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輸入車ミドルクラスSUV特集/人気ジャンルの魅力と実力・最新モデルからねらい目中古車まで

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輸入車ミドルクラスSUV特集/人気ジャンルの魅力と実力・最新モデルからねらい目中古車まで

輸入車 [2023.08.04 UP]


輸入車ミドルクラスSUV特集/人気ジャンルの魅力と実力・最新モデルからねらい目中古車まで

クラウンスポーツのライバルは誰だ!? 国産・輸入車ラージサイズSUV8選

Visual model : MERCEDES-BENZ GLC
ミドルクラスSUV特集/人気ジャンルの「今」を再確認[ミドルクラスSUVの魅力と実力]

写真●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2023年9月号の内容です)
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
※中古車参考価格はすべてグーネット2023年7月調べ(認定中古車のみ)。

力強いスタイリングに用途を問わず快適なドライブが楽しめる走行性能をあわせ持つミドルクラスSUVは、今や輸入車の大本命といえる存在。各ブランドが互いにしのぎを削ることで、レベルの高さは全ジャンル随一だ。ここでは、最新モデルから実力派まで注目モデルをクローズアップ。それぞれの個性に光を当てることで、あなたがどのミドルクラスSUVを買うべきなのか、クルマ選びの参考になる情報を取り揃えた。


ミドルクラスSUVとは?
 ボディサイズの全長が4.5mから4.7mの範囲に収まるSUVをここではミドルクラスSUVとして紹介。このクラスは日本の道路事情を考えると、使いやすさと性能のベストバランス。多彩なライフスタイルにマッチするのがミドルクラスSUVだ。


[ガソリン&ディーゼルエンジン編]五感を刺激するエンジン車をまだまだ楽しみたい!
文●大音安弘 写真●ユニット・コンパス、澤田和久 
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。

群雄割拠するミドルサイズSUVにおいて、最も多くの選択肢を提供するのが、ガソリンまたはディーゼルエンジンを搭載する内燃機関モデルだ。ここでは、注目すべきモデルを使用用途別に紹介していく。


総合的完成度や官能性は内燃機関モデルに軍配
 続々と新型が投入されるSUVは、コンパクトからラージまで充実のラインアップを見せるが、その中心はミドルサイズのモデルたちだ。ボディサイズが豊富なだけでなく、価格やキャラクターもさまざま。だからこそ、最適な1台が見つけやすい。

 サイズアップにも熱心なコンパクトSUVでも十分ではという声もあるかもしれないが、後席の広さやラゲッジ容量を期待するなら、やはりミドルサイズがベターだ。もちろん、取りまわしに困らない大きさにとどまっている点も見過ごせない。

 今、最も鮮度が高いミドルサイズSUVといえば、デザインと走りのよさを追求するイタリア車。昨年よりマセラティは「グレカーレ」を投入。事実上のブランドエントリーとして活躍。2L直4ターボエンジンが主力だが、最上位には3LV6ツインターボを用意するなど、パンチも効いている。またアルファ ロメオも、まったく新しいSUV「トナーレ」を今年より導入開始した。

 王道の1台といえば、初の全面改良を迎えたメルセデス・ベンツ「GLC」を挙げたい。従来型の使いやすさを受け継ぎつつ、より豪華に進化。オフロード性能も強化し、SUVの本質も追求するなど、上位モデルを脅かす充実の内容となっている。ただし、オプション込みで1000万円級と価格もビッグ。現在はクリーンディーゼル一択となるが、パワーだけでなく、静粛性を含めた完成度は高い。エントリーのガソリン車の追加など、今後の展開が期待される。

 ファミリー層の期待に応える3列シート車も徐々に拡大中。Gクラス風味のデザインが人気のメルセデス・ベンツ「GLB」を筆頭に、プジョー「5008」、ジープ「コマンダー」、ランドローバー「ディスカバリースポーツ」がある。もちろん、ラージSUVやミニバンと比べると、3列目が子供向けとなってしまう点はあるものの、家族3世代や子供のいる友人たちとで出かける人には、重宝するはずだ。

