唯一無二のグランドツーリングカー
LEVORG新章はじまる
【動画もあるよ】取材レポート#2/3_国際福祉機器展に行ってきた。福祉車両の“いま”と“未来”をレポート
スバルスタイル004号より
2013年10月30日、第43回東京モーターショーでのプロトタイプの世界初公開に先立ち、レヴォーグという名前が発表された。
当時のリリースによれば、『「LEVORG」の名称には、「LEGACY:大いなる伝承」、「REVOLUTION:変革」、「TOURINGの新しい時代を切り拓く」という言葉を組み合わせ、『”スバルの大いなる伝承”を引き継ぎながらも、次世代に先駆けた変革により、新たなツーリングカーの時代を切り拓く』という意味を込めました。』とある。
その2世代目となるモデルが、いよいよプロトタイプとしてSGPシャシーをまとい、10月24日から開催される第46回東京モーターショーに登場する。
これに先立ち、スバルから1枚の写真(次ページにて!)が公表された。暗闇の中に浮かび上がるリアビューとうっすら見えるシルエットは、新型レヴォーグ・プロトタイプのもの。グラマラスで一層のパフォーマンスアップをイメージさせる。実車が登場する前に、まずはこの写真から読み取れるものを考察していきたい。
現行モデルと見比べてわかる部分が主となるが、大きく10箇所を次のページでチェック!
1枚の画像から紐解く
NEW LEVORGの全容を予測
POINT 01
ドアノブの位置に
キャラクターラインがきた
最近のスバルのデザイン言語「Dynamic × Solid」そしてその進化形である「BOLDER」のもつ、前傾軸で、キャビン後方が絞り込まれた、前進感があるフォルム。タイヤの踏ん張りを強調するフェンダーを備えたアピアランスが見て取れる。結果、ショルダーラインが高くなったのか、全体にふくよかになり、フェンダーアーチがよりなだらかになった。ドアノブの高さが変わらなければ、ショルダーラインが上がってきたと考えるのが妥当なフォルムだ。
POINT 02
ルーフサイドに
プレスラインが入った
ワゴンでもよりアクティブでエレガントな印象のシューティングブレーク系(メルセデス・ベンツCLSなど)のフォルムを狙ったのか、サイドを走るプレスラインが、ルーフスポイラーの下端にむかって仮想のルーフがあるかのように、落ちてくる。これは見え方によってはルーフ後端がより下がったクーペワゴン的なフォルムに見える効果を発揮し得るテクニックだ。
POINT 03
クオーターウインドウの
形状をアップデート
最新スバルのデザインを踏襲するように、クオーターウインドウのラインが変わった。全体的に現行型の丸みを帯びたラインから、よりシャープに。さらにCピラーから後ろ、フォレスターやアセント、アウトバックでは底辺だけが駆け上がってくるが、新型レヴォーグ・プロトタイプは上辺も顕著に落ちてきているところから、ここでも、クーペワゴンのように見えるデザイン効果を狙っているのがわかる。
POINT 04
大きく、絞り込まれた
リアバンパー
この新型レヴォーグ・プロトタイプの写真では、リアバンパーのナンバー左下の端から、テールレンズに向かってせり上がるプレスラインの下側を黒く塗りつぶしたように見える。隠れている部分をそのまま素直に受け取ると、2018年にジュネーブ国際モーターショーで公開されたSUBARU VIZIV TOURER CONCEPTのように、ラウンドしたリアフォルムにクサビ形を多様したようなプレスラインが考えられる。もしそうなら、リアビューは現行レヴォーグから、大きく変わりそうだ。
POINT 05
リアドアの
パーティングライン
リアフェンダーを見てみると、アーチラインが真円ではなく、台形に寄ったものになっている。また、パーティングラインがフェンダーアーチの部分に乗っている。これは歴代VIZIVコンセプトでも見られた手法。ここだけを見ると、SUV系のモデルが登場するという可能性も見越したデザインなのかもしれない。
POINT 06
リアコンビランプに
センターガーニッシュが
刺さるデザイン
フォレスター、アセントなど、リアゲート中央のリアガーニッシュがの左右がテールレンズにくい込むような最新ディテールがレヴォーグにも採用されそうだ。
さらにフロント周辺をチェック!
現行レヴォーグのリアスタイルとは明らかに異なるポイントを紹介!
POINT 07
クオーターウインドウの
下側にモール追加
現行型では、アフターパーツなどでも人気のウインドウモール。そんなミッシング・リング的なパーツがいよいよ標準装備となるか。
POINT 08
ウインドウまわりの
メッキ加飾
写真のAピラー部分が黒く影になっている。ここにもメッキ加飾のモールがありそうな雰囲気なので、もしかしたらサイドウインドウ全周にメッキ加飾が入るのかもしれない。さらにこの位置は現行型では、ウインドウが分割されるピラーの立つ位置でもあり、新型でもそれが踏襲されると見ていいだろう。
POINT 09
ドアミラーの形状と
カメラ位置
ドアミラーの形状は現行のラインアップのいずれとも異なり、最新のものとして北米仕様の新型アウトバックと比べても、こちらはドアモールとつながるデザインなので異なっている。またカメラ位置がより側面を向いたものに変わっているように見えるので、より広範囲を映し出す仕様になったかも。
POINT 10
見えないフロントフェンダーと
サイドスポイラー
現行型では標準装備のサイドスポイラーだが、この写真ではフロントドアとフロントフェンダーの間のスペースがあまり広くとられているように見えないことから、その造形に注目したい。総じてボディの下方が黒く塗られていることから、アンダー部分はもしかすると大胆な絞り込みから張り出したサイドステップやリアディフューザーというダイナミックなデザインになっているのかもしれない。
期待高まる新型レヴォーグ
もちろんスバルスタイル005号で総力取材するぞ!
たった1枚のカットから、推測も含めて読みとれそうな部分を並べてみたが、いかがだっただろうか。古くはレオーネ・エステートバンに始まり、レガシィ・グランドワゴンが乗用四駆のユーティリティの高さを北米市場で認知させ、その後のラインアップでクロスオーバーSUVというジャンルを世に知らしめたスバル。いっぽうで、こちらも連綿と続くグランドツーリングカーとしての、ツーリングワゴンの系譜。その最新モデルであるレヴォーグが、この秋、いよいよ耳目に触れることになる。スポーツカーと言う意味ではない、本来のGTの名を今も体現するクルマは世界を見渡しても、このレヴォーグしかないだろう(そういう意味ではBRZのGTグレードは微妙!?)。まずは10月末より開催される東京モーターショーを期待して待て。
スバルスタイル vol.004より
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