ハースのチームオーナーであるジーン・ハースは、今後5年間に渡ってF1への莫大な投資を続けるならば、競争力のあるチームとなるチャンスを確実に手にしたいと語った。
その発言はすなわち、ハースチームの今後のF1参戦が不透明であることを意味している。2016年の参戦開始当初からドライバーとして所属しているロマン・グロージャンは、ジーン・ハースの発言によって、チームメンバーが今後何をすべきかが明確になったと考えている。
■ハース、F1撤退の可能性も?「全てはシーズン序盤次第」だとチームオーナー
「少なくとも彼は物事を明確にした」とグロージャンは語った。
「『いやいや、我々はF1に参戦し続けるよ。全て順調だ』なんて言う人よりは良いだろう」
ジーン・ハースは以前から、F1参戦に関心が持てるのは、上位で戦うチャンスがある場合のみだと主張してきた。特にコンストラクターズランキング9位に終わった2019年の苦戦は受け入れ難いものだったという。
グロージャンは、ジーン・ハースの考え方は適切だと語った。グロージャン自身も、ただグリッドに並ぶためだけにF1に参戦したくないと考えているからだ。
「ジーンの考えは明確だ」とグロージャンは続けた。
「彼はハース・オートメーションのブランドをF1に持ち込んだ。そして今やこのブランドは多くの人々に知られ、良い評判を手にしている」
「彼がF1にやってきたのはモータースポーツが好きだからであり、彼は真の“自動車狂”なんだ。ハースに近い人間で2019年シーズンのF1を楽しんだ人がいただろうか? 彼の言ったことはとてもよく理解できるし、ポジティブに受け取っているよ」
「確かにメカニックたちは(オーナーの発言に対し)『本当に? これからどうなるの?』と思っていることだろう。でもチームの経営陣やドライバー、エンジニアは僕たちが今より良い仕事をしなければいけないことを分かっているんだ」
「仮にもしジーンがF1から手を引いても、チームはそのまま残るか誰かに買われることになるだろう。成功を収めた素晴らしいチームであり、効率的に働くことのできる人たちがたくさんいるからだ」
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