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タイで右ハンドル新型CR-V爆誕! 1.5Lターボ&e:HEVを設定。それでも日本導入は無し!?

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タイで右ハンドル新型CR-V爆誕! 1.5Lターボ&e:HEVを設定。それでも日本導入は無し!?



2022年7月に北米で正式発表され、その後世界各地域で順次販売が開始されているホンダを代表するSUVであるCR-V。6代目となる本モデルは、2023年4月の時点で日本では販売されていない。そんな中、日本と同じ左側通行であるタイ王国で右ハンドル仕様のCR-Vが2023年3月20日にバンコクモーターショーの会場で発表された。右ハンドル仕様が出たのなら、日本でも!? と考えたいところだが、まずはその詳細をお届けしよう。

●文:月刊自家用車編集部

全グレードにAWDモデルを設定。e:HEV最上級モデルにはスポーティな「RS」グレードもラインナップするタイ仕様

ホンダCR-Vは、日本市場において初代から3代目までは順調に販売されたが、4代目は前期型のみ、5代目はモデルライフ中期から日本導入され、2022年12月に販売を終了している。6代目となる現行型は2022年9月に北米を皮切りに販売が開始され、その後中国やメキシコで発売を発表。さらに2023年3月20日にタイのバンコクモーターショーの会場でタイ市場での発売が発表された。

―― タイ仕様新型CR-V

今回発表されたタイで発表された新型CR-Vは、タイ王国が左側通行であるため当然右ハンドル。生産もタイ王国のHonda Automobile (Thailand) Co.,Ltd.のアユタヤ工場で行われる。ちなみにこのアユタヤ工場は、過去に日本向け9代目/10代目アコードを生産しており、2023年中に日本導入が噂されている11代目アコードの生産が予定されている工場でもある。

―― タイ仕様新型CR-V e:HEV RS 4WD

CR-Vタイ仕様のパワートレーンラインナップは、最高出力190PSを発生する1.5L直4ターボエンジンとシステム最高出力207PSの2L直4エンジンと2モーターを組み合わせたハイブリッドシステムe:HEVの2タイプとなる。駆動方式はどちらのパワートレーンにも2WDとメカニカルなAWDを設定。燃費性能は現地スペックで、1.5L直4ターボエンジンが最大14.3km/L、e:HEVが20.8km/Lとアナウンスされている。

―― タイ仕様新型CR-V

シート仕様は5人乗り2列シートのほか、1.5L直4ターボエンジン搭載車に7人乗り3列シート仕様を設定している。ボディサイズは全長4691mm、全幅1866mm、全高1681mm(2WD)/1691mm(AWD)、ホイールベースは2700mmで、5代目CR-Vに対し、全長が86mm、全幅が11mm、全高が1mm、ホイールベースが40mm拡大されている。

最上級モデルのe:HEV RS 4WDは、フロントグリルに「RS」エンブレムを装着。ボディ外周を覆う下部バンパーがボディ同色になり、ピアノブラックのサイドウインカー付きドアミラーやLEDリアフォグランプ、ボディ同色&ピアノブラックのリヤスポイラー、ピアノブラックのシャークフィンアンテナ、19インチの専用アルミホイールなどが装着された特別仕様となっている。

インテリアデザインは全世界で販売されるCR-Vと共通で、最上級モデルのe:HEV RS 4WDは、エクステリアと同じく特別仕様になっており、つや消しアルミニウムとピアノブラックのインテリアパッケージを装着。標準装備の本革シートや本革巻きステアリングには赤のステッチが入る。

先進安全装置もHonda SENSINGが全車標準装備され、さらに新マルチビューカメラシステムが最廉価モデルを除き標準装備される。インフォテイメントシステムは、9インチのApple CarPlay/Android Autoに対応したディスプレイを標準装備。最上級モデルのe:HEV RS 4WDには、新型ヘッドアップディスプレイや新型のカーナビゲーションシステム、12スピーカー搭載の新型BOSEオーディオシステムが搭載される。

タイ仕様は1.5L直4ターボエンジン搭載車に3グレード、ハイブリッドシステムe:HEV搭載車に2グレードがラインナップされている。現地価格帯は141万9000 バーツから172万9000バーツ。2023年4月4日時点の為替レートで、日本円で549万1453円から669万1137円。この価格には物品税が含まれているため、単純にタイ現地価格とは比較はできないが、日本へもしも導入されるなら装備仕様がある程度見直され、トヨタハリアーと同程度(312万8000~514万8000円※PHEVを除く)の価格設定になるのではないだろうか。

現在のホンダの日本市場向けSUVラインナップでは、ZR-Vが5代目CR-Vのポジションを担っているが、せっかくタイ王国での右ハンドル仕様の生産がスタートしたので、日本への6代目CR-Vの導入に期待したいところだ。最廉価の2WDモデル1グレード、最上級のAWDモデル1グレードという組み合わせでもいいので、前向きな検討をホンダさんぜひ!

<次ページ>タイで右ハンドル新型CR-V爆誕! 写真ギャラリーを見る#01

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