小さくてもプレミアム！輸入コンパクトセダンのおすすめ中古車３選

輸入車 [2023.12.12 UP]


小さくてもプレミアム！輸入コンパクトセダンのおすすめ中古車３選
運転しやすいサイズで上品で満足できるクルマを教えてください【輸入車コンシェルジュ】

文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2023年11月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
（掲載されている内容はグーワールド本誌2024年1月号の内容です）

クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介！夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます！

相談者［Y・Iさん］

55歳／会社員／既婚

　スポーツマンで、かつては海に山にキャンプにと、クルマのある暮らしを大いに楽しんできた相談者。クルマもワンボックスからSUVタイプまでいろいろと乗り継いできましたが、最近は子離れしたこともあり、後席に人を乗せることが少なくなり、大きいクルマがいらないと感じてきて、今回の相談となりました。


運転しやすいサイズで上品で満足できるクルマを教えてください
　「とにかく、ストレスから解放されたいんですよ」と切り出した今回の相談者。

　よくよく話を聞いてみると、どうやら相談者さんは、最近大きなクルマを運転していることがストレスに感じるようになってきたと。人混みをかき分けるように進んだり、狭いコインパーキングにバックで駐車したりといった、以前だったら得意としていたシチュエーションが、どうにもおっくうに感じてきたのだとか。

　その気持ち、大いにわかります。ただでさえ年齢を重ねたことでストレス耐性が落ちているところに、最近のクルマはモデルチェンジごとに車体が大きくなっていますから。でも、だからといって上質感や静粛性、乗り心地といった、質の部分はあまり妥協したくないわけです。

　であれば、選択肢はプレミアムブランドのコンパクトカー、しかも高級車としてオーセンティックなセダンボディがいいでしょう。高級車のおもてなしと小型車ならではの取りまわしのよさを両立させたプレミアムコンパクトセダンなら、きっと相談者のニーズを満たしてくれるはず。

　紹介するのは、コンパクトといっても全長4.5m級なので、必要にして十分な貫禄と室内空間も確保。最近ひそかに人気のジャンルなのです。


【メルセデス・ベンツ Ａクラス セダン】日本の道路環境にジャストサイズ！小さくても立派なプレミアムセダン
　コンパクトであっても、メルセデスのセダンらしさは変わらない。これがAクラスセダンの本質です。

　ハッチバックがデザインや乗り味で小気味よさや若々しさを表現しているのに対して、セダンはまさに正統派の3BOXスタイル。特にリアスタイルは自然で、Sクラスのミニチュア版になっています。これがメルセデスの流儀。従来はCクラスがセダンの最小モデルでしたが、2019年に登場したAクラスセダンがその幅をさらに広げました。

　インテリアはハッチバックと基本デザインを共通としますが、トリムのカラーが落ち着いているとセダン的な上質さを感じるのだから不思議。

　パワートレインは選択肢が豊富で、写真の2L直4ターボのほか、1.3L直4ターボ（A180）、同ハイブリッドモデル（A250e）、2L直4ディーゼルターボ（A200d）と予算や使い方に応じて選べるようになっています。このあたりはさすがプレミアムブランド。

　日本の道路事情にジャストサイズの上質なセダンとなっています。

2019年 メルセデス・ベンツ A250 4MATIC セダン（７速AT・DCT） ●全長×全幅×全高：4550×1800×1430mm ●ホイールベース：2730mm ●車両重量：1530kg ●エンジン：直4DOHCターボ　●排気量：1991cc ●最高出力：224ps／5500rpm ●最大トルク：35.7kgm／1800-4000rpm ●中古車参考価格：250万円～550万円（19年～23年 Ａクラスセダン全グレード）


【BMW ２シリーズ グラン クーペ】BMWに期待する上質さと走りをコンパクトなボディに凝縮
　後席用にドアを備えながらもクーペのようなルーフラインを備えるグラン クーペ。2019年に新規モデルとして導入された２シリーズ グラン クーペは、BMWならではのスポーティな世界観を強調したモデル。M235iのエンジンは非常にパワフルで、性能はもちろんサウンドも官能的で盛り上がります。

2020年 M235i xDrive グラン クーペ（８速AT） ●全長×全幅×全高：4540×1800×1430mm ●ホイールベース：2670mm ●エンジン：直4DOHCターボ　●排気量：1998cc ●最高出力：306ps／5000rpm ●最大トルク：45.9kgm／1750-4500rpm ●中古車参考価格：230万円～515万円（19年～23年 ２シリーズ グランクーペ全グレード）


【アウディ S3 セダン（先代）】あえての先代モデルねらいでシリーズの上級グレードを手中に
　ルックスは上質なコンパクトセダン、しかしそのエンジンは285馬力（後期モデルは290馬力）と、ひと昔前なら高性能スポーツカーの領域にあります。ですが、その走りには気難しさはないのがS3セダンの特徴。先代モデルといってもまだ年式的にも新しく、長く愛用できそうな１台です。

2015年 アウディ S3 セダン（６速AT・Ｓトロニック） ●全長×全幅×全高：4470×1795×1380mm ●ホイールベース：2630mm ●車両重量：1520kg ●エンジン：直4DOHCターボ ●排気量：1984cc ●最高出力：285ps／5300-6200rpm ●最大トルク：38.8kgm／1800-5200rpm ●中古車参考価格：160万円～620万円（14年～19年 S3 セダン全グレード）

Comments

[taka06165963]

コンパクトのサイズの横幅1800が日本のジャストサイズだといつなった。ミドルクラスじゃないか。

[ＤＳ４]

シニア夫婦や、一人乗りで主に使うのなら、
排気量２０００・全幅１８００・車重１５００迄に
とどめておいた方が、維持費を考えると楽。

紹介の三車は悪くは無いのだが、
車重が１５００キロを僅かに超えて、
重量税区分が１５００キロ超・
２０００キロ(相当の大型車になる)迄の区分に、
なってしまうのが残念。
重量税区分を細かく刻めないものかなぁ。