BMW 320i(E36):信じられないBMW 320i、わずか1,582kmのタイムカプセルがオランダで売りに出されている。そして、その値段は?
車は乗り物であり、乗り物は運転されるべきものである。にもかかわらず、ほとんど乗られない悲しい人生を送る車もある。価値保持のために罪深いほど高価なコレクターズアイテムではごく普通のことでも、生計を立てるための車では例外なのだ。その例外のひとつが、この28年落ちの「BMW 320i」で、走行距離はわずか1,582kmである!
【激レア】メルセデス・ベンツとして誕生したにもかかわらず星を付けることは許されない チューニング界の最も輝く星「アローC1」でのドライブ!
「BMW E36」は多くのファンを持ち、初期型はすでにH(クラシックカーライセンス)ナンバーを取得できるため、現在では公式にクラシックカーとされている。ただし、オリジナルの状態であることが条件だ。
改造されていないオリジナルの状態オランダのBMW専門店「オルデンザールクラシック(Oldenzaal Classics)」が販売している外装色「コスモスブラックメタリック」の「320i(E36)」のコンディションは、おそらく世界で唯一無二のものだろう。なぜなら、我々が話しているのは、実質的に28年前の新車という、正真正銘のタイムカプセルだからだ。
このE36は、28年間で1,582kmしか走っていない。1996年7月8日、オートエアコン、アラームシステム、電動ウィンドウ(ただしラジオはなし!)を備えた「3シリーズ」は、BMWの工場から出荷された。その後、数kmしか走らず、暗く乾燥した場所に駐車され、何年も経ってから再発見された。
まるでおとぎ話のような話だが、まさにそんなことが起こったという。これはディーラーが広告の説明で伝えていることである。また、非常に豊富なフォトギャラリーをクリックする余裕があれば、この話が実際にありそうな印象を受けるだろう。
完璧なコンディション「E36」のコンディションは完璧と説明されているが、写真を見てもそれは間違いない。下回りもホイールアーチも、まるで一度も動かされたことがないかのようだ。磨耗の跡は?微塵もない!さび?これもない!
6気筒は新しいガソリンポンプと新しいフルードとフィルターが与えられた。オルデンザールクラシックはこの車を探し出し、悲しい運命から解放し、販売するために入念に準備した。バッテリー、燃料ポンプ、すべてのフルードとフィルターを交換した後、150馬力の2.0リッター6気筒エンジン(M52)はすぐに息を吹き返した。
スピードメーターは1,582kmを示しており、年間走行距離は56.5kmという驚異的な数字である。「ウールベロアグレー」の繊細な内装は新しい。インテリアにもわずかなキズもない。
装備はシンプルだ。ラジオはないが、電動ウィンドウとオートエアコン。BMWの「E36」は1990年から2,000年の間にサルーン、ツーリング、クーペ、コンバーチブル、コンパクトバージョンで合計約270万台が販売されたが、この個体はおそらく世界最高の1台だろう。
E36の価格はこれくらいこの高値もうなずける。ディーラーはBMWに27,500ユーロ(約467万円)を要求している。大金だが、非常に特別な車でもある。そして、コレクターたちは、大量生産されたはずのクルマにこれだけの金額をかける用意があるのだ!しかも「オルデンザールクラシック」は、外装色「カリプソロットメタリック」の走行距離のさらに少ない同様の「320i」を販売している。
確かにオドメーターは1,573kmを示している。したがって、BMWファンはあまり長く考えてはいけない。しかし、新しいオーナーがこのタイムカプセルをどうするかは疑問である。この「E36」に乗るのはもったいない?それとも・・・?
Text: Jan GötzePhoto: Oldenzaal Classics
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「右車線ずっと走って何が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「捕まるよ」「違反です」の声も…投稿者は「後ろから煽るほうが悪い!」と主張 法律ではどちらが正しいのか
新車160万円切り! スズキに「MT搭載の“本格”四駆」あった! もはや「ジムニー超え」な“高性能4WD”×デフロックが凄い! 2ドア仕様の「悪路に強いモデル」とは
32年ぶり復活! 新型「コンパクトSUV」に反響多数! “カクカク”ボディの「旧車デザイン」に「カッコイイ」の声も! 新型「4(キャトル)」フランスで発表され話題に
トヨタ「“4人乗り”軽トラ!?」登場! 格納「2階建て構造」で”広すぎ空間“実現!? 「対面座席」&テラス席もあるMYSミスティック「ミニポップビー」お台場で実車展示
なぜ「“背の低い”ミニバン」不人気になった? 「ウィッシュ」「ストリーム」はめちゃ売れたのに… 今では「超苦戦中」! スタイリッシュな「低高ミニバン」消えた理由は
「右車線ずっと走って何が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「捕まるよ」「違反です」の声も…投稿者は「後ろから煽るほうが悪い!」と主張 法律ではどちらが正しいのか
なぜ日本人はBEVを買わないのか? 世界で乗用車新車販売比率18%だけど日本だと1.8%な理由
「知り合いの女の子が、軽自動車に軽油を入れて動かなくなってしまった」 ガソスタでの減らないトラブル、どうする? 元店員の「間違え」とは
「横断歩道で譲らないクルマ多すぎです。『止まれ!』と叫んでもいいですか?」質問に回答殺到!?「分かる」「ルール知らん人多すぎ」の声も…法律ではどう書いてあるのか
トヨタ新型「カクカクSUV」登場! 「ハリアー」サイズで初の“画期的機能”搭載! 新型「bZ3X」中国投入へ! どんなモデル?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
マトモに走らせるのに、かなりの大金が掛かると思います。
そのまま自動車博物館に寄贈したら?
30年保管する労力にはとても見合わない気がします。