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【アストン マーティン祭り】後編 DB2/4 DB4 シリーズV V8 DB7 ヴァンテージほか

アストン マーティンV8(1973年)

執筆:Paul Hardiman(ポール・ハーディマン)

【画像】マーティン・オーナーズ・ミーティング カラム・ヴァンキッシュ25とヴァルキリーも 全78枚

撮影:Paul Hardiman(ポール・ハーディマン)/Mac Earey(マック・アーリー)

翻訳:Kenji Nakajima(中嶋健治)


オーナー:ポール&ジャネット・バリー

バリー夫妻は愛犬を乗せて、1989年以来大切にしているインペリアル・ブルーのV8で来場した。「幸運にも、これまで沢山のクルマを所有してきました。いつかはアストン マーティンが欲しいと考えていたんです」。ポール・バリー氏が話す。

「履歴が良く、走行距離の短いV8を発見できました。購入時は4万3000kmほど。現在は9万km近いです」

「1990年、妻の兄弟の結婚式のために、このV8を走らせました。それ以来、ウェディングカーとしてV8に乗ることは、妻の妹の子どもなど、親戚にとっての伝統になっているんです」

「最近はわたしの息子も、このV8を運転して自分の結婚式会場へ向かっています。小さなハネムーンにも利用していましたね」

「信頼性は高いです。でも、この会場へ入ってクラブハウスへ向かう途中、お恥ずかしながらタイヤが外れるアクシデントがありましたが。だいぶ以前、結婚式が終わった帰りにエンジンが始動しなくなったこともありましたね」

「アストン マーティンのレストアを手掛けるガレージ、パグズリー&ルイス社は、わたしの住む家の近所で創業したんです。8000kmを走った定期点検として持ち込んだら、請求額は614.59ポンドだけでした」

「パグズリー&ルイス社は移転しましたが、クルマは今でもお願いしています。2008年から1年ほどかけて、リビルドを行いました。以来2万km近く走っていますが、残念な思いをしたことは1度もありません」

アストン マーティンDB7 ヴァンテージ(2002年)

オーナー:ブレンダン・カニンガム

今回のイベントで多く参加していたのが、DB7。中でもブレンダン・カニンガム氏が2015年からオーナーのヴァンテージ・クーペは、一味違う。

V12エンジンに現代的なATが組み合わされるほか、細かな改良が随所に施されている。だが、細心の注意が払われており、まるでオリジナルのような仕上がりだ。

「フェイスリフトと呼んでいます。カラム・ヴァンキッシュ25と同じ6速ATに載せ換えました。GM社製の、6L80というユニットです」。オリジナルのZF社製のATでは、クーラントがATFに混入することがあるという。

「ギアボックス・デベロップメンツ社では、わたしのクルマを試験台がわりに、6速ATを搭載するプロトタイプ・システムを開発しました。ATのリビルドコストを大きく超えずに、遥かにモダンな制御システムも得ることができます」

「本来の走りを引き出せるといってもいいですね。V12 DB7のATは、常に妥協している感じがありましたから。白黒TVからカラーTVに変わったように違います」

ヘッドレストは、廃車から拾ってきたものらしい。「何のクルマのモノだったか、思い出せないんですよ」。とカニンガムが笑う。

シフトノブの周辺部品は、アウディTTからの流用。オリジナルより見た目が良く、ステアリングホイールにはジャガーのシフトパドルも取り付けてある。

リップスポイラーは、メルセデス・ベンツのとあるモデルから。現代的なブレード・ワイパーはフィアットで、ボンネットのエアスクープはジャガー由来だ。

「まだ手を加えるつもりです。遊ぶのを止められません。このクルマを欲しいと思うディーラーはいないでしょうけれど」

アストン マーティンDB2/4(1955年)

オーナー:ディラン・マイルズ

カーディーラーのディラン・マイルズ氏は、不動車状態でDB2/4を購入。レストアし、1956年のラリー・モンテカルロのプレートが似合うクルマへ仕上げた。

ケン・カーター氏というレースドライバーへ1955年に納車され、1956年のラリーへ出場している。だが、ルーフラックの荷物のあれこれは、当時積まれていなかったはず。オーナーが、雰囲気を高めるために追加した小道具だ。

