代目V60の日本仕様にはディーゼルがないのはちと残念ではある。
2020年にはV60のパワートレインが刷新される。純ガソリンモデルは廃止され、48VマイルドハイブリッドのB4とB5が主力となった。こちらになると300万円台が相場の中心となるが、高級感あふれるホワイトレザーの個体でも手に入れれば満足感は高いだろう(※汚れには要注意)。
ボルボだけに安全面は申し分ない。どのグレードを選んでも「シティセーフティ」「インテリセーフ」と呼ばれる先進運転機能が標準で付いてくる。おおらかなハンドリングは高速をのんびり流すのに最適。荷物を満載してロングドライブに出かけるファミリーなどには最高といえる1台だ。
さていかがだろう。ここにあげた3台以外にも、ステーションワゴンには魅力的なモデルがあふれている。けっしてオワコン扱いしないで、ぜひその魅力と向き合ってほしい!
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みんなのコメント
その時代で頂点だったとしても今はゴミ
球数少ない希少性で売る側が好きな値付けしてるだけ
ベースとなるセダンの作りが悪いトヨタ自動車には
もうまともなステーションワゴンなんて無理だよ
グローバル展開してるレクサスでさえ
ねじれ剛性不足が有名なのに😆
オワコンです。