 現代のスペシャルティカーとなるクーペSUVでは、これまでBMW「X2」やアウディ「Q3スポーツバック」が存在感を示してきたが、399万円からのルノー「アルカナ」の参戦が注目される。日産・ルノー・三菱3社で共有する「CMF-B」プラットフォームの素性のよさを活かした作りは、総合力も高い。

 最後に触れておきたいのは、ラストチャンスといえる、ピュアエンジンの高性能SUVだ。環境規制の高まりから、その存在はEVシフトの流れにある。たしかに、加速勝負ならばEVに分があるが、刺激的なエンジンサウンドや操る歓びというエンタメ性は圧倒的にエンジン車が上だ。現時点では、その選択肢はドイツ車が中心。熟成域となった「ポルシェ マカン」は、その筆頭株だろう。この他にも、メルセデスAMGの「GLB」や「GLC」、BMW 「X3 M」や「X4 M」、アウディ「RS Q3」という選択もある。

 SUVに求められる性能では、まだエンジン車のほうが勝る。今ならではの選択を楽しんでほしい。

プロフィール:自動車ジャーナリスト 大音安弘

クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。


[マセラティ グレカーレ]スポーツカー級の運動性能を誇る
 マセラティSUV第2弾として、2022年に登場。スポーティなデザインから、小さく映るが、全長4.8m超えと立派なサイズ。マセラティらしい運動性能を重視した味付けで、スポーツカーライクな走りが楽しめる。530馬力の3LV6ツインターボエンジンの最上位「トロフェオ」だけでなく、エントリーの2L直4ターボ「GT」でも走りの満足度は高い。全車4WDだ。


イタリア製高級車にふさわしい上質なレザーと上品なデザインのインテリア。ロングホイールベースにより、車内も広い。
マセラティ グレカーレ GT(8速AT) ●全長×全幅×全高:4846×1948×1670mm ●ホイールベース:2901mm ●車両重量:1870kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1995cc ●最高出力:300ps/5750rpm ●最大トルク:45.9kgm/2000-4000rpm ●新車価格:922万円~1520万円(グレカーレ 全グレード)

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[メルセデス・ベンツ GLC]ヒット作の第2世代オフロード性能も進化
 2023年に初のフルモデルチェンジを迎えたCクラス級SUV。Sクラス譲りの技術を積極的に採用し、大きく進化。注目は、悪路走破性を高めるオフロード機能の追加だ。さらに快適な乗り心地を実現するエアサスや街中での取りまわしを高める後輪操舵機能なども採用し、オールマイティなSUVに鍛えた。現時点では、2Lディーゼルターボの4WD車のみとなる。


さらにゆとりが増したキャビン。大型ヘッドアップディスプレイは、運転中に、メーターを見る必要がないほど多機能だ。
メルセデス・ベンツ GLC 220 d 4MATIC(9速AT) ●全長×全幅×全高:4725×1890×1635mm ●ホイールベース:2890mm ●車両重量:2020kg ●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ ●排気量:1992cc ●最高出力:197ps/3600rpm ●最大トルク:44.9kgm/18000-2800rpm ●新車価格:820万円

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[アウディ Q3 スポーツバック]スタイリッシュなクーペSUV
 2020年登場の第2世代モデルでは、標準タイプのSUVに加え、人気のクーペSUV「Q3スポーツバック」を追加。全長約4.5mと扱いやすいサイズを受け継ぎつつ、居住空間拡大のためにホイールベースを拡大。特に後席が広くなっている。ラゲッジ容量も、410L~530Lと優秀。1.5L直4ガソリンターボのFF車と2L直4ディーゼルターボの4WD車を用意。


アウディの強みである先進さと高い質感を備えたインテリア。ナビも標準化するなど装備も充実。
Q3 スポーツバック 35 TDI クアトロ Sライン(7速AT・Sトロニック) ●全長×全幅×全高:4520×1840×1565mm ●ホイールベース:2680mm ●車両重量:1710kg ●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ ●排気量:1968cc ●最高出力:150ps /3500-4000rpm ●最大トルク:34.7kgm/1750-3000rpm ●新車価格:485万円~581万円(Q3 スポーツバック 全グレード)

