現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 予選4番手ラッセル、タイヤのオーバーヒートを悔やむ「ポールとの0.5秒の差は、マシンのせいだとは思っていない」

ここから本文です

予選4番手ラッセル、タイヤのオーバーヒートを悔やむ「ポールとの0.5秒の差は、マシンのせいだとは思っていない」

掲載
予選4番手ラッセル、タイヤのオーバーヒートを悔やむ「ポールとの0.5秒の差は、マシンのせいだとは思っていない」

 メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1オランダGP予選を4番手で終えたが、ポールポジションのランド・ノリス(マクラーレン)からは0.571秒離された。

 ここ4戦で3勝を挙げているメルセデス。オランダGPも金曜フリー走行で上位につけたが、オランダGPの予選ではマクラーレン勢やマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後塵を拝する結果となった。

■ノリス、自身も認める“絶品ラップ”でポール獲得。決勝ではフェルスタッペンとの優勝争い予想「良いバトルになるはず」

 ルイス・ハミルトンがマシンのバランスに苦しんで12番手(ペナルティで決勝は14番グリッド)と沈んだのに対し、ラッセルはQ1とQ2でマクラーレンとレッドブルのマシンについて行き、ポール獲得の可能性を感じていた。

 しかしラッセルはQ3でコンマ3秒のタイム更新に留まり、ポールシッターのノリスとの差は0.5秒以上に広がった。

「僕のQ2のラップはそれなりという感触だったのに、マクラーレンと同じようなペースだったから、ポールを狙えると思ってQ3に臨んだんだ。その後、ペースが上がらなかった」

 ラッセルはマシンにペースはあるものの、最後のアタックのラップ終盤にタイヤがオーバーヒートしてしまったことが、遅れてしまった主な要因だと考えている。

「正直なところ、マシンのせいだとは思っていない」

 そうラッセルは語った。

「すべてはタイヤが原因だ。僕はとても力強いラップを刻んでいて、ランドとも競っていた。0.25秒はタイムが更新できていたと思う」

「でもタイヤがオーバーヒートしてしまい、ラップの後半で思った以上にパフォーマンスを失ってしまった。だからあまり心配していないよ。4番手というのはスタート位置としては良いと思うし、もっと近づくことができると思う」

「タイヤができるだけ冷えた状態でラップを始めたいけど、限界より1度でも低ければおそらく0.5秒はロスするだろう。そして1度でもオーバーすればコンマ数秒のロスだ。つまり、スイートスポットでバランスを取りながら、崖の淵に近づいているようなものなんだ」

