目指したのは機械式VVC並みの使いやすさ
高機能と操作性を両立させた史上最高傑作
「目指すは銀座に行けるドリ車!」プロドライブのデザイナーが所有するS15クールビューティ仕様!
1987年に世界初の電子制御ブーストコントローラーとして誕生したHKSのEVC。その最新バージョンとなる第7世代モデルがついに登場した。その名はEVC7。前モデルのEVC6がデビューしてから約9年、そのマイナーチェンジモデルのEVC6-IR2.4からでも5年以上ぶりのフルモデルチェンジだ。
今回、EVC7を開発するにあたり、第一コンセプトとして掲げられたのが“イージーオペレーション”。
これはモデルチェンジごとに進められてきた高機能化の結果、操作が難しくなっているという声に応えたもので、マニュアルが無くても直感でセッティングできることを目指したのだ。
そのために採用されたのが、大型のプッシュスイッチ付きダイヤルを装備したディスプレイ。2.4インチのTFTカラー液晶パネル自体は従来と同サイズだが、表示デザインやフォント、文字サイズの見直しで大きく視認性が向上している。
そして、最も簡単な“イージーモード”なら、装着後に排気バイパスタイプの選択と最大ブースト圧を設定するだけですぐに使用可能。面倒な初期設定はいらず、スマホ同等の操作性を実現したわけだ。
ディスプレイ表示方式は2タイプの選択が可能で、情報を絞ったAモードと情報量の多いBモードを用意。なお、エンジン回転や車速などの表示には配線が必要となる。
最大ブーストやワーニング作動時などの各種ブースト設定は、従来のダイレクト入力からポイント式の入力方式に変更となった。
従来でも好評だった3次元マップによる制御は、チューナーからの要望を反映してメモリー数を4個に増加。季節や水温に応じた設定が可能だ。
さらに“プロモード”では、EVCならではの細かなセッティングも可能で、スロットル開度とエンジン回転または車速に応じた補正マップは従来の3つから4つへとメモリー数を増加。もちろん、スクランブルブーストモードも搭載している。
ハード面での注目は、何といってもEVCの伝統であるステッピングモーター式のバルブシステム。EVC7では制御CPUが新型の“EVCハイパーエンジンII”となり、さらに高速で安定したブースト制御を可能にしている。
ディスプレイ横にはUSB端子が用意され、通信ケーブルを用いる事でPCとの接続が可能だ。専用のブースト設定ツール「EasyWriter(無償ダウンロード可)」を使えば、より簡単に補正マップのセッティングが行える点も見逃せない。
「EVC6-IR2.4時代の高機能はそのままに、かつての機械式VVCのような直感的な操作性を目指しました。ポイント方式の設定となりましたが、車種別の標準的ゲイン値などは順次HPにて公開予定。スクランブルスイッチなど拡張オプションも用意していく予定です」と、HKS開発担当の本多さん。
シリーズとしては初となるCAN通信も採用し、これまで以上の拡張性も獲得。第二世代GT-Rやシルビア、RX-7など、絶版ターボスポーツモデルのアップデートチューニングにおいて、EVC7は欠かすことのできないパーツのひとつとなりそうだ。
●問い合わせ:エッチ・ケー・エス 静岡県富士宮市北山7181 TEL:0544-29-1235
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ビジネスとして成り立っていければ良いですね。