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[ランドローバー レンジローバー イヴォーク]英国生まれのスタイリッシュなSUV
 大成功を収めた小さなお洒落レンジローバーの2代目。ガソリン(マイルドハイブリッドを含む)とディーゼルの2Lターボを用意。洗練されたスタイルと扱いやすいサイズ感が魅力。

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[EV&PHEV編]日々進化する注目モデルその快適性は想像を超える
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。航続距離はすべてWLTCモード。

電動化の波はミドルSUVにもおよんでいる。特に欧州ブランドは電動化に前のめりで、主力モデルのEV版またはPHEV版を矢継ぎ早に投入している。ここでは、そんな電動化モデルを解説。じつは内燃機関モデル以上に違いの大きいモデルそれぞれの特徴を紹介していく。


増加する電気SUVのメリットとデメリット
 最新EVは、人気のSUVも多いのは、単に売れ線だからというわけでない。構造上のEVとの親和性が高いこともあるのだ。

 航続距離を左右する駆動用リチウムイオンバッテリーは、キャビンの床下に設置されるのがセオリー。当然、床下が厚くなるため、最低地上高に余裕があるSUVなら、車内への影響を最小化できるというわけだ。特にミドルサイズSUVとなれば、大容量電池の搭載が可能となり、長距離移動での使い勝手も高まる。

 さらに最新のEVでは、より多くの電池の搭載スペースと広い車室空間という相反する機能を両立すべく、EV専用プラットフォームの採用が拡大中。簡単にいえば、エンジン車に必要なエンジンやドライブシャフトなどの機構を省いたスペースを有効活用することで、効率よく電動システムを搭載しているのだ。

 その最新作の一例が、VW「ID.4」とアウディ「Q4 e-tron」。いずれもグループで共有するEV専用アーキテクチャ「MEB」を採用しているが、ブランドによるデザインの違いはもちろんだが、走りのキャラクターまで大きく異なるのがおもしろい。意外にも、EVらしさが強いのはID.4であり、エンジン車に近い味付けなのはQ4なのだ。

 今後のEVの拡大を見据えると、俊敏な加速や静かな走りといったEVの共通の価値だけでは、ユーザーの獲得につながらない判断からなのだろう。それは同時に、EVがどんどんおもしろくなる流れと言い換えてもよいのではないだろうか。

 またEVをエンジン車と並列に扱い、ユーザーが好きなパワーユニットを選べるように提案するメーカーもある。いち早く動きだしたのが、BMWだ。ミドルサイズSUVの「iX3」は、エンジン車の「X3」と基本を共有するEVであり、後輪駆動車ベースとなる点も同様。つまり、EVでもBMWらしさを重視したクルマ作りを行っている。そのため、デザイン上のEVアピールこそあれど、X3の一員であることも重視する。この手法は、イタリア車「マセラティ グレカーレ」も同様で、近い将来、EV版も日本上陸予定だ。

 CEV補助金などの後押しもあり、購入を真剣に検討している人も多いだろうが、SUVらしい使い方を重視すると、購入に踏み切れない人もいるはずだ。なぜならば、現時点では、どのモデルもクロスオーバー色が強く、また移動先が遠く郊外になるほど、充電インフラの不安もある。

 その悩みを解決するクレバーな選択が、エンジンと電気モーターをあわせ持つPHEVだ。

 日常の移動を電気で賄いながら、ハイブリッドなので、効率よく長距離移動を行うこともできる。ただ輸入車の場合、上級モデルが中心となるため、比較的高価。その選択肢が、ボルボ XC60、ジャガー Fペイス、シトロエン C5 エアクロス SUV、プジョー 408、DS7などのドイツ車以外となるのも興味深い。エンジンとモーターの配置で、FFと4WDの両方が存在するので、用途に合ったシステムを見極めることも大切だ。

 時代の最先端といえる電動車のなかから最適な1台を選び、理想のSUVライフを満喫してほしい。


[アウディ Q4 e-tron]エンジン車と変わらぬ自然なフィーリング
 VWとも共有するEVアーキテクチャ「MEB」によるEV専用車だが、内外装はアウディらしさを優先し、エンジン車との差別化は控えめ。走りもエンジン車からの乗り換えでも違和感のないものに仕上げた。駆動方式は、後輪駆動車のみで、82kWhの電池容量で、航続距離が594kmとなる。少し高価となるが、同等性能を持つクーペSUV「スポーツバック」も用意する。


