メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、フォーミュラEは「間違いなく価値あるもの」であると評価している。ウォルフは同シリーズの電気自動車によるレースを「本物のドライバーによるスーパーマリオカートのよう」と表現した。
メルセデスはHWAレースラボとのパートナーシップを通じ、2018/19シーズンに準備を進めた後に、2019/20シーズンからワークス参戦をスタートした。
ウォルフはチリのサンティアゴで開催された、直近のレースには姿を現さなかったが、昨年11月の開幕戦サウジアラビアには出向いた。
「とても楽しい経験だった」とウォルフは『Crash.net』に対して、フォーミュラEのレースを現場で見た感想を語った。
「初めて訪れたサウジアラビアで、メルセデスのフォーミュラEにおける旅路を始めるというのは、非常に特別なことだった」
「観客は素晴らしかったし、この国がどのように発展しているのかを目にした。予想していなかったことだ」
「そしてレースはF1とはかなり違う。それははっきりと言える」
「本物のドライバーによるスーパーマリオカート(注:ビデオゲーム)、という印象を受けた。開催する機会を与える価値があるものだ」
サウジアラビアのディルイーヤでの2度の表彰台フィニッシュと、サンティアゴでの6位入賞を達成したことにより、メルセデスのストフェル・バンドーンは現時点でドライバーズ選手権でトップに立っている。一方、チームメイトでフォーミュラEのルーキーであるニック・デ・フリースは現在11位につけている。
メルセデス陣営はフォーミュラEで生産的なスタートを切ったといえそうだ。
「ニックはすでに、チームのパフォーマンスに多大な貢献をしてくれている」とウォルフは語った。
「彼は非常に成熟しており、個人としてもレーシングドライバーとしても、うまくチームに溶け込んで、ストフェルのチームメイトを立派に務めている。それは素晴らしいことだ」
「我々は野望と期待に関して現実的な目標を掲げているが、それ以上の成果を出してきた。ドライバー両名がそのことに貢献してくれている」
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