カーターはクーパーのワークスドライバーを務めており、2度のラリー・モンテカルロへ出場している。だが1956年は3.0Lのアストン マーティンへ乗り換え、友人のロバート・ロプナー氏と参戦した。

クルマには、戦いの歴史を彷彿とさせるカーターのメモが残されている。オリジナルのラリー・モンテカルロ・レギュレーション・ブックも残っているという。

カーターは追加費用を払い、このDB2/4にDB3S用のシリンダーヘッドとツインエグゾーストも組んでいた。しかしレース後にクルマを売却する際、価値が下がるのを恐れて、改造のことは隠していたらしい。

会場にやってきたアストン マーティン・ファンの多くが、このDB2/4を初めて目にした様子。近年パグズリー&ルイス社によってレストアを受け、見事な姿がよみがえった。

「手放すつもりはまったくありません。できる限り、状態を保とうと考えています」

アストン マーティン・ラピード(2015年)

オーナー:ジョン&ハリー・コレット

現役モデルの中で注目を集めていた1台が、コレット親子が乗ってきたラピードだ。「初めてのアストン マーティンです」。と父のジョン・コレット氏が笑顔で説明する。

「6年乗っていますが、少し手に余るクルマでもありました。ですが英国車やV型12気筒エンジンに興味を抱くようになり、すべてがラピードに揃っていると気付いたんです」

「ディーラーのデモ車両で、ほぼすべてのオプションが載った状態。レザーのインテリアだけでも、7000ポンドも追加費用がかかっています」

「トランスミッションは第3世代のATで、とても滑らか。マニュアル・モードにし、シフトパドルで変速して運転しています。殆ど毎日乗っていて、走行距離は4万8000kmほど。維持費はさほどかかりません」

「定期点検では、1000ポンド(15万円)ほど見ておけば大丈夫。想像以上に実用的でもあります。乗り降りは少々難しいですが、リアシートの空間も十分広い。全長は長いですが、それ以上に全幅が少々問題になることはありますね」

「他にTVR V8と、メルセデス・ベンツAMGの63も所有していますが、それと比べれば燃費も6.4km/Lと、悪くありません」

アストン マーティンDB4 シリーズV ヴァンテージ(1963年)

オーナー:イアン・バークレイ

イアン・バークレイ氏は、DB4を50年も大切に乗り続けている。購入したのは1971年。それ以来、アストン マーティン・オーナーズクラブのメンバーだ。

「以前デビッド・ブラウンで働いていました。その経験からアストン マーティンを購入し、オーナーズクラブに入っては、と会長が勧めてくれたんです」

見事なオリジナル・コンディションのシリーズVで、ホイールが小さく、長く高いプロポーションをたたえている。直立気味のヘッドライトも、オリジナルのガラスレンズだ。このクルマを経て、DB5へバトンタッチした。

「1963年3月に登録されたクルマで、ジェームズ・ボンドがドライブするDB4/5と同じ、ニューポート・パグネルで製造されたクルマのはずです」

「ディーラーのHWM社が、J.S.ストップフォードという人物に販売していたクルマ。848 HYLのナンバーのまま下取りし、わたしが購入したんです」

「ストップフォードはより優れた夜間走行のために、ル・マン仕様のヘッドライトを指定したと聞いています。通常のDB4より、角度が起きているんですよ」

「手に入れたのは1971年。当時乗っていたフィアット124スペシャルとの、半ば交換で。HWMのショールームに並んでいたDB4と、同じ価格で買い取ってくれたんです」

「DB4で妻は子どもを幼稚園へ送りましたし、わたしは可能な限りイベントへ足を運んでいます。オドメーターの走行距離は12万8000km位を指していますが、これまで16万kmは乗っているはず」

「1990年にボディを全塗装しています。オリジナルのアイス・ブルーでね」

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