先進的なコックピットデザインは、他のアウディとも共通性が高い。ラゲッジ容量は、標準時520Lと、SUVとして十分な広さを持つ。
アウディ Q4 40 e-tron Sライン ●全長×全幅×全高:4590×1865×1615mm ●ホイールベース:2765mm ●車両重量:2100kg ●モーター最高出力:150kW ●モーター最大トルク:31.6kgm ●新車価格:638万円~728万円(Q4 e-tron 全グレード)

アウディ Q4 e-tronの新車情報を見る


[フォルクスワーゲン ID.4]航続距離は最大で618km
 VWのEV「ID」の日本導入第1弾。EV専用アーキテクチャ「MEB」による高効率な設計で、車内空間を最大化。エンジン車とは異なり、後輪駆動車となるのも特徴。電気モーター性能と電池容量の異なる2タイプがあり、主力の「Pro」は、電池容量77kWhで航続距離618kmを実現。さらに装備も豪華だが、航続距離435kmの「Lite」との価格差は、約135万円もある。


小型メーターパネルや個性的なシフトレバーなどEVであることを強くアピールするコックピット。
フォルクスワーゲン ID.4 プロ ●全長×全幅×全高:4585×1850×1640mm ●ホイールベース:2770mm ●車両重量:2140kg ●モーター最高出力:150kW/4621-8000rpm ●モーター最大トルク:31.6kgm/0-4621rpm ●新車価格:514万2000円~648万8000円(ID.4 全グレード)

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[BMW iX3]BMWらしいスポーティなモデル
 エンジン車「X3」をベースにしたフル電動SUV。基本的なデザインやボディ構造を共有することで、同等の使い勝手を実現。後部に電気モーターを備えた後輪駆動であるのも特徴のひとつ。80kWhの駆動用電池を搭載し、508kmの航続距離を確保。最大150kWの急速充電に対応。力強い電気の走りを活かし、スポーティなMスポーツのみとなるのも、BMWらしい。


システムをエンジンルームや床下などに収めることでEV化。内装は、エンジン車と同じだ。
BMW iX3 Mスポーツ ●全長×全幅×全高:4740×1890×1670mm ●ホイールベース:2865mm ●車両重量:2200kg ●モーター最高出力:286ps/6000rpm ●モーター最大トルク:40.8kgm/0-4500rpm ●新車価格:922万円(iX3 Mスポーツのみ)

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[ボルボ XC60]人気モデルのPHEVバージョン
 新世代モデルで積極的にPHEVを展開してきたボルボ。前輪をエンジン、後輪を電気モーターで駆動する仕組みの4WDで、EVモードでは後輪駆動となるのも特徴。200V普通充電に対応し、電気だけの航続距離は81kmだ。


ボルボ XC60の新車情報を見る


自由気ままが今の気分!SUVでぶらり旅
文と写真●ユニット・コンパス
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。

SUVの魅力は、快適な車内空間と使い勝手のよさ、そして走行性能を高次元で両立したところにある。そこで今回は、話題のニューモデルであるDSオートモビルのフラッグシップであるDS7で、SUVのあるカーライフを疑似体験。ロングドライブでその実力をチェックした。


SUVだからこそ可能な自由で気ままな旅
 DS7との旅は思わぬ形で始まった。取材前日に通常の試乗取材ではなく日帰りの旅をして、その様子をレポートしてほしいという指令が飛んできたのだ。普通、こうしたロケは事前に計画を立てるが、今回はノープラン。イメージとしては、予定のない休日のぶらり旅だ。

 相棒のDS7は、この春マイナーチェンジを受けた新型。ガソリンとPHEVが存在するが、今回はPHEVの「E-テンス4x4」を借りることができた。普通充電器で約2.5時間のチャージで、56kmのEV走行も可能(WLTCモード)な、イマドキのミドルSUVである。

 高速道路に飛び乗り、せわしなく走るトラックや営業車の波にもまれながら目指したのは、関東エリアのドライブスポットとして鉄板の千葉県房総半島。今日の天気なら、海岸沿いが気持ちいいに違いない。

