TNGA版フレーム構造ボディ「GA-F」を採用
6月10日、新型「トヨタ ランドクルーザー」が世界初公開されました!(※発表を受けての追記、写真の追加あり)
新型ランドクルーザー 8月発表確定!! V6ターボ搭載判明でHVは「なし」 名門の期待値は?
デザインは現行型を上回るシカク感が特徴。オフロード走行でもダメージを受けにくいランプ位置やバンパー造形の本物感に加えて、カキっとエッジの立ったメッキグリルの下を縁取る黒いフィンは顎ヒゲあたりを思わせるかもしれません。
一方、砂漠を走る別のモデルはグリル自体もブラックアウトされ、そこに渡された白いTOYOTAバーの右下に「GR」のロゴが見えます。詳細は明かされなかったものの、噂通りトヨタのスポーツカーブランドであるGRモデルも用意されます。
ボディは伝統ともいえるフレーム構造を踏襲しながら“TNGA化”された、新「GA-F」プラットフォームを採用。これにより200kgの軽量化や、低重心化、重量配分の最適化、サスペンション構造の改善などを実現しているとのこと。
エンジンもトランスミッションも新開発
エンジンはガソリン・ディーゼル共に新開発で、動力性能は現行V8を上回り、どちらも新開発10速ATを組み合わせるなど、電動化はないもののかなり気合が入っている模様。
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・ガソリン車 ……3.5L V6 ツインターボ(415PS/650Nm)※
・ディーゼル車……3.3L V6 ツインターボ(309PS/700Nm)※
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新開発の10速ATはギア比のワイド化や多板ロックアップクラッチの採用で、発進加速性能や高速巡行性能を高めた「ダイレクトシフトAT」です。その結果、燃費は従来型と比べてグローバルの生産台数分換算で年10%低減するとのこと。一部地域ではV6自然吸気ガソリンと6速ATの組み合わせもあります。 ※いずれも海外仕様の参考値
ボディサイズは現行型と共通。E-KDSSに注目
新型ランクルは悪路走破性向上のため足回りの性能向上にも新技術を投入し、王者の意地を見せます。
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・タイヤの浮きづらさ(ホイールアーティキュレーション)の向上
・世界初※のE-KDSS(Electronic Kinetic Dynamic Suspension System)
による接地性向上 ※トヨタ調べ
・ドライバー視点で障害物を直感的に可視化できる
マルチテレインモニターの採用
・走行路面を判定し、自動でモード選択するマルチテレインセレクトの採用
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ちなみにボディサイズやホイールベース、ディパーチャーアングル&アプローチアングルは一部グレードを除き現行型と共通となっています。
先進安全性能も充実。発売は夏から世界各地へ
先進安全装備のトヨタセーフティセンスには、歩行者(昼夜)や自転車(昼)検知、横断歩行者検知機能、緊急時操舵回避支援機能、駐車場での障害物や後退時に車両や歩行者を認識するパーキングサポートブレーキを新たに追加しています。
ちなみに開発の狙いは以下の2つになっているとのこと。
1:ランドクルーザーの本質である「信頼性・耐久性・悪路走破性」を進化・継承
2:世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りの実現
新型は今年夏以降に世界各地で発売されます。価格や詳細スペック、インテリアやエクステリアの詳細についても引き続き注目しましょう。
※写真18枚目(最後)は現行型ランドクルーザー
※写真13枚目はV6ディーゼルツインターボエンジン
※写真14枚目はV6ガソリンツインターボエンジン
※2021年6月10日、一部内容の更新と写真を追加しています。
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みんなのコメント
普通にカッコいいし世界中で売れそう。
内燃機関として最期のランクルになりそうですね。
そう思うと感慨深いものがあります。
ハイブリッドの設定がないのも、
ランクルらしくていいですね。