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グレシーニ、ドゥカティと契約を延長。アレックス・マルケスも継続で、2024年のMotoGPラインアップ15人が確定

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グレシーニ、ドゥカティと契約を延長。アレックス・マルケスも継続で、2024年のMotoGPラインアップ15人が確定

 ロードレース世界選手権のMotoGPクラス参戦しているグレシーニ・レーシングMotoGPは、8月10日にドゥカティ・コルセと2年間契約を延長したことを発表した。さらに、アレックス・マルケスを、2024年シーズンも引き続き起用することも合わせて発表した。

 グレシーニ・レーシングMotoGPは、2021年までアプリリアのファクトリーマシンでMotoGPクラスに参戦していたチームだ。2022年シーズンからはドゥカティのマシンへとスイッチし、インディペンデントチームとして参戦を開始。エネア・バスティアニーニとファビオ・ディ・ジャンアントニオを起用して挑んだ。

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 開幕戦の第1戦カタールGPでは、バスティアニーニが優勝していきなりの活躍ぶりを示した。計4度の優勝を含む2度の表彰台を獲得してランキング3位、ディ・ジャンアントニオも、ルーキーながら第8戦イタリアGPでポールポジションを獲得する活躍でランキング20位で終えている。チームとしては、260ポイントの6位でシーズンを締めくくった。

 2年目となる2023年は、バスティアニーニがドゥカティのファクトリーチームに昇格したため、ホンダのマシンを駆っていたアレックス・マルケスが新たに加入し、継続参戦のディ・ジャンアントニオのコンビで戦っている。新加入となったアレックス・マルケスは、第2戦アルゼンチンGPでポールポジションを獲得し、決勝レースでは3位表彰台に上がった。そして、第9戦イギリスGPのスプリントレースでは初となる優勝を獲得した。

 ドゥカティのマシンを使用して参戦している2シーズンですでに5勝を飾り、3度の表彰台と3度のポールポジションを獲得している。そんなグレシーニ・レーシングMotoGPは、2025年末までドゥカティのマシンを使用して参戦することを決めたとアナウンス。そして、移籍1年目ですでに活躍を見せているアレックス・マルケスを、2024年シーズンも引き続き起用することも明かにしたが、チームメイトについては、まだ明らかにされていない。

 アレックス・マルケスの契約延長が確定したことで、2024年シーズンのMotoGPクラスにおけるラインアップは、継続参戦も含めるとすでに15人が決まったことになる。決まっていないのはLCRホンダとムーニーVR46レーシング・チームは2名のライダー、そしてグレシーニ・レーシングMotoGP、プリマ・プラマック・レーシング、GASGASファクトリー・レーシング・テック3の各1名のライダーだ。

■アレックス・マルケス
「続けられることができてとても嬉しい。僕の思いは常にチームに伝えてきたし、物事がうまくいけば、お互いを理解することも容易になる。来シーズンも一緒に走り続けることは、このマシンで成長し続けるための基本であり、このチームと一緒なら、それがより簡単になると確信している」

「そして、まずはナディアに感謝したい。そして、最初の瞬間から僕を迎え入れてくれたチーム全員に感謝したい。僕たちはこれからも成長し続け、サプライズを与え続けていこう」

■ナディア・パドヴァーニ(チームオーナー兼チームプリンシパル)
「アレックスは何よりもまず素晴らしい人です。彼を私たちのグレシーニ・ファミリーに迎え入れることができたことを嬉しく思っています。ドゥカティでの1年目で、彼はすでに優勝、表彰台、ポールポジションを獲得しており、ベストを尽くせることを示してくれています。来シーズンも継続できるよう、一緒に頑張りたいです。2022年に引き続き今年も、私たちが素晴らしいチームであることはすでに証明されています」

■ルイジ・ダリーニャ(ドゥカティ・コルセ ゼネラルマネージャー)
「グレシーニ・レーシングMotoGPが、また2シーズン、ドゥカティ・ファミリーに戻ってきたことを本当に嬉しく思います。このチームは非常にプロフェッショナルな組織であり、長年にわたって素晴らしい結果を目指すポテンシャルを発揮してきました」

「2022年は、デスモセディチGPで4つの素晴らしい勝利を達成し、今シーズンはアレックス・マルケスとともにシルバーストンで行われたスプリントレースで表彰台、ポールポジション、勝利を挙げることができました。私たちは今後さらなる成功を収め、レースごとに成長し続けることを確信しています」


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みんなのコメント

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  • 運営するにあたりCMを表示するのには仕方がありません。しかし記事が見にくい場所へ、そして消しにくいように表示するのには全く理解ができません。もうこのcar viewの記事は2度と見ません。今までありがとうございました。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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