 アクアラインを渡り館山自動車道を富浦まで一気に下っていく。DS7は滑るように高速を走り、車内には穏やかな時間が流れる。たおやかなフットワークと静粛性に優れた車内空間は、まるでホテルのラウンジのような心地よさ。これは大人だ。

 高速を降りて海岸線を目指す。段々と道が狭くなり、ときに段差や不整地とも遭遇するが、ドライブモードをコンフォートにしておけば、フロントウインドウ上部のカメラが路面の凹凸を認識してサスペンションの硬さを自動調整するので、ぶしつけな衝撃にさらされる心配もない。

 こうして出会ったのが、写真の風景。平日ということもあって貸切状態で、最高のリフレッシュができた。

 クルマの魅力は移動の自由にある。その自由をさらに広げてくれるのが、ミドルSUVの道を選ばない走行性能。どこにでも行けて、我慢いらず。それを実感できた旅となった。


[DSオートモビル DS7]EV走行が可能な「E-テンス4x4」
 DS7のPHEVモデルは、1.6L直4ターボエンジンに加えて、前輪後輪それぞれにモーターを搭載する贅沢なシステム。システム合計出力300馬力を誇るだけあって、高速道路は余裕の走り。一方で、4WDのメリットを感じるのは、キャンプサイトによくある狭い上り坂や砂地といった繊細に走りたいところ。アクセルを大きく踏まなくてもいいので運転しやすい。


自然の景色のなかにあって一層際立つDS7のデザイン。今回の改良で「ライトヴェール」と呼ばれるLEDのデイタイムライトや新型LEDヘッドライトを採用。

ダッシュボードとドアトリムにパールトップステッチを施したナッパレザーを導入している。
DSオートモービル DS7 オペラ E-テンス 4x4(8速AT) ●全長×全幅×全高:4590×1895×1655mm ●ホイールベース:2730mm ●車両重量:1940kg ●エンジン:直4DOHCターボ+モーター ●排気量:1598cc ●最高出力:200ps /6000rpm ●最大トルク:30.6kgm/3000rpm ●新車価格:689万8000円~799万円(DS7全グレード)

DSオートモービル DS7の新車情報を見る


[実用性とルックスを激変させるSUV向けタイヤ]SUVでキャンプに行くならオールテレーンタイヤ!
文●ユニット・コンパス 写真●ジープ、ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、グッドイヤー

SUVを買ったらキャンプに出かけたい! と考えている人は多いだろう。そんな人にオススメしたいのが、不整地に強いオールテレーンタイヤの存在だ。


タイヤを変えることで立ち往生のリスクを低減
 SUVはオフロードに強い印象があるが、じつはそうとも限らない。日本向けモデルの多くは、オンロード向けのサマータイヤが装着されているからだ。なので気をつけないと、雨で濡れたダートや砂地でスタックしてしまうことも。

 キャンプなどで不整地を走る機会が多いのなら、オススメはオールテレーンタイヤ。「オールテレーン」とはすべての地形を意味する言葉で、表記は「A/T」または「T/A」。タフなイメージのルックスは、いかにもアウトドア向きでカッコいい。

 注意したいのは、オールテレーンタイヤにも商品によって、夏タイヤとオールシーズンタイヤがあるということ。乾いた舗装路での快適性や経済性を重視するなら夏タイヤを、冬にちょっとした雪道を走りたいなら、オールシーズンタイヤを選ぼう。


ミドルSUVにマッチするオールテレーンタイヤを紹介

ブリヂストン デューラー A/T 001
 さまざまな道での走破性と快適な走り、低燃費やロングライフにも配慮したオールシーズンタイヤ。SUV専用設計で耐久性を重視した構造を採用。


横浜ゴム ジオランダー A/T G015
 「アグレッシブ・パターン」を採用したオールシーズンタイヤ。定評あるオフロード性能を引き上げながら、高耐久と高寿命を両立した。


ダンロップ グラントレック AT5
 全天候に対応するオールシーズン(M+S仕様)タイヤ。オフロードでの性能を確保しながら、シティユースや雨の日での安心感も高いレベルを実現。


