「WRX」らしさ重視の走行性能
スバルの米国部門であるスバル・オブ・アメリカより、2023年型「WRX」のパッケージングと価格が発表された。5代目となるWRXは、スバルシンメトリカルAWDシステムと、2.4L BOXERターボエンジンを搭載し、スリリングな走行を実現している。パフォーマンス値は、最大出力271PS/5,600rpm、最大トルク349Nm/2,000~5,200rpmとなっている。注目は、強力なトルクが幅広い回転数で出力されるワイドなトルクカーブだ。これによりどんな状況でも鋭いレスポンスを発揮する。
スバルが新型「クロストレック」の価格を発表! 税込266万2000円から
トランスミッションには、ギア比が最適化され、シフトフィールが向上された6速MTを標準で装備。また、スバル・パフォーマンス・トランスミッション(SPT)を搭載するAT車は、素早いシフトチェンジを発揮するアダプティブシフトコントロールが採用され、ブレーキング時のレブマッチダウン、コーナーでの理想的なギア比の維持、コーナー出口での素早いレスポンスなどを実現している。
新型WRXは、スバルグローバルプラットフォームを採用し、シャシー剛性の向上により、乗り心地とハンドリング性能を先代モデルから大幅に向上させている。フルインナーフレーム構造や構造用接着剤の増量などにより、強化されたプラットフォームは先代WRX比で、フロント横剛性を14%、全体のねじれ剛性を28%、サスペンション取り付け部の剛性を75%向上させている。
全体のボディスタイルとしては、アグレッシブなスタンスと精悍な表情を映し出すワイドボディデザインを採用。フロントには、スバルの象徴であるヘキサゴングリルに、コンパクトなLEDヘッドライトと幅広のフードスクープが配置され、ワイド&ローのスポーティなスタイルが強調されている。
室内には、SUBARU STARLINKマルチメディアシステムを搭載。オーディオ、クライメート、車両機能を一括で操作できる高解像度タッチスクリーンとして搭載されている。また、Apple CarPlay/Android Autoにも標準で対応し、Bluetoothハンズフリー電話、オーディオストリーミングも実装され、スマートフォンとのコネクテッドサービスがかなり充実している。
また、一部グレードにはなるが、最新世代のSUBARU STARLINK セーフティ&セキュリティ が搭載されている。自動衝突通知、強化ロードサイドアシスタンス、盗難車回収、車両診断アラート、クライメートコントロール付きリモートエンジンスタートなどの緊急サービスや便利な機能を提供するパッケージとして、車両の安全性をサポートする。
グレードごとの各種装備
2023年型WRXのグレードには、「ベース」、「プレミアム」、「リミテッド」に加えて、専用装備を施した最高級グレード「GT」が設定されている。順に紹介しよう。
■SUBARU WRX 「ベース」
ベースモデルでは、17インチアルミホイールに 6速MTミッション、ビークルダイナミクスコントロール(VDC)が標準装備されている。VDCは、コーナリング中などクルマが不安定になったときに、車載コンピュータ4輪個別のブレーキ制御、エンジン出力制御、AWDトルク配分制御などを行い、横滑りなどクルマの不安定な挙動を抑えるシステムだ。通常モードよりもドライバーのコントロール性を重視したトラックモードも搭載され、ドライバーが主体となる楽しいドライビングが実現されている。
車両装備には、ルーフラックに、60/40分割リアシート、ウェルカムライトにリモートキーレスエントリーを充実。コネクテッドサービスには、SUBARU STARLINK 7.0インチディスプレイ、USB-Aポート、Apple CarPlay/Android Auto、Bluetoothハンズフリー電話、オーディオストリーミングを搭載している。車両価格は30,605ドル(≒416万円)からとなっている。
また、トランスミッションをSPT搭載のATミッションにオプションで変更することができる。このパッケージにはさらに、アイサイト・ドライバーアシストテクノロジー(クルーズコントロール、オートビークルホールド、パドルシフト、SI-Drive、エレクトロニックパーキングブレーキ)が追加装備され、価格は32,455ドル(≒441万円)から。
■SUBARU WRX 「プレミアム」
WRXプレミアムは、車両パフォーマンスをランクアップした上級モデルだ。ダークグレー仕上げの18インチアルミホイールに、LEDフォグランプ、ボディ同色の薄型リアスポイラー、フロントワイパーと連動したヘッドライトのオートオン/オフ機能を追加し、ドライビングパフォーマンスをより豊かに。
また、「オールウェザー・パッケージ」が標準装備されており、これには、プレミアムシートにデュアルエアコン、リアシート用USB-Aポート、フロントシートヒーターなどが搭載されている。インフォディスプレイは11.6インチに拡大し、複数のアプリを2種類同時に表示できるスプリットスクリーン機能も追加されている。こちらのSPT-ATミッションパッケージには、トランスミッションオイルクーラーが追加され、35,155ドル(≒478万円)から
■SUBARU WRX 「リミテッド」
WRXのリミテッドモデルは、プレミアムから室内居住性をさらにアップさせたモデルだ。フロント/リアシートには、ウルトラスウェード素材の高級シート、ランバーサポート付きの10ウェイ電動シート(運転席)、電動開閉のサンルーフに、ウィンカー付きサイドミラーなどが充実している。インフォディスプレイは、プレミアムと同サイズの11.6インチモデルを搭載。車両価格は、37,495ドル(≒510万円)から。SPT-ATモデルには、プレミアム(SPT)モデルの全装備に加えて、リバースオートブレーキが追加され、39,745ドル(≒540万円)から。
■SUBARU WRX 「GT」
WRX GTグレードはその名の通り、スポーツ性能を高級グレードに盛り込んだグレードだ。コンフォート、ノーマル、スポーツの3つの設定が可能な、GT専用の電子制御ダンパーを標準装備。ドライブモードセレクトは、ステアリングフィール、ダンパー設定、SI-Drive設定など、最大430種類のカスタマイズを設定することができ、11.6インチディスプレイから設定することができる。また、マットグレー仕上げの18インチアルミホイールと245/40 R18 サマーパフォーマンスタイヤがGT専用装備として搭載されている。
レカロ・パフォーマンス・デザインフロントシートは、パフォーマンス走行時に乗員をしっかりとサポート。シートはブラックのウルトラスエードにレッドステッチが施され、シートバックにはレカロのロゴを配置。運転席は8ウェイパワー調整機能を備えている。また、ブラックのウルトラスエードがインテリアの随所に施され、パフォーマンスシートの高級感も申し分ない。なお、GTグレードはSPT-ATミッションを標準で装備し、価格は43,395ドル(≒590万円)からとなっている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
中古車バブル崩壊……その時あなたは何を買う!? 絶版国産[スポーツカー]ほしいランキング
クルマのヘッドライト「何時に点灯」させればいい? 「オートライト義務化」されるも過信はNG! 「秋冬の早め点灯」大事な理由とは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント