ABB FIAフォーミュラE世界選手権にニッサン・フォーミュラEチームとして参戦するニッサンは1月18日、2024年に開催されるシーズン10のリザーブ兼シミュレータードライバーにブラジル出身の21歳、カイオ・コレを起用すると発表した。
コレは2017年にUAE FIA-F4でフォーミュラカーデビューを果たすと、2018年のフランスFIA-F4で7勝を挙げてタイトルを獲得。2019年、2020年はフォーミュラ・ルノー・ユーロカップに参戦し、2020年にはシリーズ2位を獲得。また、2019年よりアルピーヌの若手ドライバー育成プログラムのアルピーヌ・アカデミー(加入当初の名称はルノー・スポール・アカデミー)に所属し、2021年にはFIA F3にステップアップを果たした。
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ただ、FIA F3参戦初年度となった2021年、そして2年目の2022年はタイトル争いに加わることが叶わず、2023年初頭にアルピーヌ・アカデミーを離れることに。アルピーヌ・アカデミー離脱後の2023年シーズンもFIA F3に参戦するが、この年も優勝回数は1勝にとどまり、シリーズ9位という成績で終えている。3年間のFIA F3参戦で通算3勝、11回の表彰台を獲得したコレは、1月13日に開催されたシーズン10開幕メキシコシティE-Prixよりニッサン・フォーミュラEチームに合流している。
「ニッサン・フォーミュラEチームの一員として戦えることを嬉しく思う。初めてシミュレーターに乗ったときから、システムやドライビングスタイルなど、フォーミュラEが他のシリーズとは大きく異なることに衝撃を受けているよ」とコレはコメント。
「この新たな挑戦は、僕のキャリアを成長させてくれると信じている。このチャンスを与えてくれたニッサン・フォーミュラEチームにとても感謝している。プロフェッショナルな環境で、ローランドやフェネストラズ、そしてチーム全体から多くを学ぶ絶好の機会だ。自分の能力を最大限に発揮し、チームに貢献できるよう全力で挑むよ」
そして、ニッサン・フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼チームマネージングダイレクターを務めるトマソ・ヴォルペは「コレをチームに迎えることができ嬉しく思う。リザーブ兼シミュレータードライバーという役割は非常に重要で、チームに欠かせない存在だ」とコメント。
「彼がシミュレーターから得るフィードバックは、シーズン中のマシンの開発や、年間を通してのパフォーマンスに大きな影響を与えるだろう。彼はシングルシーターの経験が豊富で才能にあふれており、早くもエネルギーマネジメントを含むフォーミュラEの主要システムに適応し始めている。チームと協力しながら彼が成長していくことを楽しみにしている」
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