グッドイヤー ラングラー AT サイレンストラック
 オフロード向けタイヤでありながら、静粛性と乗り心地を向上。街乗り中心のユーザーにも適したマルチパーパスタイヤ(サマータイヤ)。


[人気モデルのフルモデルチェンジ情報をキャッチ]日本上陸が待ち遠しい欧州の最新ミドルSUVをチェック!
文●ユニット・コンパス 写真●メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン

欧州ブランドの新型はEV化していくのかと思いきや、内燃機関モデルもまだまだ存続しそうだ。ここでは欧州でキャッチされた人気モデルの最新情報について紹介していく。


メルセデスとVWが人気モデルの新型を用意
 すっかり乗用車の本命となって久しいSUV。欧州では人気モデルのニューモデルがスタンバイしている。

 まずはメルセデス・ベンツ。新型GLCが日本にも導入され人気を博しているが、そのクーペ版である「GLCクーペ」が欧州にてデビュー。電気自動車のEQシリーズに加えて、従来の内燃機関モデルも用意しているのはブランドとしての底力を感じさせるところだ。

 VWからも新型ミドルSUVが登場予定だ。こちらも人気モデルのフルモデルチェンジで、今回情報解禁された内容によれば、ガソリンやディーゼルに加えてマイルドHVやPHEVといった電動化パワートレインも搭載される予定。ワールドプレミアは2023年秋とされる。

 いずれも日本にもファンを持つモデルだけに上陸が待ち遠しい。 


メルセデス・ベンツ GLCクーペ
 2代目にフルモデルチェンジしたGLCクーペ。最新のメルセデスデザインを導入し、さらにスタイリッシュに進化した。


フォルクスワーゲン ティグアン
 HDマトリックスヘッドライトや新しいアダプティブシャシーコントロールを採用することで、プレミアムモデルへと進化。2024年登場予定。


[USED CAR]お得に買うなら良質中古車今ねらい目のミドルクラスSUV
文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格は2023年7月グーネット調べ。※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。

新車でねらうと高価格なミドルクラスSUVも、中古車ならば買いやすくなる。特にマイナーチェンジ前や先代モデルは価格がグッと下がってお買い得!


所有欲を満たしたい上級志向のあなたに[PREMIUM]

[メルセデス・ベンツ GLC(先代)]先代の前期モデルなら200万円台でねらえる
 実用性と取りまわしのよさのバランスがよいミドルクラスSUVは、今では輸入車の主力ジャンルとなった。多くの自動車メーカーが参入し、車種も豊富。輸入車で人気があるのは、メルセデスやBMWなどのプレミアムモデル。質感の高い内外装、充実した装備、そして安定感のある走りは鉄板チョイスである。

 そのなかでも特に注目したいのが、メルセデス・ベンツGLC。今年3月にフルモデルチェンジを受けたが、ねらい目は先代モデル。なかでも前期型は200万円台の予算から探せるのも魅力だ。パワートレインは、ガソリン、ディーゼル、PHEVと各種揃うが、なかでも「GLC 220d 4MATIC」が物件豊富で買いやすい。こちらはトルクフルな走りが魅力で、燃費も優秀なのでオススメ。ガソリン車ならば「GLC 250 4MATIC」が探しやすいだろう。


新型が出たとはいえ、先代モデルもまだまだ現役。特に内装の質感はクラスでもトップレベルで、所有欲を満たしてくれる。
中古車参考価格帯:210万円~800万円(16年~23年 先代GLC・AMGを除く)


予算プラス100万円で後期型もターゲット!?
 モデルチェンジにより、今後は後期型も安くなる可能性が高い。現段階でも300万円台の物件が出てきており、以前と比べて買いやすくなってきた。内外装デザインはよりモダンになり、室内には高精細10.25インチのワイドディスプレイが装着されている。グレード別に見ると、こちらも前期型同様ディーゼル車の割合が多い。ただしPHEVは全年式をとおして買いにくいのが残念なところ。

中古車参考価格帯:320万円~800万円(19年~23年 先代GLC全グレード AMGを除く)


