今年は、日産のSUV「アリア」が正式に発売されたり、トヨタがスバルと共同開発した「bZ4X」も発売。さらに日産と三菱からは、軽のBEVも登場予定となっており、まさに日本の電気自動車元年ともいわれている。
そんな中、タイムズパーキングやタイムズカーレンタルなどを運営するパーク24が、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「電気自動車」に関する興味深いアンケート結果を発表したので紹介しよう。
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クルマ保有者のうち「電気自動車」を保有している人は1%
クルマ保有者が保有しているクルマのエンジンタイプは、「レギュラーガソリン車」73%がダントツで、2位以降と50ポイント以上差がついた。2位「ハイブリッド車」18%、3位「ハイオクガソリン車」14%と続いており、「電気自動車」は1%という結果になった。「電気自動車」の保有率は、2016年の調査開始以来1%からほぼ変動していない。
2021年の国内新車販売台数に占める電気自動車の割合は約1%※と、タイムズクラブ会員の電気自動車保有率と同率となった。
※一般社団法人 日本自動車販売協会連合会「燃料別販売台数(乗用車)」(2021年1月~12月の新車販売台数合計と電気自動車販売台数合計より比率を算出)
電気自動車を運転したことが「ある」人は約2割で、うち約3割は「レンタカー」で運転を経験
電気自動車を運転したことが「ある」人は17%という結果になり、年代別でも傾向に大きな違いはなかった。
電気自動車を運転したことがある人に、何で運転したかを聞いたところ、1位は「レンタカー」27%、2位は1位と僅差で「カーシェアリング」24%となっている。以降、「家族や友人・知人から借りたクルマ」「自家用車」12%、「一緒に外出した人のクルマ」10%と続いている。「その他」では、「社有車」や「カーディーラーやイベントでの試乗」という回答が見られた。「価格が
「手ごろになったら」電気自動車を購入すると回答した人が約4割
電気自動車を保有していない人に、電気自動車がどのようになったら購入するかを聞いたところ、「価格が手ごろになったら」38%が最も多く、「購入するつもりはない」が22%という結果になった。3位「EVステーションが増えたら」、4位「航続距離に不安がなくなったら」、5位「好きな車種があったら」と続いている。
年代別で見ると、20代以下と30代は「好きな車種があったら」が「航続距離に不安がなくなったら」を僅差で上回っており、他の年代よりも車種へのこだわりが強いことが伺える。また、60代以上は「購入するつもりはない」が約3割となり、他の年代に比べ電気自動車の購入意欲が低いことがわかる。
電気自動車1回充電あたりの航続距離について、3人に2人が「知らない」
電気自動車の1回充電あたりの航続距離については、3人に2人が「知らない」と回答した。航続距離を知っている人の過半数は、アンケート実施時に発売されている主な乗用車タイプの航続距離「256km~505m※1(WLTCモード)」を認識していると思われる。
※1【日産】LEAF:450km アリア B6:470km 【ホンダ】Honda e:283km【マツダ】MX-30 EV MODEL:256km 【レクサス】UX300e:367km 【テスラ】Model Xロングレンジ:505km
まずはカーシェアリングサービスを活用して電気自動車を体験
自動車業界におけるカーボンニュートラル対応の動きは世界的に加速しており、日本においても2021年に政府が「2035年以降の日本でのガソリン車・ディーゼル車の販売禁止」を発表した。自動車メーカー各社も次々に新型の電気自動車の発売を発表しており、EVシフトは加速している。
しかし、今回のアンケートでは、タイムズクラブ会員のうち約7割がレギュラーガソリン車を保有していると回答しているように、まだレギュラーガソリン車が一般的であることが分かった。一方、電気自動車を運転した経験がある人は、レンタカーやカーシェアリングで運転した人が2割を超えるなど、購入する以外の方法で電気自動車を運転する機会が多いと思われる。
電気自動車に対して価格や航続距離の面などで不安を感じている場合は、まずはカーシェアリングサービスを活用して電気自動車を体験してみるのはいかがだろうか。
関連情報:https://www.park24.co.jp/
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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