もくじ
ー 欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞モデル ボルボXC40
ー CMAプラットフォーム初採用 オートブレーキ機能付CTA搭載
ー 「T4」「T5」合計8モデル 価格389万円~
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欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞モデル ボルボXC40
ボルボ・カー・ジャパンは、東京都のボルボスタジオ青山で、コンパクトSUV「ボルボXC40」の日本発表会を開催した。
XC40の登場によって、ボルボのモデルのなかで90、60、40のラインナップが最初に完成したのが「XC」ということになった。
ジャパンプレミアの冒頭で、ボルボ・カー・ジャパンの木村隆之代表取締役社長は、XC40というモデルの位置づけを「90、60、40の関係は、価格の違いというバーティカルなものではなく、XC90の “重厚さ” に対するXC40の “軽快さ” というようなホリゾンタルな横の関係」と説明。
続いてボルボ・カー・グループから来日したマクシミリアン・ミッソーニ エクステリアデザイン統括バイスプレジデントは、XC90=ラグジュアリー、XC60=スポーティ、XC40=ファンキーと3種類のシューズにたとえてキャラクター分けを解説(写真)。XC40にはSF的、ロボット的なテイストを与えたと語った。
実車でみるXC40のエクステリアは、都会的なスタイリングながら、高い地上高と大径アルミホイールにより力強い印象を受ける。
全長✕全幅✕全高:4425✕1875✕1660mm
ホイールベース:2700mm
最低地上高:210mm
バッグ、テュッシュボックス、カード類 専用収納ツール
インテリアは、実用性とデザイン性を両立した整然とした空間。スマートフォン、タブレット、バッグ、ティッシュボックスといった手回り品のためのスペースを最適化したのが特徴だ。
バック:助手席グローブボックスにリトラクタブル・フック追加
大型ペットボトル/ノートPC:大容量ドアポケット
(低音用スピーカーをダッシュボードに移動)
スマートフォン:ワイヤレス・スマートフォン・チャージ付き収納
モバイル端末のケーブル類:センターコンソール脇に収納スペース追加
ティッシュボックス:センターコンソール内に収納スペース設置(ダストボックス併設)
カード類:ダッシュボード運転席側に差し込み式ホルダー設置
大きな荷物:大容量ラゲッジ(折畳み対応ラゲッジフロア/床下収納対応ラゲッジカバー)
CMAプラットフォーム初採用 オートブレーキ機能付CTA搭載
プラットフォームは、小型車専用として新開発された「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」を初採用。大型車用の新世代プラットフォーム「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」と同様に、サイズやパワートレインの自由度の高さ、高度な安全性や機能性を有している。
先進安全・運転支援技術については、16種類以上の機能を備える「インテリセーフ」を標準装備。
- 衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム
(右折時対向車検知機能、歩行者・サイクリスト・大型動物検知機能付)
- パイロットアシスト(車線維持機能)
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- 衝突時ブレーキ保持機能
- DAC(ドライバー・アラート・コントロール)
- LKA(レーン・キーピング・エイド)
- BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
- LCMA(急接近車両警告機能)
- オートブレーキ機能付CTA(クロス・トラフィック・アラート)
- RSI(ロード・サイン・インフォメーション)
- アクティブ・ハイビーム
- 360°ビューカメラ
- ランオフロード・プロテクション(道路逸脱事故時保護機能)
- ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避支援機能)
- オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)
- パイロットアシスト(車線維持機能)
- 被追突時警告機能(静止時オートブレーキ機能付)
XC40では新機能として「オートブレーキ機能付CTA(クロス・トラフィック・アラート)」を搭載。駐車スペースから後退して出庫する際、リア・バンパーに内蔵されたミリ波レーダーによって接近する車両を検知し、警告音でドライバーに知らせるとともに、必要に応じてオートブレーキを作動させ、衝突の回避または衝突被害の軽減を図る。
さらに、全車速追従機能付ACCを設定した130km/h未満の速度域において、運転支援機能「パイロット・アシスト」は、車線の中央を保持できるよう支援。渋滞中でも車線を維持するようにステアリング操作をアシストし、先行車や隣接車線の他車と接触するリスクを低減させてドライバーの負担を軽減する。単独走行中でも作動させることが可能だ。
「T4」「T5」合計8モデル 価格389万円~
パワートレインは2種類を用意。パフォーマンスを両立する新世代パワートレイン(Drive-E)として、出力の異なる「T4」「T5」2種類の2.0ℓ4気筒直噴ターボエンジンを搭載。駆動方式は、電子制御AWDシステムをベースに、「T4」エンジン搭載車にはFFモデルも用意した。
トランスミッションは、8速ギアトロニック付オートマチック・トランスミッションを採用し、なめらかな変速動作とダイレクト感のある走りを実現。また、将来的には、プラグインハイブリット、EVモデルも追加される予定とアナウンスされている。
インフォテイメントシステムは、ボルボ独自の「SENSUS(センサス)」を搭載。インパネ中央に配置された9インチのセンターディスプレイは、赤外線方式タッチスクリーンを採用しており、北欧生まれらしく手袋をしていても操作が可能。またドライバーが走行中に必要な情報は、12.3インチ・ドライバー・ディスプレイ(メーターパネル)にも表示。さらに、音声認識機能により視線の移動をすることなく、ナビゲーションの目的地の設定やエアコンの温度調整、メディアの操作などの幅広い操作を音声で行うことができる。
なお、「SENSUS」はApple社のCarPlayとGoogle社のAndroid Autoに対応している(一部グレードはオプション)。
また、オーディオシステムでは、力強い低音を再生する「エアウーファーテクノロジーTM」を標準装備。通常はドア下部に装備されるスピーカーをダッシュボード奥に設置することにより、キャビン内の収納スペースを確保。高音質な「haman / kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム」も設定している(インスクリプションに標準装備、他グレードはオプション)。
XC40の価格は、下記の通り。
・Drive-E 2.0ℓガソリンターボ(190ps:欧州参考値)
XC40 T4:389万円
XC40 T4モメンタム:439万円
XC40 T4 AWDモメンタム:459万円
XC40 T4 AWD R-デザイン:489万円
XC40 T4 AWDインスクリプション:499万円
・Drive-E 2.0ℓガソリンターボ(252ps)
XC40 T5 AWD R-デザイン:539万円
XC40 T5 AWDインスクリプション:549万円
XC40 T5 AWD R-デザイン1stエディション:559万円(完売)
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