[BMW X3]300万円以下で現行初期型に乗れる
 2017年に登場した現行型。大型化されたキドニーグリル、音声認識やタッチスクリーンの導入で大幅に改善されたインターフェースなど、その進化の幅は大きい。現行型ゆえ相場もまだ高めだが、2021年以前の前期型なら200万円台後半の予算からねらうことが可能。物件の大半はディーゼル車となっており、特に2Lターボの「xDrive20d Mスポーツ」が多い。

中古車参考価格帯:260万円~880万円(17年~23年 X3全グレード)


[アウディ Q5]前期型なら現行型も積極的にねらえる
 アウディのミドルクラスSUVがQ5。GLCやX3をライバルとするが、こちらはシャープで精悍なエクステリアや高品質なインテリアが見どころ。2017年に登場しており、モデルライフ後半に差し掛かっている今、ねらうべきは2020年以前の前期型。300万円台半ばの物件が多く、低走行な物件が揃っている。グレードは2L直4ディーゼルの「40 TDI クワトロ」が豊富。

中古車参考価格帯:270万円~650万円(17年~23年 Q5全グレード)


積極的に走りを楽しみたいあなたに[SPORTY]

[ポルシェ マカン]あこがれのポルシェも初期型なら300万円台
 10年近くも販売されるロングセラーの現行型マカン。スポーツSUVとしての実力も高く、SUVながらもドライビングを存分に楽しめる1台だ。2014年発売時の新車価格帯は616万円~997万円だったが、現在は初期型ならば300万円台の物件も目立ってきた。グレードは多彩だが、最も多いのはベースグレードで、価格も安い。また、物件と価格のバランスがよい「ターボ」もねらい目。


撮影車は2015年モデルのマカンS。3LV6ツインターボを搭載し、最高出力は340馬力に達する。インテリアの仕立ても文句なし。
中古車参考価格帯:300万円~1400万円(14年~23年 マカン全グレード)


[ジャガー Fペイス]値下がり幅が大きいジャガーのスポーツSUV
 2015年に登場したジャガーのSUVがFペイス。ジャガーらしいダイナミックな走りが魅力で、2018年には550馬力を誇る高性能版「SVR」も追加された。発売当初は約600万円~1000万円の高額なモデルだったが、この年式の物件は大幅に価格が下がっている。現在は250万円が価格の下限となっており、400万円前後の予算があれば幅広く探せる。ディーゼルが選べるのも特徴だ。

中古車参考価格帯:250万円~1500万円(15年~23年 Fペイス全グレード)


リーズナブルな価格で手に入れたいあなたに[PRICE]

[フォルクスワーゲン ティグアン(先代)]100万円以下の予算でねらえるミドルクラスSUV
 輸入車SUVに乗りたいけど、少しでも予算を抑えたい人にオススメなのが、先代VWティグアン。発売は2008年と古いが、2011年のマイナーチェンジでデザインが一新された。前期型は流通量も少ないので、今ねらうならこちらの後期型。100万円以下の物件が多く、高くても200万円前後と非常に安い。グレードは、2Lターボ+4WDの「スポーツ&スタイル」がおすすめだ。


インパネまわりは、2023年現在の視点から見るとさすがに古さを感じさせる。しかしパッケージングは文句なしで、重厚な走りも特徴だ。
中古車参考価格帯:50万円~200万円(08年~17年 先代ティグアン全グレード)


[ボルボ XC60(先代)]物件豊富で探しやすい先代ボルボXC60
 いち早く衝突被害軽減ブレーキを導入するなど、安全性にこだわったミドルクラスSUVがボルボXC60。今回紹介するのは2009年に登場した先代モデル。全体的に相場が下がっており、100万円以下の予算でも広く探せる状況にある。2013年の改良でフロントまわりのデザインがリニューアルされたが、そちらは100万円以上の予算が必要。2Lターボの「T5 Rデザイン」が探しやすい。

中古車参考価格帯:50万円~300万円(09年~17年 先代XC60全グレード)

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みんなのコメント

4件
  • とにかく読みにくい記事だな
    車どうこうより物書きの勉強から頼む
  • このカテの日本車はフロントオーバーハングが総じて長くブサイク
    FFベースという事もあるがフロントに妙な加飾をするから更に長くなっているし
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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