「一歩でも崖っぷちから遠ければ置いていかれる。それがみんなの課題なんだ」

 ラッセルは決勝ではマクラーレンの2台やフェルスタッペンと戦うことができると信じている。

「マクラーレン勢とはいい戦いになると思うよ」

「ここ数戦、彼らが最も速かったのは間違いない。だから、現実的にはマクラーレンとレッドブルからコンマ半分かコンマ1秒の差があると思う」

「でも、戦略を正しく立て、いいスタートを切ることができれば、あっという間に状況は変わるよ」

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【殿堂入りレベルの完成度】オートカラーアウォード2024でマツダCX-80がグランプリを受賞
【殿堂入りレベルの完成度】オートカラーアウォード2024でマツダCX-80がグランプリを受賞
AUTOCAR JAPAN
ヒョンデが『i20 Nラリー2』に新型“ステップ2”を投入。7つのジョーカーを活用/ERC
ヒョンデが『i20 Nラリー2』に新型“ステップ2”を投入。7つのジョーカーを活用/ERC
AUTOSPORT web
「ハイパーカーは乗り物以上の芸術」超高級車のブガッティが「究極のガレージ」発表
「ハイパーカーは乗り物以上の芸術」超高級車のブガッティが「究極のガレージ」発表
レスポンス
ホンダ新型プレリュード、2025年にアメリカで販売開始へ。将来的なレースベース車両になるかも?
ホンダ新型プレリュード、2025年にアメリカで販売開始へ。将来的なレースベース車両になるかも?
motorsport.com 日本版
レクサス新型「LX」がスゴイ! ”頑丈“すぎる新ハイブリッド搭載の「本格モデル」! “超タフ”な新仕様「オーバートレイル」もある「最上級“SUV”」が販売店でも話題に
レクサス新型「LX」がスゴイ! ”頑丈“すぎる新ハイブリッド搭載の「本格モデル」! “超タフ”な新仕様「オーバートレイル」もある「最上級“SUV”」が販売店でも話題に
くるまのニュース
国内外で活躍するBIRTH RACING PROJECTがドライバーデベロップメントプログラムを始動へ
国内外で活躍するBIRTH RACING PROJECTがドライバーデベロップメントプログラムを始動へ
AUTOSPORT web
【アメリカ】ホンダの大型SUV「プロローグ」に反響多し! 「100万円以上も安くなるのスゴイ」「あえてシンプルなデザインが素敵」の声! 日系車で「1番人気」を獲得!
【アメリカ】ホンダの大型SUV「プロローグ」に反響多し! 「100万円以上も安くなるのスゴイ」「あえてシンプルなデザインが素敵」の声! 日系車で「1番人気」を獲得!
くるまのニュース
デザインコンセプトは「ナチュラルユニーク」! スズキが軽乗用車「ワゴンR スマイル」の新型モデルを発売
デザインコンセプトは「ナチュラルユニーク」! スズキが軽乗用車「ワゴンR スマイル」の新型モデルを発売
バイクのニュース
クルマのエアコンフィルター交換、サボってない? 自分で点検・交換する方法を紹介!【カーマニア本田浩隆の愛車日常メンテナンス】
クルマのエアコンフィルター交換、サボってない? 自分で点検・交換する方法を紹介!【カーマニア本田浩隆の愛車日常メンテナンス】
くるくら
ゲイルスピードのアルミ鍛造ホイールに X350/X500/GSX-R1100用が登場!
ゲイルスピードのアルミ鍛造ホイールに X350/X500/GSX-R1100用が登場!
バイクブロス
2025年[フルモデルチェンジ]予定の日産・キックス! [コンパクトSUV]として爆ウレするために必須の条件とは?
2025年[フルモデルチェンジ]予定の日産・キックス! [コンパクトSUV]として爆ウレするために必須の条件とは?
ベストカーWeb
6年ぶりに復活した日産S14「シルビア」…きっかけは「チャージスピード」のフルエアロ! ただいま「痛車にしようか思案中」
6年ぶりに復活した日産S14「シルビア」…きっかけは「チャージスピード」のフルエアロ! ただいま「痛車にしようか思案中」
Auto Messe Web
F110カップに『GSTR GRAND PRIX F110 CUP 2025シリーズ』と題したスカラシップを設定
F110カップに『GSTR GRAND PRIX F110 CUP 2025シリーズ』と題したスカラシップを設定
AUTOSPORT web
「冬の方が夏に比べて“燃費が悪くなる”と聞きましたがなぜですか?」 納得の理由に「雪降るエリアだと仕方ない」「冬に燃費稼ぐのは諦めます」の声! すぐできる“燃費を良くする方法”とは?
「冬の方が夏に比べて“燃費が悪くなる”と聞きましたがなぜですか?」 納得の理由に「雪降るエリアだと仕方ない」「冬に燃費稼ぐのは諦めます」の声! すぐできる“燃費を良くする方法”とは?
くるまのニュース
トヨタ車体が提案! 斬新ドア採用の「クロスバンギア」は市販化する? ノアヴォク派生ぽい「“SUVミニバン”コンセプト」はどうなるの?
トヨタ車体が提案! 斬新ドア採用の「クロスバンギア」は市販化する? ノアヴォク派生ぽい「“SUVミニバン”コンセプト」はどうなるの?
くるまのニュース
「えっ!?」スクーターメーカー「ベスパ」製の4輪車なんてあったの?  65年前に登場した4人乗りの“マイクロカー”を発見 どんなクルマ?
「えっ!?」スクーターメーカー「ベスパ」製の4輪車なんてあったの? 65年前に登場した4人乗りの“マイクロカー”を発見 どんなクルマ?
VAGUE
タクシー・ライドシェアに「チップ文化」は根付くか? 配車アプリ普及で、月収アップに追い風? その効果と課題を考える
タクシー・ライドシェアに「チップ文化」は根付くか? 配車アプリ普及で、月収アップに追い風? その効果と課題を考える
Merkmal
買うなら今よ! 3代目[トヨタ・ヴィッツRS]走りが楽しすぎる件
買うなら今よ! 3代目[トヨタ・ヴィッツRS]走りが楽しすぎる件
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村